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第四世界の文明発展 世界中の神話と共通性

 《1》 女神二人から愛された色男の名前は一致する。


 大国主は、古代中東の神ドゥムジです。


 Wikiに有りますが、ドゥムジは名前が様々な形に変化します。



 1 アッカド神話。


 【ドゥムジ=タンムーズ】


 ドゥがタンに。

 ムジがムーズに。



 2 ギリシャ神話。


 【ドゥムジ=アドニス】

 

 アがドゥの前に付いて。

 ムジがニスへ。



 3 日本神話。


 日本では、大国主おおくにぬし

大穴牟遅神おおあなむぢ


 ★ 名前は余り似ていないですが、中東・ヨーロッパの神と同じく、大国主は境遇が似ています。


 また、名前が持つ意味は、土地の主を意味します。



 1 シュメール神話。


 ドゥムジ。  イナンナ。 エレシュキガル。

 

 2 アッカド神話。


 タンムーズ。 イシュタル。 エレシュキガル。


 3 ギリシャ神話。


 アドニス。 アフロディーテ。 ペルセポネー。


 4 日本神話。


 大国主。 須勢理毘売命《すせりびめ の みこと》。 多紀理毘売命《たきりびめ の みこと》。


 このように、男神が二人の女神から求愛される点は一致します。


 それも、美や豊穣の女神・冥界の女神から惚れらると言う点が。


 特に、イナンナ・イシュタルは同じ女神の別名ですね。

 また、アフロディーテも、イシュタルが変化した名前ですね。



 また、多数ある大国主の別名である、大穴牟遅神おおあなむぢと名前も一部は他神話と一致します。


 ドゥムジ=大穴牟遅神。


 オオアナムジ、オオナムジとも。


 この場合、アドニスと同様に、アとオオと言う、ア行が一致しますね。


 ドゥムジとは、両方とも、ムジと言う部分が、一致してますね。



 《2》 ユーラシア大陸には無い、少彦名が持つ神話は広い太平洋地域の神話。


 ギリシャ神話や中東神話と言った、ユーラシア大陸西方には、少彦名さまと類似する神話が有りません。


 少彦名さまは医術の神でもありますが、医術の神と言えば。

 ギリシャ神話では神ではなく人間ですが、アスクレピオスの神話しかないです。


 両者の神話も、医術を司る部分しか一致せず、似ているとも言えません。


 ですが、視点を東に向けると海の向こうには似たような話が多数存在します。



 ケツァルコアトル。

 ビラコチャ。

 ククルカン。

 白い兄パハナ

 

 何処かへと向かった白い兄パハンナ、海から来た神様たち。


 恐らく、ホピ族と別れた白い兄パハンナは、アステカやインカ等で神様と讃えられたのでしょう。


 そこから彼は姿を消して遠い何処かへと言ってしまいます。


 この話と、少彦名さまの神話は似ていますよね。


 海から来た神様が文化を教えて国を作る・・・この点は皆似てますね。


 また、少彦名さまは日本神話では海の向こうから来たと。

 そして、淡島から海の向こうへと帰って行ったとも。



 以上の事から。


 白い兄パハンナ・少彦名さまは、同一人物かも知れないですね。


 また、同一人物でなくとも、どちらかが祖先と子孫になるかも知れないですね。



 あと、両者が私が似ていると思う点は神話の部分ですね。



 以下、古事記。


 多邇具久ヒキガエルによると、久延毘古くえびこならば知っているだろうとのこと。

 早速、久延毘古に聞いてみたところ、神産巣日神かみむすびのかみの子どもで、名前は少彦名でしょう~~と答えました。


 神産巣日神は、確かに少彦名とは自分の子で、手の股より落ちこぼれた子であると認めたのです。

 そして、オオクニヌシと兄弟の契りを結び、2柱の神で協力して国を作るよう言い渡したと。



 以下、日本書紀。


 オオクニヌシに少彦名が飛びついて噛み付いたそうです。

 これを高皇産霊尊たかみむすひのみことに話すと。

 それは自分の子のひとりだが、いたずら者で指の間からこぼれ落ちた子だと言いました。



 と・・・古事記&日本書記に有りますからね。


 先ほど書いた通り、少彦名スクナヒコナさまは白い兄パハンナではなく・・・。


 彼の祖先たる、弓族の長老である可能性が。



 と言うのも。


 白い兄の父親は、弓氏族・長老であり、弓族は過去存在した世界では様々な悪事を働きました。


 この部分と関連する民族を今から語ります。



 ホピ族の方が、南太平洋の島国ニュージーランドを訪れた際、マオリ族の長老と面会しました。


 すると、マオリ族の長老宅にて、仮面を見たホピ族の方は驚きます。


 何と、自分たちの仮面に形が似ていたからです。


 さらに、その事を話したホピ族の方に、マオリ族の長老は語ります。


 自分たちも、貴方たちと同様に昔は世界中を旅した。

 そして、舟を漕ぎ、今の場所へと辿り着いてから定住したと。


 とあるように、マオリ族を含む海洋民族ポリネシア人は古代から海を渡って旅をしていました。


 彼等は気性が荒く、近親であるモリオリ族を襲い、白人との戦いに勝つほど強かったと。


 マオリ族は筋骨隆々です・・・現在は太っていますが。

 過去は、夜間も船を漕いでいたので、脂肪が分厚い筋肉に変わりました。


 それ故、現在でも世界最強のアジア系・海洋民族として有名です。



 悪神だった、少彦名スクナヒコナ

 第三世界まで暴れていた、弓族。

 聖書、堕天使エグリゴリの子である巨人ネフィリム達。

 ギリシャ神話に登場したり、ノアと助けあった巨人の生き残り、オギュゴス王。

 ポリネシア海洋民族マオリ。


 彼等に共通するのは、全部一致するワケではないですが。

 気性が荒くて罪を犯し、大洪水を生き残り、海を渡って旅をする。


 この当たりは、概ね該当しますね。


 また。


 ヴィラコチャは、海の脂肪や泡を意味する名前だとか。

 ケツァルコアトルは、白い髭を生やした神様だとか。


 前者は、海や脂肪と言った部分がマオリ族と関係しますね。

 後者は、白いと言った部分が、ホピ族の白い兄と共通します。



 《3》 高い塔などの文明を発展させて、再び堕落する人類。



 バベルの塔は、大洪水が発生した、ノアの方舟以降に起きた話とされています。

 ・・・が、実は塔が建設されたのは、もっと後で、バビロニア捕囚時の話であると推定されています。


 芦原中津国の話も、同様に天上の神々に逆らう地上の人々や神々を表していると。



 また、バベルの塔ですが。


 弓射ち神話と同じく、日本神話では天御柱と見る人が居ますが。


 私は出雲大社ではないかと。


 また、ホピ族や中南米から南米での話では、人々がピラミッドなどを作り再び文明を繁栄させます。


 この当たりは、歴史書に記録されてますね。


 バベルの塔が、神様が様々な言語を話すように人類を混乱させたと有りますが。


 これは、色々な説が考えられてますが、私は思いますね。


 バビロニア人は、文化・言語が大体は同じ民族を中東地域から塔を作る労働力として集めました。

 しかし、その内、ギリシャやエジプト等からも労働力を奴隷として集めます。


 また、記録ではギリシャやエジプトから集めたとだけ書かれてますが。

 この二国より、さらに遠くから奴隷が連れて来られたかも知れないです。


 そう言った場合、言語や文化の違いから意思を疎通する事は困難です。


 そのため、各民族が作業中に喧嘩し始め、騒乱により、都市建設が放棄されたんでしょうな。


 《4》 弓を射つ反逆者たち。


 ニムロド、アメノワカヒコ、この二者は似ていますね。


 天に向かって、弓矢を放ち、反逆すると言う点がです。


 また、この話は中国やインド等でも神話に存在しているらしいです。



《5》 草原に降り立つ神々。


 メキシコのアステカ文明。 (メシカ)。


 メシカの伝説では、4つの集団が外部からメキシコ盆地にやってきた。


 最初の集団は、チチメカ。

 2番目がテパネカ。

 3番目がアコルワ。

 4番目が、メシカであった。


 ディエゴ・ドゥランによると、メシカは洞窟あるいは泉から生まれ、アストランと呼ばれる所に住んだ。

 アストランの位置は明らかでないが北方にあり、テノチティトランと同様に湖の中の島だった。


 アステカという名前はアストランに由来する。


 アストランからの移住については文献によって大きく異なる。

 あるいは人々はアストランを離れて、チコモストク(7つの洞窟)という所に至り、そこでテパネカ、アコルワなど7つの部族に分かれて南下したともいう。



 アストランという地名はナワトル語で、(āztatlサギ)の多い場所(-tlān)と解釈されている。


また純白の場所とも解釈される。


 アストランは楽園的な場所として伝えられており、葦の茂る美しい湖を持ち、水鳥と魚が豊富に住み、人は老いることはないと言う。


 湖の中の島だったとも言う。


 メシカを含むナワ族の7つの部族は、7つの洞窟を持つ土地チコモストクに住んでいたが。

 それぞれ別に、この土地を去ってメキシコ盆地へ移住した。


 7つの部族の名前は伝承によって一致しない。



 アストランとチコモストクの関係は伝承によって異なる。


 アストランを離れた後に、チコモストクに住んだとも。


 チコモストクがアストランの一部であるとも。


 チコモストクのことを、メシカがアストランと呼んだとも言う。



 メシカは他の部族に遅れ、ウィツィロポチトリの命令によって最後に出発し、メキシコ盆地に到るまでの80年間にさまざまな試練にあった。


 チコモストクという語は、ナワトル語のchicome(7)、oztotl(洞窟)、-c(場所)から構成され、文字どおりには、7つの洞窟の土地を意味する。


 ただし伝承によっては洞窟の数を1つとするものもある。


 伝説によれば、ナワ族の祖先は源郷であるアストランを去った後にチコモストクに滞在した。

 チコモストクには7つの洞窟があり、それぞれに異なる部族が住んだ。


 ただし、7つの部族の名前は文献によって大きく異なり、すべての伝承をあわせると17以上の部族になってしまう。

 各部族は、別々にチコモストクを離れて、中央メキシコへの移動を開始したが、メシカは最後に移動した。




 16世紀のトルテカ・チチメカ史では、7つの洞窟を持つ山が稲妻によって砕かれて、そこから人間が生まれたとする。


 なお、文献によっては、アストラン内に、チコモストクがあるとするもの。

 チコモストクの別名がアストランであるとするもの等もある。


 15世紀半ばのアステカ皇帝モテクソマ1世は神官にチコモストクを探させ、コアトリクエ(ウィツィロポチトリの母)がまだ生きていることを知ったという。


 【解説】


 マヤ族・日本~~などでは祖先が草原に降り立ったとの伝説があります。


 マヤ・アステカ等では、伝説の地として。



 アストラン。

 チコモストク。


 ーー等々の名前が存在しますが、日本にも高天ヶ原や天孫降臨などで、神々が降り立ったとあります。


 モンゴル神話でも、日本やアステカ等と同様に神様が草原に降り立ったとも。


 モンゴルのは記憶違いかも知れないですが。


 まあ、ここにも共通性が見られますね。

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