第41話 異世界日本に帰る前の日
大衆居酒屋では、仕事の一息ついた党の人達がお酒を飲んでいた。
「今日は、総理に代わって奢ってやる!」
「今日は丸川秘書が、奢ってくれるらしいからなくさんやるぞ!」
「「ほぉぉー!!」」
しかし、悲劇が起ころうとしていた。
プルプル。
飲み会している時に山田そじょう総理大臣に知らないところからメールが来た。
「ちょっと、席離すわ。伊藤博文さんが研究所に行くかもしれないかもな。ガハハハ!」
「ちょっ、山田さん冗談キツイすわ。ゴハハハ!」
と、笑いながら、トイレに行くとガラケーを開くとこんなメールが送られていた。
「件名・山田そじょう先生へ
はじめまして。山田そじょうさん。
まず、お前と丸川秘書を寄越せ。
くれないと、目玉をほじくるぞ?
転生の研究をするためです。
総理のあなたならわかるよね?
明日夜2時よろ。
研究員 一一一一より」
山田そじょう総理大臣は、酒に呑み込まれていたのに、静かな怒りをすぐに覚えた。
「研究のために命を使う?ハ…命は平等だよ。
何言っているだこいつ本当に…研究熱はたくさんあるけど感情を忘れたのかよ…」
ぼそっと言い、元の席に戻った。
「お!戻ってきた!居酒屋はまだまだ続くからな!!」
伊藤博文は元気にお酒を飲んでいた。
「そうだなー!!明日から総理大臣と党代表だ!がんばれ」
「え?」
「丸川秘書、今日二次会は参加しないぞ。」
「なんですか、奥さんいるのにプリン(不倫)は駄目ですよ。」
丸川秘書が、冷静に返した。
「違う違う。明日、異世界日本に帰るための手口を探すぞ」
「え?なんで」
「このメールを見るとわかる。」
丸川秘書が確認して、険しい表情になった。
「…今日は帰ります。すみません。」
「お、オゥ。プリンはやめてね」
「「こいつとプリンなんて無理だよ!」」
そう言って、2人は自由党本部に帰ると資料整理をしていた。
「この資料とこの資料は持って…」
「この資料は保留して…」
「引き継ぎをして…」
そう言って、地獄の資料整理をしていた。
2人は作業しながら、思った。
明日の夜明けは、別れの時なのかもしれない。
続く!




