⭕️ ウクライナとロシア 開戦の経緯と歴史的な事情 欧米諸国の政変
⭕️ ウクライナ・ロシア戦争の開戦。
2014年、ウクライナの黒海に位置するクリミア半島が、ロシアに奇襲攻撃されました。
以降、ウクライナ側義勇兵・ロシア側民兵&PMC部隊による小競り合いは続いてました。
しかし、2022年、アメリカ・バイデン政権から重要な報せが、ウクライナに届きました。
それは、ロシア軍が大規模な侵攻計画を立てていると。
だが、ゼレンスキー大統領は、報せは誤報や勘違いだと一蹴します。
ですが、シベリア・極東方面から、あらゆる部隊を引き抜いた、ロシア軍。
彼等は、ウクライナ近くで大演習を企画しました。
しかし、アメリカのCIAは上空写真から、輸血パックを発見します。
それにより、これは演習ではなく、本物の戦争計画だと気づきます。
第二次世界大戦以来、百万人規模で軍隊を動かした、ロシア軍。
中には、列車に第二次世界大戦時の榴弾砲や野砲を運搬する映像も存在しました。
⭕️ しかし、何故ウクライナ軍やゼレンスキー大統領は事前情報を軽視したのか。
それは、2014年からウクライナ軍は、軍の強化に勤めてたからです。
ロシアの正規軍は、陸海空を含めて職業軍人は少ないと。
職業軍人より、徴兵制度で集められた、多数を占めてました。
また、徴兵制度より志願すれば、給料や待遇がよくなる志願軍人制度もありました。
つまり、陸海空の軍を合わせても、30万人しか、ロシア軍には正規兵が存在しなかったのです。
それも、大半が戦闘に関しては、訓練も満足にしていない素人でした。
中には、デスクワーク担当なのに、装甲車に入れられた兵士も存在しました。
対するウクライナ軍は、歩兵を含む正規軍と予備役だけで、80万人も保有していました。
このため、ゼレンスキー大統領は、強化された軍と複雑な地形により、侵攻は不可能だと。
そう判断したのでしょう。
ウクライナ東側より、西側は若干の高地となっています。
そのため、全国土を制圧する事は難しい、ロシアは斬首作戦で、首都ハルキウを目指しました。
これで、空挺軍スペツナズを、ひたすら首都に航空機で突撃させまくりました。
だが、これは全てウクライナ側が対空兵器により、撃退しました。
⭕️ ロシアの大兵力。
しかし、ロシア軍は初期動員に予備役まで総動員して、ウクライナ側に襲いかかりました。
この中には、極右民兵やPMC、スペツナズ部隊などが含まれます。
ですが、ロシア側は戦争を宣言する事なく、特別軍事演習だと言いました。
理由は、戦争を宣言すると西側諸国と前面対決となります。
すると、下手したら西側連合軍だけでなく、前面核戦争にまでなるかも知れないからです。
こうして、自軍兵士にすら戦争ではなく演習であり、目的を遂行しろと、ロシア軍は命令しました。
このため、事情を知らず、また衛星写真や航空写真が、ロシア軍兵士には配られませんでした。
それにより、古い地図しか与えられていない、土地勘がない兵士たちは道に迷います。
ウクライナ側は、彼等に対して狙撃や砲撃を行いました。
また、ジャベリンやドローンにより、戦車も破壊しまくります。
そして、地元住民ですら、看板の方向を変えたりして、ロシア軍を翻弄しました。
それに、燃料や食糧不足、或いは医薬品が腐っていた、ロシア軍の士気は低下します。
物資を略奪しては、母国に送ったり、使用したりしました。
戦車の燃料や自分たちが食べる食糧に、ドローン用に冷蔵庫から部品を取り出したりなど。
これにより、わざと戦車を街中で走り回らせて、燃料を尽きさせて、降伏する部隊など。
ロシア軍兵士による降伏や撤退は相次ぎました。
彼等は、降伏時に兵器を持参したり、置いたまま放棄して逃走します。
これにより、旧ソビエト領だった、ウクライナ側は多数兵器を入手しました。
中には、ウクライナ側に参加するロシア人義勇兵まで現れました。
また、ウクライナ側はロシア兵に降伏を促したり、兵器を持参するように説得しています。
また、指揮官により母親を撃ち殺された幼い娘を、連れてウクライナ側へ逃走した兵士も。
こう言った戦況の中、ロシア軍は重要な兵器を二度も戦場に置きざりにしました。
ハルキウで、ロシア軍のズーパルクー1M対砲兵レーダー。
ロシア軍のクラスハ4電子戦システム、一台5000億円。
~~等々、現代戦で必要な情報戦・電子戦で使う兵器が、ウクライナ側に滷獲されました。
⭕️ さらなる大動員をかけた、ロシア&ウクライナ側に参加した義勇兵。
こうして、首都方面と北部方面から撤退した、ロシア軍は兵力をウクライナ東部へと移動させます。
この間に、正規軍と民兵やPMC達だけでは足りない、ロシア軍は志願募集を募ります。
と言う名前の強制徴集でしたが。
ロシアの各都市から送られて来た兵士ですが。
中には、中央アジア系からモンゴル系まで、実に多種多様な兵士が集められました。
街中で、兵士か役人かは分かりませんが、一般人を車で連れ去る映像が、YouTubeに流れました。
第二次世界大戦、第一次世界大戦、それよりも古い時代から、これは行われてました。
ドイツ皇帝とロシア皇帝たちの仲が良かった時代ですが。
当時のドイツでは、巨人兵と言われる背が高い兵士が集められていました。
これに、ロシア皇帝は国中から兵士を集めて=無理矢理に拉致して、ドイツに送りました。
こうして、ドイツ皇帝に兵士をプレゼントしたのです。
また、第一次世界大戦では、戦略や戦術がないロシア軍は、ドイツ軍に敗退しまくりました。
続く、第二次世界大戦では、勝利こそ出来ましたが、大戦中に軍民を合わせて一番損害を出したと。
前に語りましたが、この戦争は欧州で何度も繰り返される戦争に過ぎないワケです。
しかし、今回は第三次世界大戦まで行くかも知れないですが。
今回の戦争でも、初期に大損害を出し、中期から強制徴集を行った、ロシア軍。
その徴集された、兵士たちには、モシン・ナガンM1891小銃を配ったとか。
重機関銃に、PM1910を配ったとも言われてます。
これは、数字通り開発されたのが、1891年や1910年を意味します。
しかし、第一次世界大戦後や第二次世界大戦中に開発された、物も存在するかも知れません。
ですが、国や製造会社や生産時期によりますが。
第一次世界大戦の小銃&第二次世界大戦で使用された小銃は別物だと言われてます。
一般に、旧式ボルトアクションライフルのは、狙撃銃として使えると思われてますが。
工業力の低かった、第一次世界大戦で使用された小銃だが。
これらは、現代で使われる、やや旧式の自動小銃と同じ程度しか命中率がないと言われてます。
ロシア軍が配った物が、第一次・第二次のどちらで製造された兵器かは分かりません。
しかし、満足に整備していないため、百年前の銃・二次大戦中に作られた銃と。
どちらでも、満足に使用できるかは不明です。
対するウクライナ側も、塹壕やバリケードを構築する民兵が、DP28軽機関銃を装備していたと。
また、ミサイルや自爆ドローン用に、対空武器として、PM1910を配備したと。
しかし、こちらはライフル弾を防げない防盾や、牽引用の二輪は付いてません。
対空用ですので、後方にある都市部・ビル屋上で、ポールマウントに搭載されて使用されてます。
榴弾砲も、ウクライナ側で、ロシア帝国時代の物が使用されていたと何処かで見ました。
しかし、確認は取れませんでしたが、以下では、双方が旧式武器を使用していると書かれてました。
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~~等々、双方が旧式兵器を投入していますね。
2014年時も、ウクライナ側が博物館にあった、USー152を投入したと言われてました。
さらに、ロシア側兵士が、鉄パイプで簡易の軽迫撃砲を開発して使用しているとも。
この簡易迫撃砲は…………爆発する危険がありますが。
また、チェチェン方面で使用されていた、特別列車や装甲列車が、ウクライナ方面に回されたとも。
理由は、支配地域に存在する親ロシア派・民間人や親ロシア外国人の避難させるためとか。
装甲列車と言っても、BF1に登場する物ではなく、ZU機関砲を搭載しただけの車両です。
また、特別列車とは車体を装甲ではなく、煉瓦で覆い、Tー62戦車を載せたただけの兵器です。
長くなったので、次回また色々と語ります。
⭐️ 第一次世界大戦=大戦争。
まあ、この第一次世界大戦と言う名前は欧州などでは使われていません。
ナポレオン時代や他の戦争時に、既にヨーロッパ各国が同盟を組んで大戦争をしていた。
これにより、第一次世界大戦は大戦争と呼ばれます。
アメリカを植民地として、発見したヨーロッパ各国ですが。
後には、大規模な戦争が始まると同盟を組みます。
この時、フランス側とイギリス側に別れて、アメリカ・インディアンは戦いました。
つまり、昔から大規模な戦争は繰り返されたのです。
古代ギリシアVSアケメネス朝ペルシア。
古代ローマVS古代ペルシア。
ドイツ軍・ポーランド軍VSモンゴル軍。
オーストリア・ハンガリーVSオスマン帝国。
フン族とゲルマン人の大移動。
~~等々と。
⭐️ 短機関銃。
アメリカでも、予算が少ない地方警察ではトンプソン短機関銃が未だに配備されています。
ロシアでも、PPShー41短機関銃を警察が、未だに使用していました。
また、その他、旧式短機関銃をウクライナ側で実、民兵が使用しているようです。




