1章9
しばらく投稿できなくてすみません;-;
学校が忙しくなってしまい、趣味に打ち込めないというのはつらいものですね。
ということで、生徒会の仕事の関係でまた何時あげられるかわかりませんが、今後ともよろしくお願いします^-^
「あの、それで俺はどうすればいいんですか?」
「え、何のこと?」
優香の母親はきょとんとしている。
「何って……どう呼べばいいのかという話です」
俺が最初に話したことからずれて、どうやら優香の母親は事の始めを忘れているらしい。
「だからさ、健汰。この人のことは変態とか変人でいいの」
「…………………」
俺は優香の言葉をスルーして、優香の母親の言葉を待つ。
「それじゃあ、華結良さんでいいかな。あ、お母さんでもいいわよ」
「またぶり返す気ですか? じゃあ、よろしくお願いします、華結良さん」
「どうやら健汰も母さんの扱い方が分かってきたようね」
優香は頷きながら当然のように言い放つ。これがまた、口喧嘩に発達するものだとは考えずに。いや、ここまでくると、故意でやっているようにしか思えない。
「それで、付けているやつどうするんだ? 遊んでいる場合じゃないよな」
「あぁ。そうだったね。とりあえずここにある武器から好きなのを選んで、入り口で待ち伏せよう。おそらく付けている人はせいぜい1階を巡回しているだろうし」
「え? 何でだ? 追い詰めた方が効率的じゃないか?」
「あぁ。それは駄目だね」
俺は優香とこの場をどう切り抜けるか話していると、華結良さんが首を突っ込んで来る。
「だってさ。これはゲームじゃないんだよ。単なる殺し合いで効率的とか勝率が良いとかは関係ない。必要なのはただ油断しているところを1発で仕留めることだけ。そして、敵に気付かれないように存在を消すこと。それ以外を信用した瞬間、その人は必ず死ぬ」
「…………………」
俺は何も言い返せなかった。もしかしたら俺はここをまだゲームだと思っているのかもしれない。華結良さんの言葉は俺の甘さを見透かしたようなものだった。
待たせてしまったのに内容が少なくてすみません
次はもっと書いて投稿します^-^