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ズニ族の創造神話

 《1》 ズニ族の起源神話。



 最初は湿気だけで、それが雲になりました。


 偉大な父なる太陽ヤトカ=創造主アウォナウィロナ。

 彼は、雲を厚くして水にし、それが大きな海を形成しました。


 アウォナウィロナは自分の肉で海を肥やし、その上に緑の藻が育ちました。


 緑の藻が地球の母アウィテリンツィタと空の父アポヤンタチュ達を産み出します。

 また、二人による結婚と、太陽が緑藻に作用することで、全ての生物が生まれました。


 地球に四つある洞窟最下部、(子宮)、から人間と動物の種が卵として孵化しました。

 創造主は、卵が孵化し、全ての生き物が生まれるために十分な暖かさを提供しました。


 太陽の父アポヤンタチュと地球の母アウィテリンツィタ達。

 二人は、後に太陽の双子である子供、コウィトゥマ&ワツウシ兄弟を産みました。


 これらの双子は神聖な知識。


 帽子。

 弓。

 矢。

 盾。


 ーーなどを授けられ、戦争を司る双子神として全ての人間と生き物を支配しました。


 彼らは、最初にして第一の地下世界である、アノシン・テフリに降ります。


 さらに、そこからそこで、何人かの人間と生き物たちが。

 羊毛の世界と呼ばれる、第二・洞窟世界コーリン・テフリに上るために梯子はしごを形成しました。


 双子は再び泥の世界と呼ばれる、第三世界ワイショ・テフリ。

 そして、翼の世界と呼ばれる最後の洞窟にある、第四世界テパハイアン・テフリ。


 これ等の世界に入る、梯子はしごを形成しました。



 ここで、双子は男性に生き方を教え、太陽の父を探すように指示した後。

 彼等は、昼の世界、テコハイアンウラーナネに入り、ここを獲得しました。

 最初はうろこ状の皮膚で覆われ、足と手に水掻きがありましたが。

 男性は、最終的に光に慣れ、ガードルとサンダルを身に着けました。



 《2》 ズニ族の起源神話、別バージョン。



 人々は最初、第四世界として知られる地球奥深くの完全な暗闇で、密集して暮らしていました。


 昼間の世界には、丘や小川がありました。


 ですが。


 そこに住む人たち&太陽であり創造主である、アウォナウィロナ。


 彼等のような神々に対して、祈り棒を差し出す人は居ませんでした。


 アウォナウィロナは人々に同情します。


 こうして、アウォナウィロナから人々を導くように命じられた双子の息子たち。

 二人は、哀れな彼等を昼の世界に導くように奮い立たせました。


 人間としての特徴を持つ息子たちは、南西・第四世界に行ける入り口を見つけましたが。


 過密で黒ずんだ第四世界に到達する前に。


 次第に薄暗くなる、第一、第二、第三の世界を通過することを余儀なくされました。



 暗闇に目が眩んでいた人々。


 彼等は、兄弟二人が見知らぬ人であることを触覚で識別し、彼らを弓の僧侶と呼んだ。


 人々は、二人兄弟に任せたいという意向を表明し、相談を受けた東西南北の僧侶も同意した。



 旅に向かう準備として、アウォナウィロナの息子たちが四つ種を蒔きます。


 そこから、四本の木が生えました。


 そして、木はすぐに大きくなり、弓の僧侶たちは枝を折って、人々に渡しました。


 それから、弓の僧侶たちは、それぞれ木から枝を取って、祈り杖を作りました。


 彼等は、松で作られた最初の祈り棒を地面に突き刺し、稲妻が鳴り響きます。


 それは、急速に第三世界へと成長しました。



 人々は時が来て、全ての持ち物を集めるように言われます。

 そして、やや明るい世界に登ったが、まだ目が見えなかった。


  彼らは、これが彼らが住む場所であるかどうかを尋ねると。


 弓の僧侶たちは、まだと言いました。


 四日間滞在した後、彼らは同様の方法で、第二世界に移動しました。


 それから、唐檜トウヒの祈りの棒が地面に植えられます。

 それが、十分に高くなった時に人々はソレを伝って、上にある次の世界に登りました。


 そしてまた、四日後。


 彼らは、銀唐檜ギントウヒから出来た長い杖を使って、最初である世界に登りましたが。


 そこは、空が夜明けのような赤い光で輝いていました。

 なので、ここで初めて人々は自分たちが、最後にある洞窟世界の手前に居ると気づきました。

 また、彼等は翼の世界とも呼ばれる、テパハイアン・タフリに入る梯子はしごを形成しました。



 ここで、双子は男性に生き方を教え、太陽の父を探すように指示した後。

 彼等は、昼の世界テコハイアンウラーナネに入り、ここを獲得しました。


 最初は、うろこ状の皮膚で覆われ、足と手に水かきがありましたが。

 男性は、最終的に光に慣れ、ガードルとサンダルを身に着けました。

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