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業務日誌ダイジェスト(ネタバレ有)

今回は通常の更新ではありません。

以前うろな企画参加者の間で検討されたダイジェスト版を作ってみました。

後日章立てなんかも再編成して作品上部に持っていく予定です。

プロローグ


新米中学校教師の清水渉(しみずわたる)は憧れの先輩教師梅原司(うめはらつかさ)にアピールするため、うろな町の新町長(シュウ 『うろな町』発展記録)が立ち上げた「うろな町の教育を考える会」の連携担当に立候補し、その直後驚く梅原の前でその本性の片りんを示す。


5月26~31日


手始めに学校巡りをすることにした清水は梅原と共に、うろな南小学校・北小学校を周りながら、両校の担当である小林果穂(かほ)拓人(たくと)夫婦と親交を深める。その後うろな高校では担当の田中

倫子(みちこ)の強硬な態度に苦労するも、梅原の教師としての決意に触発されて復活。中2病的話術「無間封頼殺(むげんふうらいさつ)」で相手を丸め込み、今後の協力をとりつけることに成功した。


6月1~3日


事前に梅原が猫好きであることをリサーチした清水は猫を飼うことをだしに梅原を自宅に連れ込むことに成功する。梅原を騙して猫耳コスプレをさせるなどやりたい放題だったが、梅原をお泊りさせたのにも関わらず、病弱な飼い猫梅雨(つゆ)に対する純粋な母性を見せつけられ、何もできずに夜を明かす羽目に。その代わりといっては何だが、朝ご飯やお弁当を作ってもらうことに成功するなど、二人の仲はしっかり深まったのであった。


6月4日~9日


学校に続いて商店系を回ることにした連携担当二人組。商店街では梅原のアイドルぶりに驚くと共に、弟分となるおもちゃ屋店主高原直澄(たかはらなおずみ)と意気投合し、スーパーではその兄で有能ツンデレな高原直樹(たかはらなおき)から貴重な情報を得るなど順調にそのネットワークを広げていった。直樹のアドバイスからショッピングモール営業課長の鹿島茂(かしましげる)の危険性に気づき、その泣き所である最愛の妹鹿島萌(かしまもえ)へのリサーチも駆使して、うろなの未来を左右する、その真の狙いを看破する。ショッピングモールに乗り込んだ清水は、事の真相について鹿島に問いただすと共に、超コネ技「極高重落撃きょっこうじゅうらくげき」によって、鹿島の関わっていた「高速道路建設事業」を完全にストップさせてしまう。逆上した鹿島に対し、もっとも大事な妹の存在を改めて思い出させるが、その後力尽きてしまう。熱にうなされる中で、彼は忘れかけていた父の言葉を思い出し、梅原の献身に家族のぬくもりを感じるのだった。


6月12日~17日


さらにうろなを知るために、町の東西南北を駆け巡る二人。その中で互いの絆をさらに深めていくが、西の森でのSOSを受け、前田鷹槍(まえだたかやり)、運送屋賀川らと共にアトリエで重病となってい少女、宵乃宮雪姫(よいのみやゆき)(上記3名 桜月りま うろな町の森に住んでみた、ちょっと緩い少女のお話)を医師法違反スレスレの手技、そして「森の助け」も得て救出する。力尽きて倒れた清水に落とされるひと時の温もり、それこそが彼が手にしたかけがえのない「森の祝福」であった。


6月19~22日


救出した雪姫や鹿島の妹萌への見舞いなどを済ませた二人は町役場を訪れてこれまでの成果を町長に報告する。その後「教育を考える会」において、各地の担当者と意見を交わした二人は、これからも「二人」でうろなのために頑張ることを誓い合うのだった。


7月6日~8月11日


大盛り上がりとなった夏祭り。祭りを盛り上げるために駆け回った二人はその勢いのままに一歩先へ進むこととなる。その後急に積極的になった梅原の態度や急な体調不良に振り回されながらも、引き続き町の各地を回って住民と触れ合う中で、清水は梅原への想いをさらに深め、彼女との結婚を決意するのだった。


8月12日~15日


梅原との結婚を真剣に考えていた清水は、梅原の親友小林果穂に呼び出され、重大な事実を伝えられると共にその決意の程を認められる。しかしプロポーズをしようと家に帰ってみると、梅原は自身の姉、斉藤薫(さいとうかおる)に実家へと連れ去られた後だったのである。梅雨を前田家に預けた清水は、故郷である海江田に戻って、実家で待っていた梅原にさっさとプロポーズしようとするも上手くいかず、逆に家族の前で梅原の妊娠をばらされてしまう結果となる。その後母清水瑠璃子(しみずるりこ)との対話を通して亡き父清水香(しみずこう)の想いを受け止めた清水は、ついに梅原にプロポーズするのだった。


8月18日~9月2日


うろなへと戻った二人は町役場に居合わせた多くの人の祝福を受けながら、入籍した。その後バザーで多くの不思議な人物たちと出会ったり、始業式を引っ掻き回した末に結婚と梅原の入籍を発表するなど、賑やかでありながらも、穏やかな新婚生活を迎えられる・・・その時はそんな風に考えていた。


9月23日~10月26日(修行編)

生まれてくる赤ん坊と暮らすための新居に引っ越した二人だったが、引っ越しの直後清水が暴漢に襲撃されてしまう。その暴漢の正体こそ、二人の結婚に納得がいかない梅原の父、勝也(かつや)であり、清水に決闘を申し込むのだった。剣道の達人である勝也に対抗するため、清水はうろなの達人たち、そして人外の存在にすら教えを乞い、過酷な修行の果てに、ついに勝也を倒す最終奥義を手に入れるのだった。


10月27日(決闘編)、11月4日


決闘本番、会得した数々の技を駆使して勝也を翻弄する清水であったが、勝也の圧倒的な実力の前に、ついに膝を屈してしまう。折れかけた彼の意志を蘇らせたのは、死せる魂とこれから生まれてくる魂の声なき叫びであった。己の戦う意味を再度その手にした清水はうろなの全ての力と梅原への愛を結集して、ついに勝也を打倒したのであった。勝也からもその後和解の印が示され、二人は皆からの祝福を受けて、結婚式を挙げられることになったのである。


11月30日 結婚式

(完結後追加)



ダイジェストってどう考えたらいいのか分からなかったのですが、長い話なので、途中まで読んでてもここまで読んだなと見直せるように、

話の区分ごとにまとめていきました。


完全に作品を初見の方が見る場合、途中まで読んだ方が見る場合、全て読んだ方が振り返る場合、それぞれダイジェスト版に求める要素は異なると思いますが、是非いろいろご意見をいただけたら幸いです。

もちろんうろな企画参加者の方がコラボする上でこうなっていた方がいいという意見も大歓迎です。


せっかく出来たうろな企画の輪を広げる、多くの読者の方が作品を読みやすいようにする第一歩にしていければと思います。


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