アステカ創造神話 五つの太陽
アステカとは、中央メキシコで栄えた文明です。
本来は、メシカ族を中心とする帝国でしたが、白人がアステカと名付けました。
アステカ創造神話によると、スペイン植民地時代は、創造と破壊のサイクルである第五時代でした。
彼等は、自分たちの世界が四回前に創造されて、また破壊されたと信じていました。
以前存在した、四サイクル、それぞれの時代において、異なる神々が居ましたが。
彼等は、まず支配的な要素を通して、地球を支配し、それを破壊しました。
これらの世界は太陽と呼ばれていました。
16世紀中、それから現代。
今でも、アステカ人の子孫である一部メキシコ人は、第五太陽時代に住んでいると信じてます。
そして、以前滅亡した世界と同様に、カレンダーサイクルの終わりには暴力が蔓延します。
こうして、現代も終わるでしょうと考えられています。
五つの太陽伝説。
アステカの創造神話では、世界は今までに、五回創造されたと伝えられている。
第五の太陽と呼ばれる、現在の世界に先だつ四つあった太陽はいずれも滅亡した。
第一の太陽。
第一太陽は、四のジャガーと言い、テスカトリポカが主宰していた。
この時代は、ドングリを食べる巨人が支配していた。
やがて、ケツァルコアトルがテスカトリポカを追い落とします。
さらに、ジャガーの群れによって、巨人が食い尽くされて、世界は滅びました。
第二の太陽。
第二太陽は、四の風と言い、ケツァルコアトル。
あるいはその風神としての側面である、エエカトルが主宰してました。
ピニオンのナッツのみを食べた人間が住んでいました。
しかし、テスカトリポカは太陽になりたいと思って、自分自身を虎に変えます。
そうして、ケツァルコアトルを彼の王位から退けました。
この世界は、壊滅的ハリケーンや大洪水で滅ぼされました。
生存者は、殆ど居なかったが、生き残った人間は木の上に逃げて猿に変身した。
⭐️ ピニオンのナッツ。
松の実です。
第三の太陽。
第三太陽は、四の雨と言い、雷神トラロックが主宰していました。
人々は、水に生えた種子を食べました。
しかし、ケツァルコアトルが、火と灰を雨のように降らせて滅亡させました。
生き残った人間は、犬・七面鳥・蝶になった。
⭐️ 七面鳥。
七面鳥は、アステカ語で、子供や皇子を意味するピピルピピルと呼ばれていました。
第四の太陽。
第4太陽は、四の水と言い、女神チャルチウィトリクエが主宰していました。
チャルチウィトリクエは、水の女神でした。
チャルチウィトリクエが司るのは、大地に存在する水でありました。
従って、トラロックがもたらす天の恵みである水とは異なります。
人々はトウモロコシ食べた。
大洪水が、世界を滅亡させて、生き残った人間は魚になった。
第五の太陽。
第五太陽は、四の動きといい、トナティウが主宰する。
他に存在した、四つの太陽と同様、地震によって将来滅亡する。
さらに人間は、空の怪物ツィツィミメに喰われると考えられている。
このように、世界が何度も創造されたとする話は、メソアメリカ全般に見られる。
そして、非常に古い伝統にもとづく。




