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ロシア文化や歴史を分析する

 ロシア視点での勝利。



 ⭕️ 大ロシア、小ロシア、白ロシア。



 大ロシア。 ロシア連邦。

 小ロシア。 ウクライナ。

 白ロシア。 ベラルーシ。



 ロシアは、こう考え、ウクライナを自国の一部だと考えます。


 また、ベラルーシのベラとは、ロシア語で白を意味します。



 ロシアの考えでは、これら三国が再び合体して、強大な帝国を復活させる。


 ~~と言う思想があるんですね。



 ウクライナの英雄、ボフダン・フメリニツキーは、ロシア皇帝と主従契約を結びました。


 当時、仲が悪かった、ポーランドに対抗するためです。



 しかし、欧州はキリスト教のヴァチカン市国によってですが。


 キリスト教国になり、教皇に主従契約すれば国として自治権を認められます。


 そして、各国は神に忠誠を誓う騎士団を、軍隊として保有しました。



 だが、ロシアは皇帝に対する権力が集中しており、騎士団は存在しませんでした。


 一部、ロシアに亡命した騎士団なども存在しましたが、基本的には親衛隊が皇帝の軍隊でした。



 ヴァランギ親衛隊、オプリーチニキ、ストレリツィなど。



 つまり、フメリニツキーは皇帝に忠誠を誓うと、自治権が与えられ、国となれると思ったんですね。



 しかし、ロシアはウクライナを併合してしまいます。



 第一次世界大戦前は、オーストラリア・ハンガリー人が、ウクライナを支配してました。


 また、ロシア帝国もウクライナを支配してました。


 オーストリア・ハンガリー側では、ドイツ人やポーランド人が、ウクライナ人を虐待してました。



 また、第一次世界大戦後に、ウクライナとポーランドは同盟を結びました。


 しかし、ウクライナは、ポーランドが憎くとも、ソ連の方が憎いと言う理由で同盟したんですが。



 ポーランドは、ソ連と停戦を独自に結び、残されたウクライナは赤軍に蹂躙されました。



 続く、ナチス・ドイツの戦いにも、ソ連に強制徴集された、ウクライナ兵は直ぐに寝返りました。



 このように、ウクライナやロシアは複雑な歴史を持つ訳です。



 ⭕️ みんな親戚。



 ナチス・ドイツがソ連に侵攻した際、ロシアで熱烈な歓迎を受けました。



 それは、ウクライナ地域と反共ロシア人が住む地域です。


 反共ロシア人の軍団は、カミンスキー旅団とロシア人軍団に別れます。



 ナチス・ドイツの考えでは、ロシア人はスラブ系であり、劣等種だと考えられていました。


 スラブ系は、黒髪黒目のアジア人とか、味方に着いたロシア軍団をアスカリ呼ばわりしたりと。


 アスカリとは、アフリカ植民地の黒人兵を意味する言葉です。



 しかし、現実には、ポーランドからロシア北部には、北欧系スラブ人が住んでいます。


 ゲルマン・スラブの違いは、言語が違うだけなんですね。


 スラブ=スレイブから来た名前とも考えられていました。


 このため、ナチスはポーランド人&ロシア人を見下しますが。



 ミハイル・カミンスキーは、ロシア人の祖先は、ゲルマン系だと主張します。



 ヴァランギ、ヴァリャーグ、ワリャーグ。



 これらは、ヴァイキングを意味する言葉であります。


 つまり、初期のロシア王や親衛隊はゲルマン系ヴァイキングだったんです。


 その後、名前や風習がロシア・スラブ化します。



 それで、彼はロシア人もゲルマン系だと。



 また、ロシア帝国は移民政策を取り、自国内に様々なヨーロッパ人を受け入れました。


 フランス人やドイツ人など。


 ヴォルガ川の近くに住み着いた、ドイツ人はヴォルガ・ドイツ人と呼ばれました。



 また、ロシア皇帝とドイツ皇帝とイギリス皇帝は、みんな親戚に成りました。


 ブルガリア、オーストラリア・ハンガリーもです。



 過去、ドイツが包囲された際、ロシア皇帝がドイツ皇帝を尊敬していたため、戦争から離脱したと。


 また、ドイツ皇帝が背の高い兵士が好きだと知ると。


 ロシア皇帝は、一般人を拉致して、ドイツに送りました。


 まあ、給料と待遇は良かったんですが、拉致されたロシア人は故郷に帰られなかったそうです。


 しかも、当時は資料や書類をきちんと書かなかったので、何人送られたか。


 また、ドイツ・ロシア双方で、何処の誰と結婚したかも不明だったそうです。



 一方、ポーランドですが。



 ドイツとは仲が悪く、第二次世界大戦後に復興支援を拒否するほどでした。


 しかし、戦中は国内軍や女性民兵が、ドイツに対する抵抗運動を展開しました。


 ですが、青い警察と言われるナチスの軍服に似た制服を着た、ポーランド警察が存在しました。



 彼等は、一部がナチスに逆らって処刑されたが、殆どは占領に協力しました。


 理由は、ポーランド西側には、ドイツ人と親戚になる人々が多かったからです。



 ドイツ帝国&オーストリア・ハンガリー帝国では、ポーランド人はドイツ人と混血しました。


 帝国時代に、高級将校・高級官吏だった人々も存在したでしょう。



 ですから、ドイツ系ポーランド人は喜んで、ナチスに協力したのです。



 また、さらに過去を遡ると、ドイツのチュートン騎士団とポーランド王国軍は激突します。


 これが、後に、ナチスがポーランドを分割する理由に成りました。



 さらに、時代を遡ると、ポーランド王とドイツ王が親戚になったりします。


 ドイツの反乱を、甥だからと許したりしてましたし。



 モンゴル軍に対しては、共同戦線を張りました。


 しかし、連携が取れずに各個撃破されますが。



 現在も、王政復古主義者はドイツ貴族に、ポーランド王になるように頼んでいるとか。


 その理由は、イギリス王室みたいに観光客が来て、儲かるだろうから…………らしいです。



 また、現在のウクライナ・ロシア戦争に関してですが。


 ドイツの為の選択肢=AFDアーエフデーと言う極右政党が存在します。


 ポーランドでは、法と正義と言う極右政党が存在します。



 双方とも、極右で反EUであり、反移民・反難民で仲が良かったんですが。


 選挙で、法と正義が僅からながらの差で、左派政党に破れました。


 法と正義は、ウクライナ支援に回す金を自国防衛の強化に使うべきだと主張していました。


 一方、左派政党はウクライナへの支援は継続するとしています。



 ポーランド、ハンガリー、チェコ、スロバキアは、対ドイツで緩やかな経済同盟を作ってます。


 これは、ドイツに対する軍事的な包囲網でもあります。



 しかし、ポーランド西側地域は、ドイツ系やオーストリア系が多いんです。


 オーストリア人は、南ドイツ系に成ります。



 それで、現在のEUやドイツによるウクライナ支援に従う訳ですね。


 一方で、ポーランド東側は、蹂躙された、ソ連に対する憎しみが凄いんですね。


 あと、ウクライナが負けた場合を考えて、自国防衛に金を使えと考えたんでしょう。


 それから、彼ら東側は方と正義の支持者が多いです。


 きっと、ソ連・ロシアに対する憎しみや反左翼から、東側住民&法と正義ですが。


 彼等は、ドイツの極右と言われるAFDと仲がよいのでしょう。


 また、東側住民から支持を受けていた、法と正義の政権下ですが。


 自国防衛費が増加させられようとしたのは、歴史的にポーランドと対立していたからと。


 ロシアの弾道ミサイルを迎撃しようとした、ウクライナ軍が放った防空ミサイルですが。


 これが、領内に落下して、ポーランド人が死亡すると言う事件が有りました。


 これは、両国の交渉により、ロシアが戦争を始めたから、原因はロシアにあるとされました。


 しかし、やはり東側住民はウクライナに不信感を抱いているのですな。



 ⭕️ ロシア軍は、ナチス・ドイツを倒した、ソ連兵や自分たちを、英雄や解放者だと思っている。



 ウクライナに侵攻した、ロシア兵はウクライナ人から罵声を浴びせられました。


 さらに、ロシア系ウクライナ人からも非難されました。



 何も知らずに、連れて来られた、ロシア兵は自分たちを開放者だと思っていたのです。


 と言うか、国に騙されていたので、戦争ではなく、特別軍事演習だと思ってました。



 ソ連軍は、大祖国戦争と言って、ナチスや日本との戦争を卑劣なファシストと戦ったと思ってます。


 しかし、ナチスも酷かったが、ソ連による虐殺や⭕️⭕️は、それ以上でした。


 ベルリンや満州、または東ヨーロッパで行われた行為は想像を絶するでしょう。



 ですが、それらは、ナチスや日本が残虐だったから、自分たちも同じ事をせざる負えなかった。


 そう考えています。



 自分たちは、聖人だが、悪に成らざる終えなかったと。



 ロシアは、国土が広い割りに、厳しい環境であり、常に自然や遊牧民の驚異に晒されました。



 第一次世界大戦。


 帝政ロシア崩壊後のロシア内戦。


 第二次世界大戦。


 また、ソ連崩壊後のロシア国内も混乱に巻き込まれました。



 あるロシアの戦争映画では、ロシア兵が二人登場します。


 チェチェン紛争時を画いた映画でしたが。



 真面目なロシア兵は、捕虜である少年に優しく接します。


 ですが、最後ゲリラ部隊に向かって、叫ぼうとする少年を殺害します。


 相方からは、ああするしかなかったと言われます。



 この映画みたいに、自分たちは聖人だが、悪人にならざるえないと。


 今まで、様々な混乱に巻き込まれた、ロシア人は考えるんですね。



 しかし、現実はソ連やロシアは、やはり悪逆非道な存在だと、欧州では思われている訳です。



 ⭕️ 変わらない、ロシアの政治体制。



 第一次世界大戦、帝政ロシアの崩壊。

 ソビエト連邦誕生、レーニンが指導者に。

 レーニン死去、スターリンが後任に。

 第二次世界大戦後、ゴルバチョフ。

 ソビエト崩壊、エリツィン大統領就任。

 ロシア連邦、プーチン。



 これらは、ただ指導者が代わっただけで、帝政の本質は代わりませんでした。


 いや、帝政時代より、ソビエト時代の方が酷かったと言う人も。



 ロシアでは、他のヨーロッパ諸国と違い、皇帝が神でした。


 中世ヨーロッパでは、神の代理人であるヴァチカン教皇に権力が集中しました。



 ロシアだと、皇帝は神の代理人=イエス・キリスト。


 キリストは、神と精霊と三位一体である。



 つまり、皇帝=イエス=神であると考えられました。



 キリストが誕生した際に、東方の三博士と言われる賢者たちが祝ったと伝えられています。


 三博士は、それぞれ、白人・アジア人・黒人だったと言われてます。


 ですから、クリスマスでは、ロシア皇帝は三人種を集めて、自らをキリストとして祝福させたと。



 帝政時代。


 疑心暗鬼に取り付かれ、自身に反逆すると思った貴族を、残虐に殺害する皇帝が存在しました。



 また、第一次世界大戦頃は、チェーカーなど、複数の秘密警察が国内に存在しました。



 そのロシア皇族も、ロシア内戦により、ロマノフ家を最後に潰えてしまいます。


 しかし、代わって、国内を統治したのは共産主義者たちでした。



 ですが、秘密警察の大部分が共産主義者側に回ります。


 さらに、レーニンが秘密警察や赤軍を指導して、強権体制を敷きました。



 こうした結果、貴族に代わり、赤い貴族=ノーメン・クラツーラが誕生しました。


 これは、共産党員が国の実権を握り、帝政時代と同じく強権を振るった。


 そして、腐敗したから名付けられた、アダ名でした。


 レーニンが指導者となりましたが、実態は彼が皇帝に即位したような物です。



 レーニン死後、スターリンが後を継ぎます。



 彼は、レーニン廟を作り、遺体をホルマリン漬けにしました。



 これは、中世ヨーロッパで行われた遺体を、蝋で固めたとか。


 特殊な状態で腐敗しなかった、遺体とか。



 これらを、不朽体と呼んだのを真似たんですね。



 そして、レーニンを神として祭る事で、自身を神の後継者や代理人と、人々に思わせたんです。



 そのソビエト連邦も、エリツィンにより崩壊宣言を成されました。



 しかし、現実のロシアは、ウクライナ侵攻前からですが。



 プーチン氏の個人崇拝を、行わせたりとか。


 帝政時代の文化復興を、目指したりとか。


 ソビエト時代を否定しながらも、その頃に達成した偉業を誇ったりとか。



 まあ、このように強権体制は変わらんかったんですね。



 ⭕️ 欧州諸国&アメリカの動向と政変。



 ウクライナの勝利と、ロシアが勝利と定める目標。



 現在、ポーランドは左派政党が選挙に僅差で勝ちました。



 しかし、ドイツでは議事堂占拠事件や農家による大規模な抗議運動が展開されています。



 反乱を起こした貴族は、娘が難病に犯されており、ロシア人のガールフレンドが存在したとか。


 また、ドイツ農家が反政府運動を行う理由は、農業に対する補助金カットが原因でした。



 ドイツでは、メルケル失脚以降は、与党内でも保守派が台頭しました。



 メルケルの失策は、ロシアから燃料用エネルギーパイプを引いたこと。


 それから、中国に対する大々的な投資。


 移民・難民・不法入国者を招き入れたこと。



 これらにより、党内保守派のショルツが台頭しました。



 また、現在のオランダ・ドイツでは、極右政党が支持率を伸ばしています。

 


 アメリカでも、選挙が始まり、トランプ氏勝利は確実視されています。


 トランプ氏は、ウクライナに対する支援を全て打ち切ると公言しています。



 これは、ロシアと交渉して撤退させてから支援を打ち切るのか。


 それとも、バイデン政権下で勝手に決めた事だと、ただ支援を打ち切るのか。


 これは、まだ分かりませんね。



 アジアでは、台湾の総統選が行われています。


 民進党・頼清徳氏が当選しました。



 これに対して、中国は台激怒して、台湾に侵攻する可能性が高まりました。



 中国は、ドル決済を止めたと聞きます。



 そして、ロシアと繋がりを維持しようとしています。


 ですが。



 ⭕️ 中国からの借金を踏み倒し、西側に味方するかも知れない、ロシア。



 各国で、極右政党が台頭する中、ロシアは目標を達成するかも知れないです。


 ネオナチ掃討と、ロシア系住民の保護を名目にして、特別軍事演習=戦争を始めた、ロシア。



 しかし、欧州各国が極右化した場合、ロシアはアフガン紛争時みたいに軍を撤退させるかも。



 と言うのも、アメリカではトランプが勝つと、彼はロシアとパイプを持っています。


 それに、欧州が右傾化したら、ロシアは戦う理由が無くなります。



 ネオナチ掃討を理由にしていますが、ウクライナのゼレンスキー大統領はユダヤ系です。


 アゾフ大隊を、ネオナチ扱いしてますが、部隊にはユダヤ系も多数在籍しています。



 まあ、昔はポーランドなどがキリスト教国じゃなかった頃、ある貴族の遊びが有りました。


 それは、チュートン騎士団による虐殺ツアーでした。


 絶対に勝てるだけの装備と、軍勢で貴族に非キリスト教徒狩りをさせると。



 そんで、現在も反露のネオナチや極右が、ウクライナ側に義勇兵として、参加してます。



 ロシア側にも、陰謀論者系の一部ネオナチが参加しています。



 ワグネル・グループも、ヒトラーが好きだった、ワグナーから名前が取られたとか。


 詳しい理由は、ワグネル創設メンバーの元ロシア兵が、コードネームが、ワグナーだった。


 おまけに、極右ネオナチ思想を持つ、ロシア愛国主義者だったとか。


 さらに、ワグネル社内のルシッチ部隊、ロシア帝国運動など。


 ワグネルは、反乱を起こしたことで、現在は別な会社に吸収されました。



 ロシア側にも、ネオナチと思われる組織が存在します。



 ~~と言うか、プーチン自身が独裁者であり、ヒトラーと被りますね。



 また、ロシアと仲が良い、セルビア&ノルウェーなど。


 東欧や北欧からも、ネオナチ義勇兵が参加したとも。


 ただし、北欧義勇兵は嘘だったとも。



 さて、こうして双方が、ネオナチであると主張する奇妙な戦争ですが。


 ヨーロッパで左翼政権が負けて、極右政権が誕生する。


 そしたら、ロシア軍は親露派住民を連れて、撤退するでしょう。



 それから、プーチン失脚後、ロシアは西側に合わせるでしょうね。


 そして、行うのは対中債務の踏み倒しですね。



 もし、中国が台湾に侵攻した際は、今度はロシア軍が南下して来るかも。



 また、対中包囲網に加わる代わりに、欧州からの制裁解除や賠償緩和を求めるでしょう。



 まあ、私の予想なんで、どうなるかは不明です。



 逆に、ぶっちぎって、中国側と運命をともにするかも知れませんし。

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