黙示録の戦い……ハルマゲドン……イエスの再臨?
《1》 7つの封印。
聖書・黙示録にある神による7つの封印。
これは、パトモス島に居た、ヨハネが黙示録的な幻視で見た7つの本。
または、巻物をする7つの象徴的な封印です。
文書に書かれた封印の開封は、黙示録第5章から第8章で行われる。
それは、キリストによる再臨と黙示録、黙示録の始まりを示す。
神の子羊の上に、ユダのライオン本、巻物の表紙にある封印を開けると。
判決が下されるか、終末的な出来事が起こります。
最初、 4 つの封印が開くと、それぞれが独自使命を持った4騎士が解放される。
6:1ー8。
5番目の封印が開くと、 「神の言葉/怒り」を求める殉教者の叫びが解放されます。
6:9ー11。
6番目の封印は疫病、嵐、その他の大災害を引き起こします。
6:12ー17。
7 番目の封印は、7 人の天使のトランペット奏者の合図であり。
彼らは順番に7つのボウルの裁きとより大惨事の合図をします。
今から、これらを更に詳しく書いていきます。
⭕️ 第一の封印。
黙示録6:1ー2。
1
そして、小羊が封印の一つを開いたとき、私は雷の音のように。
四匹の獣のうちの一匹が「来て見なさい」と言っているのを聞きました。
2
そして、私は白い馬を見ました。
そして、それに乗っている彼は弓を持っていました。
そして、王冠が彼に与えられ、彼は征服し、征服するために出て行った。
⭕️ 第二の封印。
黙示録6:3ー4。
3
そして、彼が第二の封印を開いたとき、私は第二の獣が「来て見てみろ」と言うのを聞きました。
4
そして、別の赤い馬が出てきた。
そして、その上に座っている馬に、地上から平和を取り戻すため。
そして、彼らが互いに殺し合うように力が与えられた。
そして、彼には大きな剣が与えられた。
⭕️ 第三の封印。
5
そして、彼が第三の封印を開いたとき、私は第三の獣が来て見てみろと言うのを聞きました。
そして私は黒い馬を見た。
そして、彼の上に座っていた人は手に天秤を持っていました。
6 そして、四匹の獣の真ん中で、「小麦一セアで一デナリオン、大麦三セアで一デナリオン」と言う声が聞こえた。
そして、あなたは油とワインを傷つけないでください。
ーー黙示録6:5ー6。 欽定訳聖書。
⭕️ 第四の封印。
黙示録6:7ー8
7
そして、彼が第四の封印を解いたとき、私は第四の獣が言う、「来て見なさい」という声を聞いた。
8
そこで私が見ると、見よ、青ざめた馬がいた。
その馬に乗っていた、その名は死であり、地獄も彼を追った。
そして、彼らには、地の4分の1を支配する権限が与えられた。
また、剣と飢えと死と地の獣を使って殺す事ができた。
⭕️ 第五の封印。
黙示録6:9ー11
9
そして、彼が第五の封印を解いた時、私は祭壇の下で。
神の言葉と彼らが行った証のために殺された人々の魂を見た。
10
そして、彼らは大声で叫びながら言った。
おお、聖なる真実なる主よ。
あなたは地上に住む者たちを裁き、私たちの血の復讐をしないのですか。
11
そして、彼ら全員に白い衣が与えられた。
そして、彼らには、彼らと同じように殺されるはずの仲間の召使たちや。
その兄弟たちの任務が果たされるまで、まだ少しの間休むべきだと言われた。
⭕️ 第六の封印。
黙示録6:12ー17。
12
そして、彼が第六の封印を開いたとき、私は見ました。
そして、見よ、大きな地震が起こりました。
そして、太陽は荒布の毛のように黒くなり、月は血のようになった。
13
そして、無花果の木が強風に揺れる時、時機を逸した無花果を投げるように、天の星が地に落ちた。
14
そして、天は巻物のように巻かれて去った。
そして、全ての山や島はその場所から移されました。
15
そして、地の王たち、偉人たち、金持ちたち、大将たち、力ある者たち、あらゆる奴隷たち。
あらゆる自由民たちは、穴や山の岩の中に隠れた。
16
そして山と岩に向かって言った。
「私たちの上に倒れ、王座に座っておられる方の顔と小羊の怒りから私たちを隠してください。
17
「彼の怒りの大いなる日が来たからです」
そして、誰が耐えられるでしょうか。
⭕️ 第七の封印。
黙示録8:1ー6。
1
そして、彼が第七の封印を解いたとき、30分ほど天に沈黙があった。
2
そして、私は神の前に立っている七人の天使を見ました。
そして彼らには七つのラッパが与えられました。
3
すると、別の天使が来て、金の香炉を持って祭壇に立った。
そして彼に多くの香が与えられ。
玉座の前にある黄金の祭壇に全ての聖徒の祈りとともにそれを捧げるようになった。
4
そして、聖徒たちの祈りとともに香の煙が天使の手から神の前に立ち上った。
5
天使は香炉を取り、祭壇の火で満たし、地に投げ込んだ。
すると、声と雷鳴と稲妻と地震が起こった。
6
そして、七つのラッパを持った七人の天使たちは、鳴らそうと準備を整えた。
黙示録16:1。
1
そして、私は神殿から大きな声が七人の天使たちにこう言うのを聞いた。
「行きなさい、神の怒りの小瓶を地上に注ぎ出してください」
《2》 黙示録のラッパ吹き。
……とは、ヨハネの黙示録に登場する災害の前触れとなる7つのラッパを吹く7人の天使達。
神のみ前に立つ7人の天使達に、ラッパが与えられて、それぞれが順々に吹かれる。
それらのラッパによる合図とともに、あらゆる災害が地上で起こる。
⭕️ 第一のラッパ吹き。
血の混じった雹と火が地上に降り注ぎ、地上の三分の一と木々の三分の一と、すべての青草が焼けてしまう。
⭕️ 第二のラッパ吹き。
巨大な山のような火の固まりが海の中に落ち、海の三分の一が血に変わり、海の生き物の三分の一が死に、すべての船の三分の一が壊される。
⭕️ 第三のラッパ吹き。
苦よもぎという名の巨大な星が、すべての川の三分の一とその水源の上に落ち。
水の三分の一が苦くなって多くの人が死ぬ。
⭐️ 聖書の苦ヨモギ。
とても、苦い草を意味し、様々な草花が宗派により、苦ヨモギであると解釈される。
⭕️ 第四のラッパ吹き。
太陽の三分の一、月の三分の一、空の星の三分の一が打たれ。
その分だけ昼も夜も暗くなってしまう。
⭕️ 第五のラッパ吹き。
ヨハネの黙示録、1つの星が天から地に落ち、底知れぬ所まで通じる穴を開け、底知れぬ所の使を王としているイナゴ達が大きな煙とともに飛び出し、額に神の印のない人達を襲い、さそりにさされる時のような苦痛を五カ月間与える。
⭕️ 第六のラッパ吹き。
ユーフラテス川の畔につながれている四人の御使が解き放たれる。
彼らは人間の三分の一を殺すために解き放たれ。
赤色、青色、橙色の胸当てを着けた二億人の騎兵隊が出陣し。
彼らの乗り物の口から出る火と煙と硫黄で人間の三分の一が殺される。
二人の神の証人が登場し、1260日(42ヶ月)の間預言をし。
彼らに害を加えようとする者は、この二人の預言者の口から出る火によって滅ぼされる。
また、その期間何でも思うままにあらゆる災害を起こす力を持っている。
彼らが預言の期間を終えると、底知れぬ所からのぼって来る獣が彼らと戦って勝ち、彼らを殺す。
彼らの死体は、3日半エルサレムにて公衆の面前にさらされ。
地に住む人々は彼らの死を喜び、互いに贈り物をし合う。
3日半の後に神によって、二人は蘇らされ。
天から、ここに上ってきなさいと言う大きな声によって雲に乗って天に帰る。
彼らの敵は、その光景を見る。
その後に大きな地震が起こり、都の十分の一が倒れ、7千人が亡くなる。
生き残った人々は、驚き恐れて天の神に栄光を帰す。
⭐️ 二人の神の証人。
預言者を意味している。
⭐️ 獣。
反キリスト。
⭕️ 第七のラッパ吹き。
底知れぬ所からのぼって来た獣による世界支配、すなわち最終的な終末世界が訪れる。
後に、7つの金の鉢によって、神の怒りによる災害がもたらされる。
この終末世界において、反キリストによる世界統治は、メシアの天からの再臨によって終わる。
メシア及び、その勢力に対抗して。
反キリストおよび、その勢力は、メシア率いる軍勢と戦い、そして敗北する。
反キリストと獣を拝ませた偽預言者は、共に生きたまま硫黄の燃える火の池に投げ込まれ。
反キリストを神として選び、天の神を選ばなかった全ての人々は死ぬことになる。
《3》 7つの鉢。
また、わたしは、天に大いなる驚くべきほかのしるしを見た。
七人の御使が、最後の七つの災害を携えていた。
これらの災害で神の激しい怒りがその頂点に達するのである。
その聖所から、七つの災害を携えている七人の御使が。
汚れのない、光り輝く亜麻布を身にまとい、金の帯を胸にしめて、出てきた。
そして、四つの生き物の一つが。
世々限りなく生きておられる神の激しい怒りの満ちた七つの金の鉢を、七人の御使に渡した。
ヨハネの黙示録15:1、6〜~7。
それから、大きな声が聖所から出て、七人の御使にむかい。
さあ行って、神の激しい怒りの七つの鉢を、地に傾けよ、と言うのを聞いた。
ーーと、言う話が7つの鉢ですが、今から詳しく書きます。
⭕️ 第一の鉢。
そして、第一の者が出て行って、その鉢を地に傾けた。
すると、獣の刻印を持つ人々と、その像を拝む人々とのからだに、ひどい悪性のでき物ができた。
⭕️ 第二の鉢。
第二の者が、その鉢を海に傾けた。
すると、海は死人の血のようになって、その中の生き物がみな死んでしまった。
⭕️ 第三の鉢。
第三の者がその鉢を川と水の源とに傾けた。
すると、みな血になった。
それから、水をつかさどる御使がこう言うのを、聞いた。
「今いまし、昔いませる聖なる者よ……このようにお定めになったあなたは、正しい方であります……聖徒と預言者との血を流した者たちに、血をお飲ませになりましたが、それは当然のことであります」
私はまた祭壇が、こう言うのを聞いた。
「全能者にして主なる神よ……しかり、あなたのさばきは真実で、かつ正しい裁きであります」
⭕️ 第四の鉢。
第四の者が、その鉢を太陽に傾けた。
すると、太陽は火で人々を焼くことを許された。
人々は、激しい炎熱で焼かれたが。
これらの災害を支配する神の御名を汚し、悔い改めて神に栄光を帰することをしなかった。
⭕️ 第五の鉢。
第五の者が、その鉢を獣の座に傾けた。
すると、獣の国は暗くなり、人々は苦痛のあまり舌をかみ。
その苦痛と、でき物とのゆえに、天の神をのろった。
そして、自分の行いを悔い改めなかった。
⭕️ 第六の鉢。
第六の者が、その鉢を大ユーフラテス川に傾けた。
すると、その水は、日の出る方から来る王たちに対し道を備えるために、かれてしまった。
また見ると、龍の口から、獣の口から、にせ預言者の口から蛙のような三つの汚れた霊が出てきた。
これらは、しるしを行う悪霊の霊であって、全世界の王たちのところに行き、彼らを召集したが。
それは、全能なる神の大いなる日に、戦いをするためであった。
⭕️ 第七の鉢。
三つの霊は、ヘブル語でハルマゲドンという処に、王たちを召集した。
第七の者が、その鉢を空中に傾けた。
すると、大きな声が聖所の中から、御座から出て、事はすでに成ったと言った。
すると、稲妻と、もろもろの声と、雷鳴とが起り、また激しい地震があった。
それは人間が地上にあらわれて以来、かつてなかったような物で、それほどに激しい地震であった。
大いなる都は三つに裂かれ、諸国民の町々は倒れた。
神は大いなるバビロンを思い起し、これに神の激しい怒りのぶどう酒の杯を与えられた。
島々はみな逃げ去り、山々は見えなくなった。
また、一タラントの重さほどの大きな雹が、天から人々の上に降ってきた。
人々は、この雹の災害のゆえに神をのろった。
その災害が、非常に大きかったからである。
《4》 バビロンの大淫婦。
余波、七つの鉢を持った天使が与えたヨハネの幻視。
⭕️ 1
緋色の獣=7つの頭と10本の角があり、全身に冒涜の名前がある。
ーーとともに、多くの水のほとりに座る偉大な娼婦。
それが大いなるバビロンです。
天使が、ヨハネに娼婦と緋色の野獣の幻を見せ、彼らの正体と運命を明らかにする
17:1ーー18。
⭕️ 2
ニューバビロンは破壊される。
18:ーー8。
2.8節
幻視17:8 あなたの見た獣は、昔いたが、今はいません。
しかし、やがて底知れぬ所から上って来ます。
そして彼は、ついには滅びます。
地上に住む者たちで、世の初めから生命の書に名を書きしるされていない者。
彼等は、その獣が、昔はいたが、今はおらず、やがて現れるのを見て驚きます。
1.15節。
幻視17:15。 御使いはまた私に言った。
あなたが見た水、すなわち淫婦がすわっている所は、もろもろの民族、群衆、国民、国語です。
幻視17:16。
あなたが見た十本の角と、あの獣とは、その淫婦を憎み、彼女を荒廃させ、裸にし。
その肉を食い、彼女を火で焼き尽くすようになります。
幻視17:17。
それは、神が、みことばの成就するときまで、神のみこころを行う思いを彼らの心に起こさせ。
彼らが心を一つにして、その支配権を獣に与えるようにされたからです
幻視17:18。
あなたが見たあの女は、地上の王たちを支配する大きな都のことです。
⭕️ 3
地球の人々……王・商人・船員などは、ニューバビロンの破壊を嘆いています。
18:9ーー19。
⭕️ 4
ニューバビロンの破壊の永続性。
18:20~~24。
《5》 子羊の結婚の晩餐。
⭕️ 1
大群衆が神を賛美します。
19:1ー6。
⭕️ 2
子羊の結婚の晩餐。
19:7ー10。
《6》 二匹の獣、竜、死者の審判
19:11ー20:15。
⭕️ 1
野獣と偽預言者は火の湖に投げ込まれます。
19:11ー21。
⭕️ 2
ドラゴンは底なしの穴に千年間閉じ込められています。
20:1ー3
⭕️ 3
復活した殉教者たちは千年間キリストとともに生き、統治します。
20:4ー6。
⭕️ 4 千年を経て。
4の1。
ドラゴンは解放され、地球の四隅の国々。
ゴグとマゴグを欺くために出向き、聖都での戦いのために彼らを集めます。
ドラゴンは神の民と戦争をしますが、敗北します。
20:7ー9
4の2
ドラゴンは、獣と偽預言者とともに火の湖に投げ込まれます。
20:10。
4の3
最後の裁き:命の書に名が無い者が全て、死とハデスとともに第2の死である火の湖に投げ込まれる。
20:11ー15。
《7》 新しい天と地、そして新しいエルサレム
⭕️ 1
新しい天と新しい地が、古い天と古い地に置き換わります。
もう苦しみも死もありません。
21:1ー8。
⭕️ 2
神は人類とともに新しいエルサレムに住むために来られます。
神が人と共に住み、涙をぬぐわれる、死もなく、悲しみもない。
そこにはいのちの書に名が書かれている者だけが入ることが出来る。
21:2ー8
⭕️ 3
新しいエルサレムの説明。
21:9ー27。
⭕️ 4
生命の川と生命の木は、国家と民族を癒すために現れます。
神と子羊の玉座からいのちの水の川が流れる。
罪の呪いは終わりました。
22:1ー5。
《8》 結論。
⭕️ 1
イエス・キリストの再臨
22:6ー17。
キリストの到来が差し迫っているという、キリストによる安心感。
最後の忠告。
22:6ー21
⭐️ 封印。
シール、しるし……等とも呼ばれる。
⭐️ ラッパ。
コイネ・ギリシャ語では、トランペットとも呼ばれるが、現代の物は全く素材や形状が異なる。
理由は、これはまっすぐで細い青銅の管で、骨の吹き口と鐘が付いていた物だったからです。
⭐️ 鉢。
ボウル、カップ、小瓶……等とも呼ばれる。
⭐️ の。
文章は、通常だと何度も、のと言う文字を使っては成りません。
ですが、まあ原文に忠実にするため、今回は、そのままにしました。
それと、一部は原文より読みやすくするために改稿してます。
《9》 イエスの再臨
イエスは弟子たちに、彼が再び来られることを、約束なさいました。
聖書の、ヨハネによる福音書第14章1-3節に記されてあります。
「貴方がたは、心を騒がせないがよい……神を信じ、また私を信じなさい……私の父の家には、住まいが沢山ある……もしなかったならば、私はそう言っておいたであろう……あなたがたのために、場所を用意しに行くのだから……そして、行って、場所の用意ができたならば、またきて、貴方がたを私のところに迎えよう……私のおる所にあなたがたもおらせるためである」
御使たちが、イエスが再び来られることを、約束しました。
聖書の、使徒行伝第1章10-11節に記されてあります。
「イエスの上って行かれるとき、彼らが天を見つめていると、見よ、白い衣を着たふたりの人が、彼らのそばに立っていて、行った……ガリラヤの人たちよ、なぜ天を仰いで立っているのか……貴方がたを離れて天に上げられたこのイエスは、天に上って行かれるのを貴方がたが見たのと同じ有様で、またおいでになるであろう」
どのように、イエスは再び来られますか。
聖書の、ルカによる福音書第21章27節に記されてあります。
「そのとき、大いなる力と栄光とをもって、人の子が雲に乗って来るのを、人々は見るであろう」
彼が来られる時に、何人の人たちが、彼を見ますか。
聖書の、ヨハネの黙示録第1章7節に記されてあります。
「見よ、彼は、雲に乗ってこられる……全ての人の目、ことに、彼を刺しとおした者たちは、彼を仰ぎ見るであろう。また地上の諸族はみな、彼のゆえに胸を打って嘆くであろう」
彼が来られる時に、わたしたちは、何を見、また、何を聞きますか。
聖書の、テサロニケ人への第一の手紙第4章16-17節に記されてあります。
「すなわち、主ご自身が天使のかしらの声と神のラッパの鳴り響くうちに、合図の声で、天から下ってこられる……その時、キリストにあって死んだ人々が、まず最初によみがえり、それから生き残っている私たちが、彼らと共に雲に包まれて引き上げられ、空中で主に会い、こうして、いつも主と共にいるであろう」
来臨は、どのように、目に見えますか。
聖書の、マタイによる福音書第24章27節に記されてあります。
「ちょうど、いなずまが東から西にひらめき渡るように、人の子も現れるであろう」
わたしたちが、再臨について惑わされないために、キリストは、どんな警告を与えられましたか。
聖書の、マタイによる福音書第24章23-26節に記されてあります。
「そのとき、だれかが貴方がたに……見よ、ここにキリストがいる」
また。
「あそこにいる」
ーーと言っても、それを信じるな。
偽キリストたちや、偽預言者たちが起って、大いなる印と奇跡とを行い。
ーーできれば、選民をも惑わそうとするであろう。
見よ、あなたがたに前もって言っておく。
だから、人々が見よ、彼は荒野にいる……と言っても、出て行くな。
また、見よ、へやの中にいる……と言っても、信じるな。
キリスト来臨の精密な時を、誰か知っていますか。
聖書の、マタイによる福音書第24章36節に記されてあります。
「その日、その時、だれも知らない……天の御使たちも、また子も知らない、ただ父だけが知っておられる」
人間がどうであるかを知っておられるので、来臨を遅延されています。
それで、キリストは、私たちに、何をするようにと、言われますか。
聖書の、マタイによる福音書第24章42節に記されてあります。
「だから、目をさましていなさい……いつの日に貴方がたの主が来られるのか、貴方がたには、分からないからである」
この偉大な出来事によって、私達が驚かされないように。
キリストは、どのような警告を与えられましたか。
聖書の、ルカによる福音書第21章34-36節に記されてあります。
「貴方がたが放縦や、泥酔や、世の煩いのために心が鈍っているうちに、思いがけないとき、その日が罠のように貴方がたを捕えることがないように、よく注意していなさい……その日は、地の全面に住むすべての人に臨むのであるから……これらの起ろうとしているすべての事からのがれて、人の子の前に立つことができるように、絶えず目をさまして祈っていなさい」
どうして、イエスの再臨が、遅れているのですか。
聖書の、ペテロの第二の手紙第3章8-9節に記されてあります。
「愛する者たちよ……この一事を忘れてはならない……主にあっては、一日は千年のようであり、千年は一日のようである……ある人々が遅いと思っているように、主は約束の実行を遅くしておられるのではない……ただ、一人も滅びることがなく、全ての者が悔改めに至ることを望み、貴方がたに対してながく忍耐しておられるのである」
わたしたちがイエスを待っている間、わたしたちは、どのように生活すべきですか。
聖書の、テトスの手紙第2章11-14節に記されてあります。
「全ての人を救う神の恵みが現れた……そして、私たちを導き、不信心とこの世の情欲とを捨てて、慎み深く、正しく、信心深くこの世で生活し、祝福に満ちた望み、すなわち、大いなる神、私たちの救主キリスト・イエスの栄光の出現を待ち望むようにと、教えている……このキリストが、私たちのためにご自身をささげられたのは、私たち全ての不法から贖い出して、良いわざに熱心な選びの民を、ご自身のものとして聖別するためにほかならない」
イエスが来られる時、この世界はどのようですか。
聖書の、マタイによる福音書第24章37-39節に記されてあります。
「人の子の現れるのも、ちょうどノアの時のようであろう……すなわち、洪水の出る前、ノアの箱舟にはいる日まで、人々は食い、飲み、めとり、とつぎなどしていた……そして洪水が襲ってきて、一切の者をさらって行くまで、彼らは気がつかなかった……人の子の現れるのも、そのようであろう」
キリストの来臨は、報いの時ですか。
聖書の、マタイによる福音書第16章27節に記されてあります。
「人の子は父の栄光のうちに、御使たちを従えて来るが、その時には、実際のおこないに応じて、それぞれに報いるであろう」
なぜイエスは戻って来られるのですか。
聖書の、へブル人への手紙第9章28節に記されてあります。
「キリストもまた、多くの人の罪を負うために、一度だけご自身をささげられた後、彼を待ち望んでいる人々に、罪を負うためではなしに、二度目に現れて、救いを与えられるのである」
わたしたちは、イエスの再臨で、救いの現実性を完全に経験します。
聖書の、コリント人への第一の手紙第1章7-8節に記されてあります。
「こうして、貴方がたは恵みの賜物にいささかも欠けることがなく、私たちの主イエス・キリストの現れるのを待ち望んでいる……主もまた、あなたがたを最後まで堅くささえて、私たちの主イエス・キリストの日に、責められるところのない者にして下さるであろう」




