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南北戦争と現代のアメリカ分断~~《1》 南北戦争はどうして始まったのか? 《2》 現代のアメリカ内戦は、東西で対決する。 《3》 第二次アメリカン・シビルウォー勃発。

 《1》 南北戦争はどうして始まったのか?



 (1) アメリカ北部。


 アメリカ北部は貧しい土地であり、南部ほど大規模な農業は行われていませんでした。

 白人の雇用を守るためには、黒人奴隷を受け入れるワケには行きませんでした。


 また、米英戦争でイギリスと関係が悪化した事により、輸入製品が途絶します。


 そこで、自国で製品を生産できるように工業が発達しました。

 結果、欧州製の輸入品に対抗するためには保護貿易を行わなければ成りません。


 また、白人労働者を雇え、黒人を労働者に使うなと言う考えが登場します。


 この考えが黒人奴隷を廃止する切っ掛けと成りました。



 まあ、人権意識の高まりでは無いとは言え、結果的に黒人奴隷は解放されました。



 (2) アメリカ南部。


 南部は肥沃な土地であり、綿花栽培に適していたので、黒人奴隷を大量に仕入れてました。


 こちらは、工業力が発達した、イギリスで不足する綿花を、大量に輸出していました。


 なので、黒人奴隷を使った大規模な農園経営が成されていました。

 農産品の輸出と奴隷労働により、自由貿易を南部は考えます。


 ゆえに、黒人奴隷を雇い、彼等に人権を与えたくはなかったんですね。


 こうして、黒人は奴隷であり白人より劣ると言う考えは敗戦後にまで残ります。



 このようにして、白人至上主義的な考えからKKKと言う組織まで生まれました。



 【結果】


 このため、北部ではエイブラハム・リンカーンをリーダーとする共和党が誕生します。


 一方、南部ではジェファーソン・デイヴィス率いる民主党が地域を支配しました。



 戦争の結果は、人口が多い北部を支配する共和党が勝利します。


 こうして、奴隷制は廃止されました。



 【経済体制】


 北部 奴隷制を廃止&保護貿易で自国産業を優先。


 南部 奴隷制を維持&自由貿易による富の増加。



 ーーと言う風な経済構造でした。




 《2》 現代のアメリカ内戦は、東西で対決する。



 (1) 共和党。



 白人至上主義的な支持者も、中には多少存在する共和党ですが。

 一方で、資本家だけでなく人種を問わず、労働者層から熱い支持を受けるリベラルな面も。


 上で書いた通り、過激な人種差別主義的な勢力も、一部の支持者には存在します。


 ですが、基本的には現在の共和党は労働者や田舎民を大事にする右派&保守派であります。

 また、工業や農業と言った、産業に従事する地方田舎民を大事にしてますね。


 他にも、にも、既存労働者を手厚く保護したり&治安面の諸問題など。

 これ等に対処する為に、低賃金で働く不法入国者を制限しようとしてます。


 ⭐️ トランプ氏は大統領時代に、不法入国者を制限しましたが、代わりに正規移民は増やしてます。



 (2) 民主党。


 今でこそ、差別反対や多様性を政策に掲げてる民主党ですが。

 実は、南北戦争の時は、かなり強烈な差別主義を掲げていたんですね。


 さて、表向きは人種差別をしなくなった民主党ですが。



 現代でも、南北戦争の時と同じく、差別や搾取を展開してますね。



 南北戦争時代、南部にて黒人奴隷やアジア人奴隷を支配搾取する。


 現代、都市部にて、労働者や不法入国者を苛烈に搾取して、ホームレス化する。


 シリコンバレー等では、都市部に大量のホームレスが存在しますからね。


 連中が掲げる、自由や平等も全ては嘘っぱちであります。

 さらに、弱者救済も格好つける時だけしか行いませんからな。


 また、支配下にある都市も治安が悪くて、中々よい噂を聞かないですね。

 それに加えて、さらに近年は不法入国者を大量流入させた事で、より犯罪率が悪化したと。



 この二者が火花を散らす戦い・・・それが、第二次アメリカン・シビルウォーです。



 《3》 第二次アメリカン・シビルウォー勃発。



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 これ等の記事には、いよいよ内戦が迫っている事が伺えますね。



 皆様は、ファークライ5と言うゲームを御存知でしょうか。


 このゲームは、新興宗教カルトVSアメリカ民兵であるプレッパーズが対立しています。


 主人公は、プレッパーズ側に立つワケですが。



 前にも軽く語りましたが、プレッパーとは元々キリスト教の右派でした。

 当初、彼等は保守的で終末予言を信じる、カルト宗教的な面が強かったのですが。


 戦争や大規模災害など、深刻な状況に備える、サバイバリストと見なされるように成りました。


 まあ、彼等は右翼民兵なワケですからね。


 アメリカ三大右翼、KKK・ネオナチ・ミリシア。


 この内、プレッパーはミリシアに入りますね。



 そんな、彼等プレッパーですが。


 警備会社《PMC》に軍事訓練を頼んだり、保存食を用意したり、店で扱ったり、牧場や農場を経営したりと。


 こう言った活動を普段から行っているんですね。



 しかし、バイデン政権誕生後から徐々に、左派プレッパーが増えていると、wikiには有ります。


 これは、右派であるプレッパーが、トランプ氏や共和党を見限ったのではないです。

 元々、左派だった人々が近く勃発する内戦に備えて物資を集めているのです。


 彼等、左派プレッパーズもまた、軍事訓練を行いつつ銃と食料を揃えているのでしょう。



 つまり、右派左派の両派閥とも終末戦争であるアメリカン・シビルウォーに向けて準備を。



 いやはや、怖いですな。



 ((( ;゜Д゜)))

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