第四世界 女神の失敗
第四世界。
ここでは、再び人類は滅びさった文明を再び復興させます。
バベルの塔、天孫降臨、第四世界を旅する氏族。
この辺りは、次回に詳しく解説します。
今回は、モーセとクモ女コクヤングティの失敗。
また、クモ女コクヤングティと同じ女神を語ります。
《1》 失敗を犯す、モーセとクモ女コクヤングティ。
モーセの海割りは有名な逸話ですね。
彼は、海割りを行う魔術をエジプトの神官から習っていたとも言われてます。
そして、海開きが起きたのは紅海と言われてますが、実は地中海側だったとも。
海割りが、起きた原因は火山噴火により、水が開いた穴に落ちていったからとか。
突風が吹いて、海水を全て強風が乾かしてしまったからだとも。
実は、18世紀にイギリス軍がエジプトから撤退する際に、地中海の湿地を通ったと言われてます。
ここは海岸線が有りましたが、ある時間になると潮が退いて、海底にある砂地が姿を表すと。
こうして、当時モーセ率いるユダヤ人は助かりました。
その後、彼等を追撃していた、エジプト軍が使用している戦車。
これ等は、再び潮が満ちてきた事により、ユダヤ人の追跡を断念したとか。
これにより、助かった、モーセは水不足に悩みます。
ここで、モーセは神様ヤハウェより水は岩を叩けばよいと授かるのですが。
彼は、なんと岩を二回も叩いてしまったのです。
神様を本当に信じているのならば、一回だけ叩けば良かったのです。
しかし、二回も叩いたと言うことは神様から、私を信じてないなと思われたのです。
これにより、神に背いたとして、モーセは約束の地には入れなかったと。
さて、これと似たような話がホピ族に有りますね。
クモ女コクヤングティです。
彼女も、ホピ族の人々を助けたいが余りに、ある悪い行いをしてしまいます。
第三世界に存在した巨大な氷壁ですが、大洪水後も一部は残ってました。
これにより、人々はアメリカ大陸に上陸できずに居ました。
それを溶かすために魔法を使えと、クモ女コクヤングティは命じましたが。
これにより、モーセと同じく、天から罰が与えられたと。
《2》 太陽の女神は、悪魔とされた。
クモ女コクヤングティ。
イシュタル。
両者は、後世では、悪魔や老婆として伝わりました。
(1) イナンナ。
イシュタルの別名であり、神話によっては、あまり良く描かれてない。
例。
妹である、エレシュキガルから冥界の実権を奪おうとしたり、夫を身代わりにするなど。
(2) アシュトレト&アスタロト。
キリスト教では、イシュタルは異教の女神として名前が伝わり、後に悪魔アスタロトだとされた。
(3) イシュタム。
マヤ神話に伝わる、冥界の女神だがイシュタルと同じような名前である。
さらに、イシュタルの別名であるイナンナが鉤爪に吊るされた事と同様に、首吊り死体として描かれる。
(4) アフロディーテ、デメテル、アルテミス、アストライアー。
いずれも、ギリシャ神話に登場する女神の名前であるが、クモ女とは役割が合致する。
アフロディーテは、イシュタルの名前が変化した物であり、美に関する女神と言う点が一致します。
デメテルは、娘が拐われたので自身も地下神殿に籠る点が。
地下礼拝所キバに、人々とともに身を隠すクモ女とは一致しますね。
アルテミスは、古典ギリシャ語には無い古代ギリシャ先住民族の神だった。
また、アナトリアで信仰されていた大地の母なる地母神キュベレーが起源とも。
古代メソポタミアで信仰されていた、地母神クババが後に、キュベレーと呼ばれたとも。
そのアルテミスは、アマテラスと名前が一致しますね。
女神アストライアーも、アルテミスやアマテラスに名前が似ています。
デメテルは、デーの部分は大地を表す、ゲーとなり、メーテールは母親を意味します。
特に、メテルは、テラスやテミスと重なりますね。
また、蜘蛛女コクヤングティは、蜘蛛お婆さんと言う意味に成ります。
アとヤ言う部分。
ト=テなど。
また、最後に正義の女神アストライアーが人類を見放した点ですが。
クモ女コクヤングティが、ホピ族の人々から離れていく部分。
これは、どちらも人類とともに離れるまでは歩む点が、一致しますね。
違うのは、人類を見放す・神々による罰で自ら離れていく、と言う部分だけです。
(5) アマテラス
アマテラスは、ギリシャ神話に登場するデメテルやホピ族のクモ女コクヤングティ。
彼女達と同じく、地下に籠ったりすり部分が一致しますね。
(6) フレイヤ&ホレおばさん。
北欧神話の女神であり、居なくなった夫であるオーディンを探して、地上を放浪する。
その辺りは、放浪するデメテルや地下に籠るアマテラスに似ている。
そして、後世ではキリスト教の布教により、悪神とされてしまいます。
その結果、フレイヤは地下に住むホレ叔母さんと呼ばれるように成ったと言われてます。
ホレ叔母さんは、魔女だとも。
この点も、クモ女コクヤングティと似てますね。
彼女たちは、同一人物であり、名前が各地で変わっていったんでしょうか。
それとも、世界各地に太陽を祭る巫女や女王が、後世では女神と呼ばれたのでしゅうか。
何れにしろですが。
聖書。 母・娘
ギリシア神話。 女神・娘。
日本神話。 女神・機織り女。
ホピ神話。 蜘蛛女コクヤングティは、二人存在した。
~~と、太陽や死に関する女神は、二人存在した見たいですね。




