表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

78/221

第三世界の神話 追加バージョン

 1  聖書。 


 2  ホピ族。 


 3  日本神話。 


 4  ギリシャ神話。 


 5  古代オリエント。


 6  イロコイ連邦。


 7  チェロキー族。 


 8  沖縄神話。


 9  アニシナベ族。


 10 アイヌ神話。


 11 ナバホ族






 《1》 生け贄に捧げられる人々。



 1  堕天使エグリゴリ達と、巨人ネフィリム達は、生け贄を求めたでしょう。


 2  人々は堕落し、戦争を開始します~~更に、彼等から少数の人々だけが大洪水を生き延びます。


 3  生け贄を提出するように言われた、テナヅチ・アシナヅチ~~生け贄に捧げられる、クシイナダヒメ。


    失くしてしまった釣り針を探しに海に行く、山幸。


 4  生け贄にされた少年~~生け贄に捧げられる、アンドロメダ。


 5  生け贄に求められた人々や海神ヤム・ナハールから嫁として求められた、女神アナト。


 6  ナイアガラの滝に住む、水蛇に捧げられる娘。


    ナイアガラに身を投げた、首長イーグルアイと娘。


 7  インチワームによる犠牲者や、石を纏うヌンユヌウィにも他の村では犠牲者が居たでしょう。


 8  複数ある龍退治の神話で、犠牲になった人々。


 9  大蛇に食べられた、ナナボーゾのオオカミ達や従兄弟チピアプース。


 10 大蛇の生け贄される村長の娘。


 11 ティーホルツォディの子供たちは、生け贄かも知れない。


    山に変身した、巨人の中に居た女性や動物達。


    琉球では、洪水神話が複数ある中、洪水ではなく人々が戦って全滅する。

    そうして、生き残った兄妹が夫婦となって、人類を再生させる話がある。



 【解説】



 神に対する供物として、クシイナダヒメの姉妹は捧げられます。



 また、ギリシャ神話ではリュカオン王が主神ゼウスを前にして、少年の人肉を料理して捧げます。


 そして、エチオピアでは海の怪物ケートス(ティアマト)、にアンドロメダが捧げられます。



 山幸も、実際に海辺で泣いていたのは釣り針を探させられた訳では有りません。


 海幸により、生け贄として海神に捧げられたからだと思われます。



 これ等を、ホピ族の神話では、人々が一気に堕落して戦争をしたと語っています。


 この時期に戦争していた、人々は殺し合いだけではなく、生け贄を神々に捧げていたのでしょう。



 《2》 洪水前に行われる暴虐。



 

 1  人々による堕落と巨人の共食いにより、神様は人類を滅ぼす決意を固める。


 2  かつての世界より早く、人々による堕落と戦争は行われた。


    なので、主神タイオワは人類を滅ぼす決意を固める。


 3  テナヅチ・アシナヅチ夫妻の娘を生け贄として喰う、多頭龍ヤマタノオロチ。


  奴との戦いを決意する、スサノオ。


    海幸が貧乏に成って攻めて来たり、山幸を生け贄に捧げた暴挙。


 4  ヘラクレスのヒュドラ退治。

    ヘラクレスのケートス退治。

    ペルセウスのケートス退治。


    ~~等々の怪物が食う餌に生け贄を要求する神々と、生け贄にされた女性を救う英雄たち。


 5  人々が増えて、五月蝿くなったので、エンリルは人類を滅ぼす決意する。


 6  ナイアガラの滝に住む、水蛇に捧げられる少女達。


    ナイアガラに身を投げた、首長イーグルアイと、その娘。



 7  石を纏うヌンユヌウィに対抗するために集められた、七人の女性ですが。

    彼女たちは助かりましたが、他の部族では生け贄による犠牲者が居たでしょう。


    ウスタリ・インチワームも、同様に他の部族では生け贄を捧げていた可能性があります。



 8  琉球では、洪水神話が複数ある中、洪水ではなく人々が戦って全滅する。

 そうして、生き残った兄妹が夫婦となって、人類を再生させる話がある。


 9  ナナボーゾ、(ミチャボ)、神のオオカミが消えたり、従兄弟チピアプースが消えたりする。


   チピアプースが消えたのは、悪霊である大蛇に捕らえられたから。


 10 大蛇に生け贄として、村長の娘を連れていく青年たち。


    山の神カンナカムイに戦いを挑む、海の神である鯱レプンカムイ。


 11 コヨーテは、ティーホルツォディから二人の子を盗んで来た。

    しかし、それは湖の怪物から生け贄にされた子供たちを救った話かも知れない

 

    山に変装していた、巨人に捕らえられた人々や動物を、コヨーテが助ける。




 【解説】



 《1》と《2》は重複しますが。



 巨人・人類・龍神と神様。



 ーーと、戦争を始めるのは、どの神話も同じである。


 人々が増えて、五月蝿くなったので、エンリルは人類を滅ぼす決意する。


 これは、人類が増えると、ホピ族の話しと同じく、戦争を始めた事を意味します。



 騒々しい=戦争、争乱と。



 また、海神ヤマタノオロチに生け贄を捧げる。


 巨人が共食いすると言った、人肉食の部分は共通する。



 堕天使エグリゴリ達は、シュメールやウガリット、ギリシャの神様です。



 例。



 アザゼル・アシズ。


 シャムシェル・シャマシュ。


 ヤムエル・ヤム・ナハール。



 巨人と言う存在は、古代の王様であり、3000キュビト云々は誤訳か誇張です。


 また、ヤマタノオロチの正体は、東南アジアや中国諸民族に伝わる神話と同じらしいです。



 向こうには、ワニ・ニシキヘビ・オオトカゲが居ますからね。


 これ等の川に住む、巨大な爬虫類やクジラ等に生け贄を捧げた人達が世界中に存在したのでしょう。



 古代人は、クジラ・リュウグウノツカイを龍と勘違いした可能性が。



 リュウグウノツカイは大蛇のように長いですし、クジラは怪物ケートス扱いでしたから。



 堕天使エグリゴリ・ヤマタノオロチは同じ存在です。



 古代の人々は、堕天使エグリゴイの一人。


 ヤムエルの元に成った、海神ヤム・ナハールにも生け贄を捧げていたでしょう。



 ヤム・ナハール&ヤマタノオロチは、名前の最初の二文字は一致しますし、ヤム・ヤマと。



 また、共に龍神で生け贄を捧げられるのも一致します。



 他に、イルルヤンカシュ~~ティアマト、テュポーン等がいます。



 イルルヤンカシュ。


 ヤム・ナハール。 (ヤムエル)。


 ヤマタノオロチ。



 三者は、ヤと言う時が一致します。



 また、イルルヤンカシュ&ヤマタノオロチは酒酔った後に殺されると言う点で一致します。




 テュポーン。


 ティアマト。


 ティーホルツォディ。


 ヤマタノオロチ。



 テュポーン&ティアマト達は、テュと言う最初の名前が一致します。


 また、女神その物だったり、女神から産み出された点。


 そして、最高神や軍神に倒される点が、両者とも一致します。



 ティアマト・ヤマタノオロチ~~も、両者のアマト・ヤマターーと名前の文字が一致します。



 巨人ネフィリム達も人肉を食したり、堕天使・龍神に生け贄を捧げていた、王様や兵士でしょう。



 また、ケートスやヒュドラ等々も龍神と同様の存在であると。


 そして、聖書に登場する堕天使エグリゴリ・巨人ネフィリムですが。


 ギリシャ神話では、ティタン神族・巨人ギガースかと。



 ティホールツォディ。


 ティアマト。


 名前の最初部分ティが同じであり、どちらも、母親と言う存在である。


 また、海を治める女神=湖の怪物と言う、水を司る部分もまた同じである。


 ティアマトは、自らが産んだ神々をアプスーに殺されそうになっても説得して助けた。


 さらに、アプスーが逆に殺害されても黙っていた。


 だが、マルドゥクが騒ぎ始めると、神々に夫アプスーの仇を討てと説得される。

 そして、忍耐強く事態を静観していた、ティアマトも遂に戦いを決意する。


 この後、彼女は神々を指揮するように、キングーを指名したが。

 彼は、マルドゥク神に敗れてしまい、代わって自ら戦いに挑みますが、やはり敗北します。



 ティーホルツォディも、自分の子供を助けようと、何度も洪水を起こす。


 母親として、自分たちを攻撃する、敵対している神々に容赦ない攻撃を加える。


 この辺りも、似てますね。



 また、ティアマトは、元はナンムと言う海の女神であり、ギリシャ神話だとガイアに成ります。



 ティーホルツォディ=ヤマタノオロチ。

 双子の赤ん坊を拐う=テナヅチ・アシナヅチ。



 双子=テナヅチ・アシナヅチ。


 テナヅチ・アシナヅチ達は、老夫妻ではなく、名前の通り手や足が無い蛇神だったと言われてます。



 古語で、蛇をミヅチ(御づち)、と。


 ヅチは蛇を指すことから、脚無し蛇・手無し蛇と言うようにです。

 二神を、手足を持たない蛇の造形を示した蛇神を示しているとする説を提唱しました。


 また、前回、第二世界でも語りましたが、この二神を中国では港=海や水を司る神であったとも。



 つまり、二人もまた蛇神であり、海神=ヤマタノオロチの子・或いは子孫だった。



 コヨーテが双子を盗んだ理由は、生け贄から助けるためだった。

 スサノオが、テナヅチ・アシナヅチ夫妻を助けたのも、娘を生け贄から救った。


 こう考えれば、合点が行きますね。


 また、ティーホルツォディもティアマトと同じく、名前がヤマタノオロチと似ていますね。



 ティー・ホルツォディ。

 タ・ノオロチ。


 このように名前を並べると、かなり一致するかと。


 また、ティーホルツォディは、ウォーターバッファローであると言われてましたが。


 その正体は、どうやら恐竜化石みたいです。


 野牛バッファローみたいに、角のある恐竜と言えば、トリケラトプスが存在します。


 まあ、ナバホ族・ズニ族が居住する村も、米国ニューメキシコ州に存在します。


 ここで、見つかった恐竜化石は、トリケラトプスの祖先である事が分かりました。

 そこで、この恐竜化石は周辺に住むズニ族に因んで、ズニケラトプスと名付けられました。


 よって、恐らくは、ティーホルツォディの正体もズニケラトプスでしょう。



 アラハバキ。


 神社関係者が、物部の末裔と言う伝承を持つ、埼玉県・旧大宮市にある、氷川神社・門客人神社。


 ここは、元々は荒脛巾アラハバキ神社と呼ばれている。


 そして、もちろん謎の神アラハバキを祭る神社であるが。

 ここでは、何故かアシナヅチ、テナヅチの二神が共に奉られている。


 物部・本来の祭神とも言われており、祟り神として神話に現れる、三輪山に現れた、オオモノヌシ。


 この神様が、蛇神とされて崇められております。



 また、物部による聖地であった大阪四天王寺には、アラハバキ信仰の痕跡が残る。


 この事から、オオモノヌシ=アラハバキ説があるが。


 氷川神社の謎から、ヤマタノオロチ・アラハバキ、それから物部も関連が指摘される事がある。



 また、ヤマタノオロチの名前は叉が八つだから、頭と首は九つあるとも。

 さらに、川や海の化身でもある、河神・海神・水神でも有りますからね。


 それ故、ヤマタノオロチとは、九頭竜川の化身や氾濫であるとの説も。



 ⭐️ オオモノヌシ。


 ニューギニアでは、夫の正体はウナギだった


 中国では、夫を探して山へ行くと、正体は金のにわとりだった。


 これら神話が合わさって、日本ではオオモノヌシの神話となったと。



 ズニ族にも、夫が角のある大蛇コロウィシだったと言う神話があります。



 ⭐️ 大百足退治。



 橋の上で、サムライは竜に出会い、それは美しい姫様に変化します。


 そして、自分たち竜の一族を食べる大百足を退治して欲しいと頼みます。


 この竜姫様は、クシイナダヒメであり、大百足はヤマタノオロチで、サムライはスサノオです。


 この類話から察するに、やはり、テナヅチ・アシナヅチ夫妻は、それに、クシイナダヒメですが。



 竜神や蛇神だったと思われます。



 《3》 生け贄を求める、海神・龍神。



 1  堕天使エグリゴリの一人ヤムエル。


 2  パツボタに乗って、戦争する神々。


 3  龍神ヤマタノオロチ・山幸を海辺に行かせる海幸。


 4  海の怪物たち、ヒュドラやケートス等。


 5  ヤムナハール。


 6  ナイアガラの滝に潜む、大蛇。


 7  チェロキー族を襲う、ウスタリ・インチワーム。


 8  七つ頭の蛇、八つ頭の蛇。


 9  湖に潜む、大蛇。


 10 石狩川の大蛇。


    蜂に娘と結婚しろと騙されて、死ぬ鵡川に住む大蛇。


 11 双子を盗まれた事で怒る、ティーホルツォディだが、子供たちは生け贄の可能性がある。


    山に変装していた、巨人に捕らえられた人々や動物たち。




 【解説】



 他にも、海神と風神の対立は。



 テュポーンVSゼウス。


 イルルヤンカシュVS嵐神。


 ティアマトVSマルドゥク。



 と言う形で、中東からヨーロッパまで伝わってます。


 ドラゴンスレイヤーと言う竜退治の神話ですね。



 ナバホ神話のティーホルツォディも、ヤマタノオロチですが。


 山に変装していた、巨人も同じくヤマタノオロチだった可能性が有ります。


 ーーと言うのも、インディアンは龍を知らなかったからです。


 西洋にはドラゴンがあり、東洋にも龍が存在します。



 しかし、東洋から龍が伝わったのか、それとも恐竜化石から影響を受けたか。



 インディアンには、ウクテナなど、角の生えた大蛇が神話や民話に登場します。


 実は、ズニ族の居留地には恐竜化石が発掘される場所があるらしいと。

 それが、創造神話の人間が進化する姿や、頭に角が生えた蛇に影響を与えた可能性があるとか。


 そして、インディアンの間では、化石から角のある蛇=恐竜は様々な姿をしていた事を知っていたようです。



 まあ、とにかく、コヨーテは巨人と戦います。



 さて、このコヨーテによる巨人退治ですが、ヤマタノオロチとは数多く共通点が存在します。



 まず冒頭で、コヨーテが老婆と出会う=スサノオが、テナヅチ・アシナヅチ夫妻に出会う。


 捕らえられた女性や動物たち=生け贄に捧げられるクシイナダ姫や、その姉妹たち。


 コヨーテが、ナイフで洞窟を切る=スサノオが、十束の剣でヤマタノオロチと戦う。


 心臓を切ると溢れ出た、溶岩=真っ赤な目や、人を殺して赤く染まった腹。


 最後に助け出された、ウッドダニ=櫛に変えられた、クシイナダ姫。



 老婆や老夫婦と出会う部分は、共通してます。


 また、子分の巨人が連れて来たか、村人が生け贄を出したか。

 捕らえられた、人々や動物なども、やはり共通しますね。



 ヤマタノオロチの赤い目や腹は、火山から流れてまる溶岩を現していると考えられています。


 ここもまた、巨人の心臓から溶岩が流れ出る部分と同じですね

 

 ヤマタノオロチの名前には、八岐と字は違っても、山が含まれる名前です。


 一方、巨人も巨大な山自体に変装していましたね。


 

 ヤマタノオロチは、股が八つで首が九つの龍であり、九頭竜川による氾濫を意味するとも。


 また、ヤマタノオロチが巨体を誇る理由は、八つある谷にまで達する洪水を意味するとも。


 さらに、洪水の化身であるとも、考えられています。



 剣を振るい勇敢に戦う姿も、どちらにも共通していますが。

 ウッドダニ・クシイナダ姫たちも、同様に助けだされます。


 空腹の女性&ウッドダニ。

 クシイナダ姫。


 空腹の女性とクシイナダ姫は、女性であると言う共通点が。


 ウッドダニ・クシイナダ姫だと、どちらも小さい点が共通します。


 ウッドダニは、元から小さな虫ですし、クシイナダ姫は小さい櫛に変えられてますね。


 それに、ダニは頭に入る事が出来ますし、櫛は髪の毛に付けられましたから。



 このように、両方とも話は一致します。



 どうやら、巨人は火山のようでしたが、コヨーテが肉を切り取って、囚われた人々に食べさせます。


 これも、実際には肉を切り取ったのではなく、巨人や子分たちが貯めていた食料を食べさせたと。


 ヤマタノオロチも、一体ではなく、生け贄を連れてくる子分が居たと思われます。

 もちろん、直属の部下だけでなく、洪水や凶作を恐れる村人たちは、自ら供物を提供したでしょう。


 あと、ヤマタノオロチ&巨人は、実際には盗賊の首領や人食い部族長に、地方豪族だった可能性も。


 ヤマタノオロチ自体は、大蛇や川にクジラかも知れません。

 巨人も、洞窟が口である火山だったと、ナバホ族に語られています。


 しかし、実際には人間であり、そいつが海の生物や火山を神として、様々な生物を生け贄に差し出していたかも。



 ウスタリ・インチワーム&ヤマタノオロチ。



 両方とも、人々から美女を生け贄として、提供される部分は被る。


 沖縄神話を含む、ヤマタノオロチの伝説では、酒を飲まされたり、酒樽に美女を映して退治される。


 チェロキー神話では、ウスタリは村内に設置された、円形に囲んだ岩の中に炎を着けた場所に行く。


 しかし、岩を女性だと思って襲いかかったところを、騙し討ちに合い、退治されてしまう。

 


 また、両方とも、多数の頭や脚を持っている部分が同様に一致している。


 ウスタリ・インチワームは、巨大な尺取虫ではない。


 その正体は、ヤマタノオロチと同じく大蛇である。



 ヤマタノオロチ・ヒュドラ・ウスタリ・大百足。



 これ等は、元々一匹の大蛇だった。



 だが、後々に無数の頭を持つ多頭竜を退治する話に改編された。

 さらに、他方では巨体を持つ、大百足や尺取虫などのワーム系・魔物を退治する話しに変化した。


 それが、上記の神話類である。



 龍・蛇・百足など、細長い生き物は、西洋ではワームと呼ばれる。



 多頭龍は、クジラたちが海面に魚群を追い込むさまを、ギリシャ人が船上から見た。

 そして、それを七つ頭の龍が海上に頭を出していると勘違いしたと言う話が有ります。



 ウイグル族神話では、天から降りた英雄により、ドラゴンは剣で八つに引き裂かれたと。


 それが、今の火炎山であると。


 マーシャル諸島や岩手県では、大蛸が漁師を襲う話が有ります。


 マーシャル諸島だと、エタオと言う神様が大蛸を子守唄で眠らせてから殺害します。



 さらに、古い話だと古代オリエントには、ロタンと言う多頭竜が登場します。

 これは、同じく七つ頭である聖書に登場する、リヴァイアサンの元になった竜ですが。



 これらは、多頭龍である点や、八や七と言う数字が一致しますね。


 また、ヤマタノオロチ・ヒュドラは、多頭龍ではなく、元は一匹の龍や大蛇だったとも。



 八つに引き裂かれたドラゴンの話・より古い神話に登場する多頭龍による神話。


 それらが、多頭龍を退治した話から、さらに大百足や大尺取虫を退治した話に変化したのです。


 改編した理由は、そうした方が面白いし、より英雄が怪物を倒したと強調できるからでしょう。



 因みに……ウスタリ・インチワーム、ヤマタノオロチ、巨人、ヒュドラ。


 これ等も、共通点があります。



 ウスタリは岩を置いた中心に火を炊きます。

 ヤマタノオロチの赤い目は、火口を現します。

 巨人は、火口が心臓でした。

 ヒュドラの吐く毒ガスは、島の噴出口から出る火山性ガスです。


 つまり、四者とも火山や火と言う部分が共通するんですね。



 《4》 暴虐を行う人々。



 1  巨人ネフィリムの戦争と共食い。


 2  パツボタに乗って、戦争する人々。


 3  ヤマタノオロチに生け贄を捧げる、子分の人間たち。


    山幸を海神への生け贄にしたり、貧乏になると攻めてきた、海幸。


 4  暴れまわる、ギガース。


    ゼウスに少年の肉を差し出した、リュカオーン王の一族。


 5  海神ヤムナハールに、生け贄を捧げる人々。


 6  生け贄として、自らを犠牲に捧げた、イーグルアイ父娘。


    滝に落とされる事を望む少女たち。


 7  ウスタリ・インチワームは、岩を女性だと思って襲う。


    ヌンユヌウィは、村で懐妊した女性を見て負ける。 


 8  七つ頭の蛇、八つ頭の蛇は、美女や子供を拐う。


    ヤマタノオロチと同様に、海神や龍神として崇める子分が居た可能性がある。


 9  消えた、オオカミ達。


   チピアプースを捕らえる、大蛇を始めとする悪霊たち。


 10 石狩川の大蛇に、様々な人々を生け贄を捧げた者達。


    はるか昔、海神である鯱レプンカムイが、山神カンナカムイに反抗した事。 


 11 ティーホルツォディの双子は、人間が提供した生け贄だったかも知れない。


    山に変装していた、巨人に捕らえられた人々や動物たち。

    彼等は、配下の者が拉致してきたり、近隣住民が生け贄として、提供した可能性がある。




 【解説】


 神や怪物は、生け贄を求めます。

 そして、それに従う人間達は、同じ人間を生け贄に捧げます。


 ヤマタノオロチの話しには、子分が登場しませんが。

 生け贄を捧げようと命じた王様、その命令に従った兵士も存在したでしょう。


 海幸は、権力者ですから多数の子分を率いて海に山幸を追放したでしょう。

 また、貧乏になった時も配下を率いては攻めてきてますね。


 巨人であるギガースは、聖書だとネフィリムと呼ばれてます。

 彼等は、実際には巨大な体ではなく、神々の血を引いた人間の王様たちや英雄でした。


 アガシー氷河湖を含む、様々な地域の氷河が温暖化で溶けて、大洪水が頻発する前。

 世界は、ヤンガードリアス期による寒冷化したまま気候は寒かった。


 それで、作物が育ちにくい状況だったのでしょう。


 聖書にも、ノアが生まれた時代は未だ、ヤンガードリアス期であります。

 彼が、アルビノとして白髪で生まれたのも、寒冷化した気候が空を雲と霧で覆っていたからです。


 イランの叙事詩に登場する、英雄ザール等も白髪黒目のアルビノだったとか。


 このように、アルビノである人間が多数生まれるような寒い気候で作物が育たないと言う事は。

 この時代、人間は食料不足から戦争を始めるしかなく、共食いをするしかなかったんでしょう。


 共食いや人肉食いは、1919・1922のロシア内戦時に。

 また、WW2時のソ連軍や日本軍などでも発生しています。


 ⭐️ wikiには、白髪黒目はアルビノではないと有りますが。

   白髪黒目のアルビノである、日本人女性も居ます。


 リュカオーン王の話ですが、実際にはゼウスが動物や獣人に変身させたに関しては間違いです。

 実際には、獣の皮を被って生け贄を捧げるなどと言った暴虐を行ったのです。



 先に語った、寒冷化したままの作物が育たない世界。


 聖書、ギリシャ神話、ホピ神話。


 特に、三つの神話では三番目である世界で、人々は戦争を繰り広げますが。


 今までの大戦争とは違って、大規模な戦いではなく、小規模な紛争が頻発したと思われます。


 それも、原因は寒冷化による食料不足だけでなく、温暖化により氷河が溶けた事も一因かと。


 氷河が溶け始めると、河川の側にある大規模な文明都市や小さな村にまで、洪水が流れます。


 これで、都市や村には壊滅的な被害を与える。



 それにより、被害を受けた村や都市では近隣から略奪を行うしか有りません。



 この略奪を正当化したり、或いは海神による津波や洪水を止めるために、生け贄を提供したと。


 その生け贄を自分たちが暮らす村から出したり、隣村から出すように迫ったり、人々を誘拐した。


 また、戦を仕掛けては抗争の連続だったと。



 こうして、現代で言う紛争やテロに加えて、犯罪行為が多発した結果、後に大規模な大洪水が発生した。


 その理由は、戦いに勤しみ、略奪や残虐な行為に吹ける者達を、神様は救う気がなかった。


 ノア一家やホピ族の人達などは、残虐行為に加担せず、神様を信じて祈り続けたから助けられたと。


 そして、ノアの方舟やホピ族が生き残る神話として、当時を生きた人々は後世に伝えました。


 因みに、ヤマタノオロチと沖縄の七つ・八つ頭である蛇は、ほぼ同じ存在ですね。


 また、アイヌ神話・石狩川の大蛇も生け贄である女性を、英雄が救うと言う部分は同じ構図ですね。



 《5》 空を飛ぶ存在。



 1  堕天使エグリゴリ。


 2  空飛ぶ魔法の楯パツボタ。


 3  地上に降臨する、スサノオ。


 4  空を飛ぶ、ペルセウス。


 5  雲に乗って出かける、バアル。


 6  滝より後ろにある、風の洞窟に住む、雷と稲妻の善霊。


 7  洪水神話に、空を飛ぶ存在はないが、小さな人々は蛇などを太陽に送っていた。


    その事から、宇宙まで飛んで行けた可能性がある。 


 8  空を飛ぶ神の存在は無い。


    だが、小舟に乗った兄妹は天空から降りた、人類の始祖を意味する夫婦神を表している。


    また、蛇=ヤマタノオロチを退治する、サムライは、天空から降りた、スサノオである。


 9  飛ばない代わりに、ナナボーゾは雲や空に命令する。


 10 直接、空からではないが、山からキツネ神は降りて来る。


    サマイクルカムイは、クジラに驚いて尻餅を突き窪地を作るが、彼は空から降りた神だろう。


 11 直接、空を飛んだ描写はない。


    しかし、次の世界に上がったり、方法として、あしを使って幹内を登ったりする。



 【解説】


 これ等に共通するのは、書いた通り、空を飛び・地上に降臨すると言うことですね。


 空を飛び、宇宙にまで行き、直接飛行しなくても、空飛ぶ乗り物に乗る。


 また、直接的な天界から降臨する描写はなくとも、神様は天から降りたと考えられます。


 中には、宇宙にまで蛇を送った、チェロキー族の小さな人々なども。



 ナバホ族とズニ族では、戦乱などで世界から脱出しなくては成らなくなると、梯子はしごを使います。


 または、長い木でできた杖・天高く伸びる葦などを使って、上の世界へと上がります。


 梯子や使を使う理由は、ホピ族の神話だと噴火や氷河期から難を逃れる為に人々は地下に隠れます。


 つまり、地下から地上に上がるために、人々は梯子を使ったんですね。



 《6》 方舟の形状や素材が同じ。



 1  ノアの方舟は円形で、葦を素材にした。


 2  ホピ族は、葦の中に入れられて大洪水を助かる。


 3  ヤマタノオロチは桶、つまりは円形の容器に容れられた、酒を飲んで退治される。

    山幸は謎の老人……つまり海神・綿津見神わたつみのかみか、彼が使わした配下に助けられて船に乗せられる。


 4  退治される複数の怪物と、デウカリオーンは方舟で助かる。


 5  アトラハシースが作った、方舟の詳しい形状は不明だが、ノアの方舟と恐らくは同じ可能性がある


 6  方舟ではないが、ナイアガラの話では善霊が住む洞窟が登場して、少女を助ける。


 7  方舟ではないが、犬を信じて男はいかだを作って、家族とともに乗って助かった。


 8  複数の島々に兄妹、または母息子が生き残る伝承が多数存在するが、島=方舟だろう。


    また、与論島では、兄妹が乗った、小舟が登場する。


 9  方舟ではないが、山に逃れた人々を助けるために、ナナボーゾはいかだを作るように指示する。


 10  方舟の代わりに、山へと登った人々《アイヌ》は狩り小屋を作ってから中で神に祈る。


    方舟は出て来ないが、人々《アイヌ》は神山カムイシリ神に船が海へ出れるように祈る。


 11 あしの中を通り、何度も新しい世界へと脱出するナバホ族。



 【解説】


 方舟が円形だったり、葦を材料にする部分は共通しています。


 また、方舟は出なくても代わりの物が登場します。


 小舟だったり、島だったり、高地にある洞窟や小屋など。


 方舟ではなくとも、神様は人々を助けるために様々な物を用意してますね。


 アイヌの船は、洪水神話とは違いますが、神様に無事を願って助かる部分が有りますね。


 そこが、洪水神話とは共通していると思います。



《7》 大洪水を報せる神。



 1  ヤハウェは、ノア一家に大洪水を警告する。


 2  主神タイオワの命より、ソツクナング&蜘蛛女コクヤングティは、人々に大洪水を報せる。


 3  スサノオは、テナヅチ・アシナヅチ夫妻にヤマタノオロチを退治する方法として、桶に酒を入れて飲ませる事を教える。


    山幸は、海神・綿津見神わたつみのかみから洪水を起こす方法を教わる


 4  ゼウスの大洪水を、デウカリオーンに報せる、プロメテウス。


 5  エンリルの洪水を、アトラハシースに報せる、エンキ。


 6  凶作を悪霊や大蛇による仕業だと、少女に教える、雷と稲妻の善霊。


 7  チェロキー族では、犬が飼い主である男に大洪水を報せた。


 8  石垣島の三人には、神様が使いとして、人魚を派遣した。


 9  ナナボーゾは、人々を山に避難させたり、いかだに乗せて助けた。


 10 キツネ神は、村長を含む村人たちに、山津波と海津波の警告を出して救った。


    天地創造を行った神、サマイクルカムイは十勝に来た。

    報せに来た訳ではないが、その時、津波による被害に合う。


    川に流れる氷塊カンチュウを、下流の村へと報せる女性に、神様は力を貸す。

    

 11 報せる神は居ないが、大洪水が発生して、最初の男女やコヨーテに、人間たちは慌てる。



 【解説】



 どれも、神様や神の使いが報せる部分は一致しますね。


 氷塊カンチュウの話は、洪水と違って、方舟や人々が殆ど全滅するとか、そう言った部分が有りません。


 しかし、報せる部分だけは洪水神話と一致します。


 ひょっとしたら、氷塊カンチュウは、中世の話ではなく、古代・氷河期や間氷期に起きた事かも知れません。



 その頃は、今より寒くて、氷や雪は多かったでしょうから。



 因みに、石垣島の三人は明和八年と。


 古い時代の話じゃないんですが、やはり神様は心清い人間を今でも見捨てない積もりなんでしょう。



《8》 生き残る人類。



 1  方舟で助かる、ノアの家族や、オギュゴス王と動物たち。


 2  ソツクナングや蜘蛛女の導きで助かった人々は、新たな世界でマサウウに出会う。


 3  アシナヅチ・テナヅチ夫妻と、その娘クシイナダヒメは助かり、スサノオと共に国造りする。


    山幸は、洪水を使って海幸を屈服させる。


 4  怪物ケートスを倒した事で、ペルセウスとアンドロメダ達は結婚する。

    洪水から逃れた、デウカリオーンとピュラー夫妻は石から人間を作る。


 5  アトラハシース夫妻を含む、大勢の人々は助かります。


 6  善霊から教えを聞いた、人々は後に、死んだ水蛇&悪霊たちの死体を見た。


    大洪水後に、海の向こうへと人々は、たどり着いた。


 7  生き残った人々は、山と化した大量の骨と踊っている幽霊を見た。


 8  複数の神話で、兄妹や母子、三人だけが生き残る。


 9  ミチャボ・マスクラットは結婚して、夫婦になり、人類の始祖となる。


    洪水からいかだに乗るように、人々に警告して、多数の人類は助かった。



 10 キツネ神の警告により、村長たちは救われた後、彼を祭るようになった。


    サマイクルカムイは、十勝に来た後、津波を生き延びた人々《アイヌ》とともに鯨に火を着ける。


 11 幾度もの大洪水が起こる度、新しい世界に移りながら人々は難を逃れる。



 【解説】



 大洪水の後に生き残った、ノア達・ホピ族は、海をさ迷う内に、陸をさがすため海鳥を空に放ちます。


 また、歴史家ダマスコスのニコラオスによると。


 大洪水からの避難方法は、二種類存在したと。


 アルメニア側の記録では、大洪水時にバリス山へと人々は避難したが。

 そこに、方舟に乗った男が、たった一人だけ流れ着いて助かったとか。


 この人物は、ノアと同一人物だろうと言われてます。


 上記に書かれた話と、古代オリエントで起きた大洪水が合体した。


 そうして、ノアの方舟と言う洪水神話が作られたんでしょう。


 山に方舟が、たどり着く+方舟を作れと神様から指示される。


 ーーと言った具合に。


 ジウスドラ、アトラハシス、クシストロス、ウトナピシュティム。


 それらに加え、聖書のノアなど、中近東の洪水神話における主人公でりますが。


 洪水は40日間、天の水門より降り続いた雨=これは創世記における最初の雨に関する言及である。


 また、洪水による水は、とても深い泉の水から生じている。



 創世記の文を分析すると。


 空=蒼穹よりも上に、天上の海とも言うべき、大きな水による塊を想定していたと推測される。



「水の間に空間を作って水と水とを隔てなさい」


 エロヒムは空間を作って、空間より下の水と空間より上にある水とを隔てた。


 そしてそうなった。


 エロヒムは空間を、空と呼んだ。


 洪水の水は150日間、地上を覆った。



 これは、アガシー氷河湖による大洪水や黒海洪水説、ティグリス&ユーフラテス川の氾濫など。


 または、温暖化による気候変動で空に貯まった水蒸気が塵と合体した事で大雨を降らせたとか。


 あるいは、上記二つの出来ごとが合体したのかも知れないですね。


 氷河湖決壊や大雨による、ティグリス&ユーフラテス川の氾濫は、当時では大洪水だと考えられたでしょう。


 ティグリス&ユーフラテス川がある、イラクは国土の半分が山であり砂漠です。


 wikiには、山岳部から大雨で流れた水で、氾濫を起こした二つの川が、大洪水を起こしたと言う説があります。


 また、地図でイラクを見ると、現在もバグダットを含む主要都市は国土を半分も覆う山側に存在します。


 それらの地域は、緑も豊富なオアシスに見たいですが、ティグリス&ユーフラテス川に挟まれています。



 よって、古代でも都市には、大雨による山から大洪水が来たか。


 海から、アガシー氷河湖から排出された大量の水や、大津波により陸へと押し寄せた大洪水か。


 あるいは、両方同時に発生したか。


 とにかく、古代イラクは大洪水による被災に見舞われた訳ですね。


 生き残る王様も、古代オリエント世界には都市国家が複数存在したためですが。


 王様も、何人か生き残ったのか。

 

 まあ、国家の王権が移ったり、時代を経て他国が支配するようになると、王名も変わったと考えられてますが。



 因みに、ノアの方舟ですが。



 現在は、アララト山&リトル・アララト山と呼ばれる山ですが。


 これらは、現在のトルコ&アルメニアに股がる、古代国家ウラルトゥ王国から名付けられた物です。


 しかも、ノアの方舟が山頂にたどり着いたとする説が有名ですが。


 アララト山の中腹だったとも。


 アララト山&リトル・アララト山の間にある中腹だったとも。


 また、北川にあるカフカース山脈やエルブルス山にたどり着いたと言う説もあります。



 まあ、ユダヤ人は四つの伝承を一つに纏めたと言いますから、上記に書いた通りニコラオスが記した説ですが。


 大洪水が発生した時に、山にある高台へと逃げた人々の元に、方舟が流れ着いた。


 これが、ノアの方舟と言う伝承に繋がった訳ですが、ここに更なる話が追加されます。


 それは、ノアが方舟に家族や動物を乗せて、40日も洪水が続き、150日間も暗闇に包まれた海を彷徨ったと。


 この時、硫黄が結晶化した物をランタン代わりにしたとか。


 これは、中東側の話に成りますね。


 大洪水発生時、方舟に乗った王様たちは海に出てしまい、長い航海をしたと思われます。


 また、大洪水が発生したであろう時期も気になりますね。


 空が暗雲に覆われたと言う事から、間氷河期であるヤンガードリアスが発生した12000年前の話か。


 それとも、今から8200年前も暗雲に包まれたのか。



 まあ、どちらにしろ、ノアの方舟は、山に着いた方舟+海を漂った方舟……両方を合体させた話なんでしょうね。



 ヤンガードリアス期に入り、氷河融解水と氷塊が海に流れた大洪水。


 アガシー氷河湖などが排出した、大量の氷河決壊水による大洪水。


 それ以前や前後にも、氷河融解や氷河決壊に加えて、大雨や津波によひ大洪水は度々初声しました。


 20000年前から、ユーラシアとアメリカ大陸を覆う氷床が溶け始めたからです。


 ーーと言うワケで、大洪水は一つの神話が全世界に広まったとは考えられません。

 様々な地域で、何度も地域的な大洪水が人々により語られたと思います。



 ホピ神話では、第二世界ではヤンガードリアス期に起きた洪水の話が見られます。

 また、第三世界では、巨大なアガシー氷河湖+周辺に存在する氷河湖により、激しい大洪水に襲われます。


 アガシー氷河湖。

 マッコーネル湖。


 ほか、アメリカに存在する五大湖も繋がっており、現在より巨大だったとか。


 また、アガシー湖の南にも氷河湖が存在したが。


 その規模は不明であり、またアガシー湖と合体していたとも。


 これらの湖から大量に排出された、水が大洪水となります。



 ナバホ神話では、何度も洪水被害に遭います。



 これは、アメリカ大陸ではミズーラ大洪水・アガシー大洪水・ニューヨーク大洪水。


 ーー等々を含む、たくさんの大洪水に見舞われたからです。


 また、現代でもアメリカでは大洪水による被害は多々あります。



 アメリカでは1000年に1度の大洪水が4カ所で発生


 2022/08/13—


 ーーと言う記事とか。



 1927年のミシシッピ大洪水。

 1993年のアメリカ中西部大洪水。


 ~~等々です。


 ホピ族には、この大洪水に関する話が二つ存在しています。


 第三世界に住む人々の間で、悪が蔓延して戦争が勃発した後にですが。


 蜘蛛の祖母=コクヤングティが中心となり、ホピ族の人たちを助けようとします。


 彼女は、鳥の精霊カチーナたちから助けを借りる事にしました。


 そして、中空に立つ竹の葦を生やし、第三世界から第四世界へと上がるために、入り口として成長させました。


 この開口部であるシパプは、伝統的にグランドキャニオンであると考えられています。



 バリー・プリツカーによれば、善良な心=優しさを持った人々が第四世界に到達した……という。



 他のバージョン=主にオライビ村で語られている。


 ーーでは、タイオワが大洪水で第三世界を破壊したとされていますが。


 破壊される前に、蜘蛛女神コクヤングティは正義心を

持つ人々だけを助けます。


 彼女は、中空にまで届く葦の中に人々を封印し、大洪水から逃れるために、方舟ボートとして使用しました。



 小さな乾いた土地に到着した人々は、大きなタケノコを植えます。


 それから、頂上に登って周囲を見渡しても、周囲には水が増えているだけで何も見えませんでした。



 それから更に後、蜘蛛女は人々に、より多くの葦で船を作るように言います。


 そうして、途中で島の飛び石を使い、人々は東に航海し続け、第四世界・山岳地帯が見える海岸に到着しました。



 どちらがオリジナルの物語なのか。

 あるいは、より正しい物語なのか。


 これを、明確に確認する事はできないかもしれないが、ハロルド・コーランダー氏は、こう語る。


 少なくとも、オライビ村では小さな子供たちは、しばしばシパプの物語を聞かされている、と書いている。


 彼らが大きくなったとき、遠洋航海の物語が彼らに関係する。


 彼は、ホピ族の水族=パトキンヤムの名前ですら、文字通り、水上の住居・または屋形船を意味する。


 ーーと述べています。


 しかし、シパプの物語はウォルピを中心とした話であひ、一般にホピ族の間でより受け入れられている。


 ーーと、彼は指摘する。


 これに関しては、ナバホ族などでも同じく似たような話が存在します。


 木が伸びて助かったとか、筏を作って助かったとか、パターンがあるようですが。


 ホピ族・ナバホ族に見られる二パターンのどちらが正しいか。


 これは、両方とも正しいと言えます。



 例えば、ホピ族では複数の氏族が、蜘蛛女神コクヤングティに助けられました。


 しかし、邪悪だった弓族などは、何故神様が助けたのか不明です。


 つまり……以下の事が考えられます。


 葦で作られた船に乗せられて助かった後、海を航海した氏族。

 船に乗せられた後、高台であるグランドキャニオンに避難させられた氏族。



 この二通りが、ホピ族やナバホ族に伝わっていったと。



 日本で、大洪水神話が余り有名な話として残らなかったのは、津波大国だからです。


 東日本大震災を含む、様々な大洪水に見舞われた日本では、洪水や津波は珍しい物ではなかった。


 また、日本でも各地では間氷期などに洪水が発生しましたが。

 その後も、山岳海洋国家であるために、大雨で河川が氾濫する事も多々あった。


 ですから、大洪水神話が日本には余り有名に成らなかったと。



 山の神カンナカムイと海の神である鯱レプンカムイカムイが戦う。


 幌尻岳には、ワカメや海の魚が居るが、理由は上記に書いた通り、山神・海神が戦ったからだと。


 また、この話は海幸山幸による対立と構図が同じですね。



 上記のアイヌ神話ですが、これも氷床が洪水や津波を起こした証拠であると考えられます。


 通常は、海で一生を過ごす筈の魚が、湖に閉じ込められるた事例が。

 場所は、アイルランドで、ケリー湖に生息する、ニシン科の仲間です。


 カナダ、セントローレンス川にはホッキョククジラの生き残りまでいる。



 最終氷河期において、氷床がシロイルカが暮らす北部生息域の大半を覆った。


 それから、彼等は南へと移らざるをえなくなった。


 そして、氷が消えた後でも、一部はそのまま残ることにした。



 アメリカ、ニューヨーク州からバーモント州にまたがるシャンプレーン湖。


 ここに生息する植物には、不思議な事に、海岸線特有の植物が生えている。


 これは、海が内陸にまで、入り込んでいた時代の名残である。

 氷河が溶けて後退すると、その一帯には海が流れ込んできた。


 こうして、海岸植物が生えるようになった。



 ーー等々、間氷期には、同じく北海道の日高山脈にも大津波が達したでしょう。

 これにより、海洋生物や海洋植物が流された事で、暫くは山に小さな氷河塩期が存在したかも。


 アザラシまで居たかは分からないですが、山に海洋魚類は居たのかも知れませんね。


 また、山頂までは言いすぎですが。


 現代でもダムを作った事でできた人口湖が、十勝や日高には存在します。


 最終氷期にも、それ以前の大津波により、山頂までは行かなくとも、山脈中腹まで達した可能性が。


 ⭐️ ワモンアザラシは、海水だけでなく、淡水でも生活できます。



 水で滅ぶ世界 アガシー氷河湖の大決壊。


 第21部分。 各神話の出来ごと。



 ~~に追加記述しましたが、アルティプラーノには、何と巨大氷河湖が実在しました。



 古代インカ神話の大洪水。



 大都市アルティプラーノを襲った大洪水&兄弟とリャマの大洪水。




 ◆ 南米大陸。




 ■ アルティプラノ・クンディボヤセンス。




 197 フンボルト湖、ボゴタ・サバンナにある更新世の湖。




 ■ アルティプラノ・ボリビアーノ。




 198 カバナ、チチカカ湖・湖面の高台。




 

 これらの巨大氷河湖が、都市アルティプラーノを破壊したワケです。


 司祭たちに、ボロボロのインディアンが旅に現れたと言う。


 これは、厳しい修行と移動を常に行うインディアン達ですが。


 彼等が、旅の途中で山岳地帯を通過して、氷河湖が水で満たされ、決壊寸前になっていた。


 それを旅の僧侶みたいな彼等インディアンが教えたか。



 または、ボロボロのインディアンに扮した、精霊や天使が、氷河湖が決壊しそうな事を伝えたか。



 何れにしろ、司祭たちはインディアン達を、厳しい旅の修行僧・精霊や天使と見なしたかと。


 そうして、彼等の言葉を信じて高台に居たことで助かりました。



 リャマと兄弟の大洪水。


 

 山の麓が、洪水で押し流されたからか、アンデス山脈は洪水前より高くなっていました。



 大きな波が、全ての悪人を一掃しました。



 ~~と有ります。



 アンデス山脈が高くなった理由は、麓が押し流された事で地滑りしたから本当でしょう。


 また、地中の氷河が溶けて、地面がバウンドした結果、アンデス山脈が隆起した事も考えられます。


 それに、氷河湖が決壊した事で、周辺の山々や氷河山脈が崩壊した事も考えられます。



 また、ホピ神話では人と動物は会話できたとも。


 アイヌ神話では、神様が狐に化けて登場します。


 聖書では、燃える柴の中から神様がモーセに語りかけたとも。



 これらと同じく、リャマと会話した兄弟たちですが。


 彼等は心正しく、また神や獣と言葉なしで会話できたのでしょう。



 《9》 再生される大地。



 1  ノアはカラスを飛ばして、地上を見つけて、アララト山に辿り着く。


 2  ホピ族のために、蟻人間が第三世界の土を海上に持ってくる。


 3  スサノオは、クシイナダヒメのために石垣を作る。

    山幸は塩乾珠しおふるたまを使って、潮を退かせる。


 4  デウカリオーンは神ゼウスの指示に従い、妻とともに石を投げる。


 5  ワタリガラスが陸地を見つけ、アトラハシースは家畜を様々な方向に放つ。


 6  大地は再生されてないが、代わりに悪霊と大蛇が退治されて、凶作が収まる。


    大洪水の後に、新天地である亀の島に、たどり着いた。


 7  大洪水より後に、生き残った男は尾根に登った。


    そこで、谷に沿って死んだ人々が骨の山となり、山頂では幽霊が踊っている姿が見えた。


 8  国土創造より前に、大洪水があった可能性がある。


    また、生き残った少数の人々は、島を再建した。


 9  ミチャボの命により、マスクラットは土を運んで来た。


    大蛇と戦った、ナナボーゾにより、大地や村落も、おそらくは再建されただろう。


 10 津波後に、鯨に火を着けると大きな音が鳴り響いて驚く、サマイクルカムイは窪地を残した。


 11 第五世界まで、ティーホルツォディによる大洪水を逃げきった人々。


    彼等は東西南北の風に祈り、四日間も強風が吹き、大地を乾かした。


    大地は、まだ形成されていなかった為、人々は土を練って積上げ、また四つの山を作った。



 【解説】



 上記の通り、大洪水を生き延びた人類は、地上へと無事に辿り着きます。


 また、石を投げたり、空へ鳥を飛ばしたり・土や石を使って何かを作る部分は共通していますね。




 余談ですが。


 ノアは、バビロニア王であり、その子孫である、バビロニア王ニムロドも聖塔を立てる際に。



 我が祖父、ノアの時代の大洪水から再び、人類は生き残るため、高い塔を立てる。



 と言うような台詞が聖書に有ります。



 有名なバビロンの聖塔ですね。



 まあ、バビロニア王だったノアですが。



 実際に、バビロニア王だったかは分かりません。



 と言うのも、聖書でさえ他の民族の王様を自分達の祖先として記していますが。



 古代ローマ人貴族は、自分の祖先は古代ギリシャ系としたように。



 世界中、どこでも私達は⭕⭕人の子孫だと記録に記す訳ですよ。



 だから、聖書ではノアはユダヤ人の先祖ですが、実際はバビロニアの王様です。


 しかし、このバビロニア王と言うのでさえ、捏造で他国の王様だったかも知れないですね。



 まあ、実際には記録が古すぎて、真実は分からんと言うことです。



 ( ´△`)



 ⭐️ 正確には、バビロニア地方の王様かも知れません。



 バビロニアには、小国家や都市国家が複数存在してましたから。



 イロコイ連邦は、六大部族からなる部族連合体国家です。


 なので、大洪水より後に、アメリカ大陸へと渡って来た人々も存在します。

 また、ナイアガラの滝で生け贄を捧げている部族も有りました。



 大洪水を、生き残った人々ですが。


 彼等は、火山噴火による火山性地震によって起きた津波で、大打撃を受けました。


 石の雨は、噴火を示してますし、大地が揺れたと言う部分は地震です。


 また、それらにより直後に発生した津波壁も、他の神話だと、大洪水であると言えるでしょう。


 一方、凶作などにより、ナイアガラの滝で生け贄を捧げている人々ですが。



 神に助けられた事で、人々は生け贄を捧げなくなったり、フランス人探検家に非難された話ですが。


 どの部族かは分からないですが、ナイアガラに到達する以前より、生け贄は行っていたでしょう。


 つまり、ヤマタノオロチ、ヤム・ナハールと同様に、古代から近世まで人身御供は続いてたと。


 神様が滝の中で、少女を救う話も、クシイナダ姫を救うスサノオと同じ構図ですね。


 第三世界より、後の世界でも結局、人々は人身御供を続けました。



 ホピ族でも、谷底にある川を渡るため、そこで泳ぐ赤い大蛇に対して、少年少女を捧げてたとか。


 これは、イロコイ連邦の犠牲者は神様と結婚できると言う考えと同じくですが。

 自らを犠牲にした者は、より良い世界に転生できると考えられていました。


 それで、後の世も人身御供は続いたんですね。



 フランス人探検家が批判した部族ですが。


 彼等は、イロコイ連邦の中でも人身御供を辞めなかった人々かも知れません。


 神が人身御供を辞めさせても、上記の通り人々は生け贄を名誉ある行為と思ってたからです。


 ユダヤ・キリスト教でも、遊牧民が行う人身御供は、子供を殺す悪逆行為であると断定されてます。


 しかし、一方では同時に自己犠牲は尊いものであるとも考えられています。


 キリストが磔にされたのも、自己犠牲であると考えられますから。


 また、ユダヤ教ではアブラハムが自らの子イサクを神に提供しますが。

 直前で、ヤハウェは生け贄に捧げる行為を辞めさせました。


 これは、アブラハムの忠誠心を試しただけで、ヤハウェは生け贄を欲していなかったからだと。


 この後、残虐な生け贄は、ヤハウェやユダヤ教は許さなかったと。



 しかし、戦争や災害時には、英雄や聖人たちは自らを犠牲に捧げてでも行動します。


 そうして、窮地に多々された人々を救おうとします。


 それは、現代でも同じですね。



 《10》 大洪水を生き残り、再び増える人類。



 1  ノアと家族から、ハム・セム・ヤペテの一族ができる。

 

 2  ホピ族は、船に乗って各地にできた島々に行き、そこに住んだり、更に向こうを目指し、マサウウと出会う。


 3  スサノオとクシイナダヒメ達は、大洪水ヤマタノオロチを退治後に共に寝たとある。

   山幸は海幸を屈服させた後、妻である豊玉姫と幸せに暮らしたでしょう。


 4  英雄ヘラクレスは怪物ヒュドラ(河アケローオス)、退治後に、デーイアネイラと結婚する。


    ペルセウスは、海の怪物ケートス退治後に、アンドロメダと結婚する。


    大洪水を生き延びた、デウカリオーン・ピュラー夫妻は石から人間を作る。


 5  大洪水を生き延びた、アトラハシース夫妻を含む人々は、再び地上で繁栄する。


 6  悪霊と大蛇による悪事がなくなり、安堵する人々。


    大洪水が収まった人々は、亀の島に移動して行った。


 7  大洪水をいかだに乗りきって、助かった男を含む家族たち。


 8  兄妹・母子・三人など、複数の神話で生き残った人々は、再び人口を回復させる。


 9  大洪水後に、ミチャボは、マスクラットと夫婦となり、二人は人類の祖となった。 


    または、ナナボーゾは多数の人々を山に避難させて、いかだに載せて助けた。


 10 キツネ神の助けで、人々《アイヌ》は山まで逃げて、今日まで津波神話を伝えた。


    サマイクルカムイと、人々《アイヌ》たちは、津波後も生き延びた。


 11 大洪水後に、人々は 部族に分かれ、それぞれの場所で、別々な生き方で暮すようになった。



 【解説】


 大洪水が終わり、地上にて彼等は再び子孫を残したでしょう。


 地域的な大洪水が起ころうとも、少数の人間が居れば、人々は人口を回復させたでしょう。


 日本の場合、大津波や河川の氾濫などが、何度も発生しました。

 この事から、あまり大洪水による神話が残らなかったと思われます。


 しかし、ヤマタノオロチ・海幸山幸の話・琉球・アイヌ等には、大洪水的な話が有りましたね。



《11》 英雄神と冥界神の対立。



 1  聖書の神ヤハウェ&大天使ミカエル達と、バアル神は対立する。


 2  主神タイオワ&神の甥ソツクナングと、尊大に成った大霊マサウウは対立する。


 3  冥界神ツクヨミと、ヤマタノオロチを倒した英雄スサノオは対立する。


    最初から、山幸と海幸は対立してましたね。


 4  ヘラクレスは、ヒュドラを倒した後にハデスの元を訪れる。


    ポセイドンの三股槍トリアイナによる地震は、冥界を引き裂くとハデスを危惧させる。


    ヘラクレスは、アルケースティスを救うために死神タナトスを倒す。


 5  ヤム・ナハールを倒した、バアルは後に冥界神モートと対立する。


 6  最初から大蛇&悪霊として、善霊と対立している。


 7  チェロキー族は、ウスタリ・インチワームを倒したが、今度はヌンユヌウィと戦う。


 8  犬は女を守るために、戦う。


    その後、サムライに、愛していた犬を斬られた女は自害する。


 9  ナナボーゾは大蛇を倒したが、湖の底には邪悪な悪霊たちが、彼に怯えながら残っている。



 10 オキクルミカムイ・サマイクルカムイ達による対立。


 11 ティーホルツォディによる、大洪水後を生き延びた、人々が慢心した。


    それに怒り、最初の男女は怪物を創造した事から、英雄ナハヘッツァーニが怪物退治を行う。



【解説】


 日本神話・ホピ神話には、英雄神と冥界神の対立は有りません。


 海幸・山幸は、名前通り海と山の神による対立神話ですし。


 しかし、嵐神バアルと冥界神モートの対立を見て分かる通りですが。

 スサノオとツクヨミ達は、両者とも戦かった可能性が存在します。


 マーシャル諸島の神話で、エタオから悪戯イタズラされて、遠い場所へ逃げて行った兄。


 ジェメリウットのように。



 この神話も、海幸・山幸に似てますが。


 ホピ族の神話でも、ソツクナング神と大霊マサウウ達は、一緒に登場しません。


 これは、彼等が殺し合いをして、互いに嫌った為だと思われます。



 ギリシャ神話では、英雄ヘラクレスが冥界神ハデス、もしくは死神タナトスの元を訪れる。

 これは、冥界神と英雄神による対立であるとも、冥界下りの神話だとも考えられますね。


 その他、ポセイドンは三股槍トリアイナで大地を引き裂きます。

 ハデスは、これに冥界まで引き裂かれてしまうと恐れますが。


 これは、次に語る古代ウガリットの神話が、ギリシャ神話に受け継がれた物と考えられます。



 バアルやモートは、粉引きにされて殺されたと記述されてますが。


 これは、農耕を意味していると言われてますが、私的には凄まじい拷問の暗喩だと思います。


 マサウウ=スサノオ様は、日本を含むユーラシア大陸で大洪水前までは一緒に居ました。

 ソツクナング=ツクヨミ様は、アメリカ大陸の神だった。


 このため、マサウウ様の神話がホピ族では少ないのではないか。

 また、ツクヨミ様やハデス様の神話がユーラシア大陸ないのも同様ではないかと。


 私は思いますね。



 オキクルミカムイ・サマイクルカムイ達による話も、両方の対立が見られますね。


 片方が、英雄的な活躍をしつつ、もう片方は足を引っ張るだけ。


 しかし、彼等の神話は場所によっては英雄神が真逆になってしまいます。

 これは、どちらかを崇拝する勢力が自分達の祖先こそが英雄であると自慢したためだそうです。



 また、こうも考えられます。



 オキクルミカムイ・サマイクルカムイ。



 オオクニヌシ・スクナヒコナ。

 オオクニヌシ・スサノオノミコト。

 ツクヨミ・スサノオノミコト。


 ハデス・ヘラクレス、(ポセイドン)。


 モート、(ネルガル)・バアル。


 ーーと、日本神話・ギリシャ神話・古代オリエントの神話と同じく対立しているかもと。



 アイヌ・琉球などでは、あまり話が統一されず、地方では様々な神話が伝承されました。

 しかし、日本神話やギリシャ神話でも、様々な異説や改編された話が存在します。


 これは、国として統治された地域や同じ文化圏となった場所では、神話が統一されたが。

 そうでない地域は、それぞれがバラバラに祖先の話を語り継いだからです。


 ですが、そう言った統一された国でも、政治的な意図や子供に性的な物は教えられない。


 こう言う理由で、何度も改編されたために異説などが有るのです。



 以下、例。



 デメテルに手を出した、ポセイドン。


 元から夫婦神だったとも、馬に化けてから手篭めにしたとも、馬に変身して求愛が成功したとも。



 竜宮城や桃太郎。


 海幸山幸が元である、竜宮城は海底にあり、乙姫さま・踊る魚たちは、遊女であり勿論……である。


 桃太郎は、桃を食って若返った、爺さん・婆さん達が愛しあった結果、生まれた……など。



 アイヌ神話のオキクルミカムイは、アイヌラックルとも呼ばれるが。


 上記の通り、彼は日本神話だと、オオクニヌシ&スクナヒコナに該当するように思われます。



 また、スサノオによる、ヤマタノオロチ退治の活躍も混ざってしまっているでしょう。


 それに、加えて、一説にはオキクルミカムイを、源義経だったと考える学者も居ります。



 元々、同じ神話なのか、それは分からないですが。



 ヘラクレス・師匠ケイローン。

 ナハヘッツァーニ・トバデスチン。

 ギルガメッシュ・エンキドゥ。


 各神話では、二人コンビの英雄が活躍しますね。


 神々による、試練や怪物退治で、活躍する二人ですが。



 特に、ヘラクレス・ナハヘッツァーニ達は、共通点があります。

 両者ともに、山に上り鷲を退治するなど、各地で怪物や巨人と戦う部分です。


 また、父親が、ゼウス・太陽~~と言うふうに、神の子である点も一致しますね。


 女神ヘラが、嫉妬心により、ヘラクレスに様々な困難や刺客を送ります。

 最初の女が、人類に対する嫉妬心から色んな怪物を送り、ナハヘッツァーニが退治する。


 この部分も同じですね。



 《12》 主神、女神、冥界神、風神~~それぞれの名前。



 1  唯一神ヤハウェ。

    異教の女神アシュトレト。 

    大天使ミカエル。

    偽の神バアル。


 2  主神タイオワ。

    蜘蛛女コクヤングティ。

    神の甥ソツクナング。

    大霊マサウウ。


 3  高御産巣日神。 タカムスビノカミ。

    天照大御神。 アマテラスオオミカミ。

    月詠命。 ツクヨミノミコト。

    佐之男命。 スサノオノミコト。


 4  主神ゼウス。

    美の女神アフロディーテ。 (アルテミス)。

    冥界神ハデス。

    海神ポセイドン。


 5  主神エンリル。 (エル)。

    豊穣の女神イシュタル。 (イナンナ)。

    冥界神モート。 (ネルガル)。

    風神バアル。 (ベール)。


 6  創造神。

    天女スカイウーマン。

    良い心。

    悪い心。


 7  グレートワン。 または、太陽。

    母親太陽。

    小さな男達のリーダー。

    大蛇ウクテナに変えられた男。



 8  天界神テルクミ・ナルクミ。

    アマミキヨ。

    シネリキヨ。

    天王ガナシー。 サムライ。


 9  大精霊・創造主ギッチ・マニトゥ。 マスターオブ・ライフ。

    スカイガール。

    ナナボーゾ。 ミチャボ。

    アルゴン。


 10 国造神コタンカラカムイ。

    造島神カルモシリカモイ。 日神ヘケレチュッフ。

    女神マチネカモイ。 月神クンネチュッフ。

    アメマス。 島の腰骨の魚モシリエツケウチェプと言うのです。

    


 11 神。

    最初の女。 蜘蛛の祖母。

    最初の男。

    コヨーテ。


 そして、彼等は後世それぞれの民族に、こう呼ばれました。



 大天使ミカエル様ですが。



 何故、冥界神の位置に名前があるかと言うと。



 キリスト教の宗派よっては、イエス・キリストやアダムと同一視されます。


 ミカエルが、地上ではイエスとして生まれたとも。


 アダムが天界では、ミカエルの姿で存在するとも。



 まあ、解説しますと。



 神に対して、常に忠実であり、正義の側に立って戦う姿を見せます。



 また…………神の甥ソツクナング、ネルガル、ハデスなど。


 そう言った部分が、上の冥界神と一致します。



 なので、ここでは大天使ミカエル様を、冥界神としました。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ