文系右翼の戦士・理系左翼の兵士 この二者は、何時から対立したか?
タイトルに書いた、この二者による戦いは、いつから始まったか。
1 対立理由。
2 対立紀元&三つの時代。
このようにして、解説します。
1 対立理由。
さて、虹の戦士と私は同一視する、戦士型・人間ですが。
右翼と左翼の定義は、フランス革命時に決まりました。
右側に、保守派が集まる。
左側に、改革派が集まる。
それ以来、このように言われるように成りましたが。
タカ派・ハト派~~保守派・改革派などと言った言葉が存在するようにです。
昔から右翼と左翼による対立はありました。
神話や歴史上では、アダムとイブの頃から始まりかけてましたね。
カインとアベルからも縄張り争いで、対立は存在したでしょうが。
2 対立紀元&三つの時代。
アダムとイブ達が暮らした、エデンの園・・・ホピ族で言えば第一世界で起きた話ですね。
この辺りを、今から解説しましょう。
この遊牧民と農耕民による対立ですが。
自然と暮らす遊牧民・富栄える農耕民では、考え方や生活が違いますね。
さて。
《1》 アダムとイブ達では、知恵の木に生えた実を食べたと有ります。
いわゆる、バナナ型神話ですね。
知恵の木に生えた実を食べたとは、農耕民として栄えてしまった事を意味しているのでしょう。
木を植樹したり、種を植える事で生活が安定してしまった人類は、仕事をサボるようになります。
そうして、享楽的に生きていた彼等は次に自然に生えた果実も食い尽くそうとした。
或いは、生活が楽になったことで食べた分は植樹し直せばいいと考えたのでしょう。
こうした甘い考えを、蛇サタン&イブ、カトヤ&モクニ~~と言った存在が人々に教えたのかと。
さらに、生活に余裕が出て人口も増えた彼等は、より豊かな暮らしをしようと。
他所の地域に植えられた作物や自然に生えた植物を奪い取ろうとします。
このようにして、生活が豊かに成りすぎたことで起こった怠け者化した人類。
或いは、豊かになったことで更なる優美な生活を送らんと戦争した。
これらの話が、アダムとイブや第一世界で起きた話だった訳です。
《2》 次は第二世界にして、カインとアベルを語ります。
どこかのサイトで見たんですが、遊牧民族と農耕民族は考え方が違うと。
まあ、下記はカインとアベルの解説で書きましたが、今回はより詳細に語ろうかと思います。
遊牧民は、常に移動しながら自然の恵みで生活する。
農耕民は、田畑を耕しつつ作物を収穫して生活する。
遊牧民は、故に生活が安定しないので常に獲物や果実を求めて移動し続けます。
農耕民は、作物さえ作っていれば食べ物に困らないので移動しません。
そこで、遊牧民は無闇に人口が増えるようなセックスはしません。
また、感染症にかかると困ると言う理由もありますね。
これらの理由から、ユダヤ教&キリスト教は一夫多妻を禁じたのです。
また、そう言った理由から子供は貴重な存在なので、生け贄に捧げる真似は基本的にしません。
一方、農耕民は子供や人口が増えると田畑を作る作業が楽になり、また収穫も多くなります。
それに、子供作るセックス自体を田畑を作り作物を収穫する作業と同じ物だと考えた見たいです。
さらに、それを神聖なる儀式として乱交を行ったり、神殿娼婦と言う職業が作られました。
イエス・キリストの母親マリア、また彼が妻とした女性もマリアでした。
妻である方は、出身地である町名をとって、マグダラのマリアと呼ばれます。
彼女も、性的に乱れた生活を送っていたために娼婦を意味する罪深き女と呼ばれたとも。
実際には、神殿娼婦として働いていた事から、イエスが解放したのでは無いかと。
少し話が逸れましたが、ようはセックスは子供を生産する作業であり、聖なる儀式だと。
古代の農耕民による都市国家では考えられており、娼婦は立派で神聖な職業と考えられたと。
まあ、それで子供を含む人口が増えすぎますね。
ゆえに、増え過ぎた人口は子供を生け贄に捧げることで神に感謝しつつ、口減らしも行えます。
こう言った考えや、それを実行させた神々や王様に率いられた、農耕民族。
彼等を、少数の子供を大事に育てる、ユダヤ民族やホピ族など遊牧民族は強く批判します。
よって、この対立が決定的となった時期こそ、カインによるアベル殺害です。
農耕民カイン・遊牧民アベル。
富める人々・少数の人々。
アマテラス・スサノオ。
アテナ・ポセイドン。
イシュタル・エレシュキガル。
この時期、対立が表面化して激しい戦争が行われました。
どの話でも、遊牧民と農耕民たちは儀式を行い、また戦争や強姦を行います。
これは、互いの民族が、戦争により女性を捕虜として誘拐した事や襲撃を繰り返した事だと。
《3》 堕天使エグリゴリ&巨人ネフィリムの暴虐も、遊牧民と農耕民による戦争だった。
堕天使エグリゴリですが、実際には中東神話の神々をユダヤ教で堕天使にしました。
また、巨人ネフィリムも神々と人間が結婚したことで生まれた、混血した王様や英雄でした。
堕天使エグリゴリ・実際には中東神話の神々は、実在した人物でしょう。
また、巨人ネフィリムも実在したのは山みたいな巨体を誇る怪物ではなかったでしょうが。
ユダヤ・キリスト教、アステカ辺りの神話だと。
最初は偉大な戦士だったとか、一緒に仲良く生活していたが、寒くなり巨人達が暴れだしたと。
詳しい理由は、寒くなった事で巨人達が食べる食料が無くなったので、人肉を求めたと。
まあ、全員が悪魔のようだった訳ではないです。
後に、ユダヤ教から偽の神あつかいされるバアルも、実際には生け贄にされた女性を救ってます。
中東神話のバアルは、妹であるアナトを。
日本神話のスサノオは、クシイナダ姫を。
この両者を、私は同一視してますが。
また、ユダヤ・キリスト教にて、ネフィリムだと言われている方々ですが。
確かに悪い事をしたり、良い事をしたり、トリックスターのような事をします。
中東神話に登場する、ギルガメッシュ王。
ギリシア神話のペルセウス・ヘラクレスなど。
彼等も、海神や河の神に生け贄として差し出された女性を救出します。
これ等の話も、寒冷化により食料難から悪逆を働いた人類や神々による戦争だったと。
または、雪融けした氷河融解水による山脈から流れてきた大洪水。
それにより、都市や村が破壊されてしまい、水神を恐れた人々が生け贄を捧げたと。
生け贄を捧げたり、人肉を食らうなどは食料難にるものですが。
神に対する供物に、人間を与えると言う行為を、農耕民は既に前の時代から行ってましたね。
カインとアベルの頃から。
供物を捧げる、細かい理由は天変地異による海からの大津波・氷河融解による河川氾濫など。
それらに対する、海神・河神への生け贄を提供することで、自然災害を抑えようとしたワケです。
また、ヤンガードリアス期以降、寒冷化した世界では作物が育たなかった事。
自然の恵みである野生動物、山に生えるキノコや山菜に果実が、減ってしまった事。
これらの理由から、かつて優れた戦士たちも戦わざる終えなくなり、戦争&人肉食いを行ったと。
しかし、都市部や都市国家の人々はソレが顕著だったと思われます。
理由は、河川や海岸沿いに都市は発展します。
何故かと言うと、河川や海辺は漁業が行えますね。
海上・水上を利用して、船により遠方との交易もできます。
さらに、河川が近くならば水を作物に、海辺なら海藻を取る事ができます。
こうして、発展した農耕民族の都市部が食えなくなった事で、上記に書いた戦争&人肉食いが。
一方、遊牧民族は普段から質素な生活を送り、中世異世界物に登場する冒険者みたいに旅します。
つまり、ギリシア神話の英雄ペルセウス・ヘラクレス達も、同じであったかも知れないと。
厳密には、二人のような英雄たちは遊牧民族ではなかったかも知れないですが。
彼等を含む、遊牧民族の人々も旅しながら都市国家による暴虐から、供物にされた女性を救ったと。
生け贄にされた女性は、同じような地方の田舎から連れ出された人々も多かったでしょうし。
まあ、生け贄や人柱自体は世界中のあらゆる場所で当時は行われていた見たいですね。
長くなったので、次回に続きますね。




