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台湾空軍&人民解放空軍の装備と兵器たち

 3海峡方面を飛ぶ航空戦力。



 ◆ 台湾空軍。


 ○ 人民解放空軍。



 ーーと言う感じで記載します。



 ⭕️ 台湾空軍&人民解放空軍。



 ◆ 台湾空軍。



 戦闘機。



 《1》 Fー16Vファイティングファルコン。115


 《1》 Fー16Bファイティングファルコン。26



 Fー16が参戦した戦争の多くは中東を戦場とした。




 1981年6月7日。



 イスラエル空軍によるイラク首都近郊の原子力発電所に対する航空攻撃作戦、バビロン作戦で参加。



 そして、1982年6月6日。


 レバノン南部のPLO拠点攻撃を目的に、イスラエルがレバノン内戦に介入。


 そこで、ガリラヤの平和作戦にも参加。


 Fー15と共にシリア空軍に対するベッカー高原の航空優勢を常に掌握していた。



 ソビエト軍のアフガニスタン侵攻。



 この戦争では、パキスタン空軍のFー16が活躍した。


 領空侵犯を行った、ソビエト連邦空軍やアフガン空軍を迎撃して、大きな損害を与えたからだ。



 台湾では、1970年代から導入を希望していたが。


 敵対国への新型戦闘機売却により発生する、中華人民共和国による抗議をかわすためにと。


 その代案として、Fー16/79もしくはFー20の売却を持ちかけられた。



 しかし、いずれも台湾空軍の要求性能を満たせなかった。


 その事に加え、レーガン政権による台湾に対する高性能兵器・輸出禁止もあった。



 結果、ジェネラル・ダイナミクスとの共同開発による台湾製・戦闘機FーCKー1の開発。


 およびフランス製のミラージュ2000ー5の導入を決定した。



 ミラージュ2000というライバルの出現により、アメリカ政府は方針を転換した。


 こうして、1992年にFー16の売却を許可した。



 但し、中国の反発を防ぐためにと。


 最新鋭のFー16C/Dではなく、Fー16A/B Block 15にMLU仕様と同様の艤装を施した型。


 Fー16A/B Block 20を、150機=A型120機・B型30機とした。



 このピース・フェンファンによるBlock 20導入に伴ってだが。

 250機余りを予定していた、FーCKー1生産数は、約半数の130機に削減された。



 2006年、台湾は売却を拒否されたFー35の代わりにと。


 Fー16C/D66機の追加購入を発表した。



 だが、中国の反発を受けた事により棚上げにされた。



 2012年。


 アメリカ政府は、中国の軍備増強を踏まえ、台湾へのFー16C/Dの売却を、真剣に検討する。


 ……として、2019年8月。


 ようやく、Fー16V、66機の売却へ実現へ向けて具体的な動きが見られた。



 2020年8月14日、66機の売却について正式に調印したことが発表された。


 新造機は、Fー16C/D Block 70で、引き渡しは2023年からになる予定である。



 2011年、アメリカ政府はFー16C/D、66機を売却拒否したことの代替としてだが。


 Fー16A/B Block 20をV型仕様に改修するためのAESAレーダー。


 =後に、AN/APCー83SABRに決定。


 新型ミッションコンピューター。


 電子戦管理システム。


 戦術データリンク端末、JHMCSなどの部品を売却する方針を連邦議会に通告した。



 2015年10月に、Fー16A Block 20を改修したV型仕様1号機が初飛行した。



 台湾空軍は、この近代化改修計画を鳳展と命名。


 2017年から台湾の漢翔航空工業において、本格的な改修作業を開始した。



 2022年に保有するBlock 20全てだが。


 =A型115機・B型28機のうち、計141機を、全て改修を完了する計画である。


 台湾空軍は、144機のFー16A/Bを擁している。


 当初の2機はロッキード・マーティンが改修を施した。


 残り142機は2022年までに漢翔航空工業は、Fー16Vに近代化改修される事となった。



 しかし、台湾国内・報道では2020年末時点で、37機の改修にとどまっている。


 こうした事で、進捗が遅れているという指摘がある。



 その後も、Fー5Eが空中衝突事故した事などで遅れたが。

 

 2021年3月末に、42機が嘉義基地の第4戦術戦闘機連隊に配備開始。


 11月18日に同連隊の完全作戦能力《FOC》獲得を記念する式典が蔡英文総統が出席して行われた。



 同日時点で、月3機のベースで改修が進んでいる。


 また、第1バッチの42機を含む64機がFー16Vへ改修されている。


 これらは、防空識別圏での警戒飛行任務に就いている。




 《2》 中正号戦闘機。 



 Fー5E/RFー5EタイガーII❌27。

 Fー5FタイガーII❌35



 中華民国のAIDC=航空工業発展センター。


 現在の漢翔航空工業で、ライセンス生産された、Fー5E/F。


 中正とは、蔣介石の名に由来=介石は字。



 1973年2月9日。


 ピース・タイガーの計画名で、Fー5E、100機のライセンス契約が結ばれた。


 これをきっかけに、以後6次に渡る、ピース・タイガー計画の下だが。


 1986年までに、242機のFー5ーEと66機のFー5Fが、ライセンス生産された。



 また、1990年代半ばに7機のFー5Eだが。


 シンガポールのSTアエロスペースにおいてRFー5Eタイガーアイに改造された。



 最初のRFー5Eは、1997年8月に中華民国空軍に引き渡された。


 そして、RFー104Gの後継として、第12偵察中隊=12th TRSに配備された。



 《3》 FーCKー1C經國チンクォ❌103機。


   FーCKー1D經國❌26機。



 FーCKー1經國號戰機=IDF。


 この機体は、アメリカ民間企業による技術協力を受けた、中華民國が開発した国産多用途戦闘機。


 愛称は。


 経国、經國、拼音:Jīng guó、注音:ㄐㄧㄥ ㄍㄨㄛˊ、英語: Ching-kuo、チンクォ。


 経国号戦闘機=經國號戰機と呼ばれる。



 IDFは、国産防衛戦闘機=Indigenous Defensive Fighterの略である。



 当初、老朽化した、Fー5A/Bフリーダムファイターと、FーE104スターファイター戦闘機。


 この二種を更新するため、台湾総統府はアメリカ合衆国に、Fー16戦闘機・輸入を打診した。


 だが、アメリカ議会が中国を刺激するとして一度これを拒否した。



 その代替案として、アメリカ側はFー16をダウングレード版にした、Fー16/79。


 当時の最新鋭機材ゆえに、輸出規制対象だったP&W F100ではなくだが。

 旧式ながら、輸出実績のあるGE J79に、エンジンを換装。


 あるいは、Fー5の後継機Fー20を台湾に提案する。



 しかし、これらは空軍の要求を満たさないとして拒否された。


 結局、台湾は戦闘機の自主開発を決定した。



 開発主契約者だが。


 これには、航空工業発展中心=航空工業發展中心。


 現・漢翔航空工業股份有限公司AIDCが選定された。


 また、アメリカ政府のもとで、アメリカ軍事産業による技術的支援に関しては容認された。



 その結果だが。


 Fー16の開発元であるジェネラル・ダイナミクス航空機部門=現ロッキード・マーティン。


 この会社を初め、ギャレット=現ハネウェルやウェスティングハウスが開発協力する事となった。



 開発は、1982年より開始され、Fー16レベルの戦力を目指した。


 そのため、機体はどことなくFー16に似た雰囲気があるが。

 おおむね当時の各国で開発された小型戦闘機・軽戦闘機と共通した、スタイルとなっている。



 1988年=民国77年。


 当年の年初に世を去った、蔣経国中華民国総統を偲んで、経国と名づけられた。



 経国という彼の名だが。


 これは、魏の文帝曹丕の文章経国から取られており、国をおさめるという意味もある。



 1989年=民国78年、5月28日に初飛行を達成した。


 また、1992年=民国81年には、軍が制式採用した。



 当初は、256機が生産・配備される計画であったが。


 その後、情勢が変わりアメリカ議会が純正Fー16を輸出する事を許可したためだが。


 この機体は、製造数が約半数である130機に減らされる事となった。



 また、アメリカ政府との協定により、台湾がF-CK-1を他の国や地域に輸出することは不可能である。


 しかし、自国での兵器開発・生産能力を保持する。


 それにより、外国製品を輸入する際も相手側に完全な主導権を取られない実力を得た。


 ーーという点で、本機の存在意義は大きかったと言える。



 近代化改修プラン。



 FーCKー1D。 雄鷹号。



 FーCKー1A/Bの生産を行っていた、AIDCだが。


 IDFーCと仮称されるFーCKー1A/Bの近代化改修型を提案。


 空軍は、2000年に70億台湾ドルの研究開発予算を計上した。


 また、これにより翔昇専案の計画名で開発を開始した。



 主な改修点は以下の通り。


 コクピットの表示装置をカラー液晶多機能ディスプレイへ換装。


 ミッションコンピューター換装。


 DGー53 、FCSレーダーに地形追随モード追加、空対空及び空対地探知能力改善。


 胴体後部に、コンフォーマル・フューエル・タンク追加。


 最大離陸重量増大(12.53t→18.0t)に伴う脚部強化。


 主翼ハードポイントを2基追加、6→8。



 これにより、天剣2型の最大搭載数が4発に倍増。


 電子戦システム、敵味方識別装置改修。



 第4世代ジェット戦闘機相当のマルチロール機としてだが。

 不足していた、エンジン推力の強化が本来の目的であったが。


 予算の制約等からエンジン換装は行われず、アビオニクス、射撃管制システム改修が主となった。



 開発開始から、7年後の2006年10月4日。



 台中の清泉崗空軍基地において、新造された、FーCKー1C試作一号機が公開された。


 また、5日後に初飛行が行われた。



 2007年3月16日にやはり新造された、FーCKー1D試作一号機も初飛行した。


 3月27日に陳水扁総統は、この改修型FーCKー1を雄鷹号=英語ではGoshwkと命名した。


 


 アップグレード型の英語名称はFーCKー1C/D、単座型/複座型である。


 中国語名称は、経国 雄鷹。



 空軍が、Fー16C/D、66機の新規導入を優先していた関係もあってだが。


 試作機・完成後も、FーCKー1A/Bの近代化改修は、中々着手されなかったが。



 空軍は、2008年にFーCKー1A/Bの近代化改修計画を、翔展案と改名。


 コンフォーマル・フュエール・タンクの追加を見送った上でだが。


 一個連隊分=第443連隊の71機の改修予算を計上した。


 また、改修を担当するAIDCは2009年に8機のFーCKー1を改修することを発表した。



 近代化改修を行わないFーCKー1については、高等訓練機や対地攻撃機として運用が予定された。



 2011年6月30日、最初の翔展・改修型FーCKー16機が空軍に引き渡された。



 2011年9月28日。



 翔展2号案の計画名称で、翔展案で改修対象から外れた56機もあるFーCKー1A/Bだが。


 これらを、2013年から2017年にかけてであるが。


 106億台湾ドルをかけて、近代化改修を行う事が公表された。



 また、翔展の案改修と並行して機体寿命延長改修と。



 天剣2A型、対レーダーミサイル。

 万剣、対地ミサイル。


 ーー等の運用能力付与も行われている事も明らかにされた。



 2018年、翔昇専案の試作機として登場した2機だが。


 これらは翔展仕様に改修され、量産機として運用されている。





 《4》 ミラージュ2000ー5EI❌45機。


 《4》 ミラージュ2000ー5DI❌9機。




 1991年の湾岸戦争。


 =砂漠の嵐作戦では、フランス空軍が保有する他機体と共に、多国籍軍で一翼を担っていた。



 2011年リビア内戦。



 リビア飛行禁止空域の監視任務。


 オデッセイの夜明け作戦=ユニファイド・プロテクター作戦に参加している。



 中華民国。 台湾。



 中華民国空軍のミラージュ2000ー5Di。



 1980年代の中華民国空軍だが。


 主力制空戦闘機であった、Fー104スターファイターの老朽化に直面していた。



 中華民国政府は、Fー104の後継機として、Fー16を売却する事をアメリカに要請していた。


 だが、中華人民共和国との関係を重視していた、アメリカはFー16を売却する事を拒否した。



 アメリカは、代わりにFー20タイガーシャークとFー16/79の売却を提案したが。


 中華民国は、これらの機体を導入する代わりに、独自にFーCKー1経国を開発していった。



 フランスは1992年に、中華民国にミラージュ2000ー5の購入を打診した。



 当初は、120機を導入するともいわれていたが。


 最終的には、60機。


 単座型のミラージュ2000ー5E、48機。

 複座型のミラージュ2000ー5D、12機。


 この両方が、導入決定された。



 中華民国空軍が、フランス製戦闘機を導入する事であるが。

 1937年に、ドボワチーヌD.501Cを購入して以来のことだった。



 なので、ミラージュ2000ー5を導入する際だが。


 兵装として、以下の装備が必要になった。



 960発もの、MICA EM。

 480発もの、マジックII。


 機関砲を内蔵していない、複座型の射撃訓練に使うためにと。


 DEFA 554 30ミリ機関砲を2門搭載した、ガンポッドが複数引き渡された。


 ほか、増槽やヘルメット、耐Gスーツなどの各種装備品も新たに導入した。


 中華民国空軍のミラージュ2000ー5だが。


 この機体は、新竹市・新竹空軍基地に配置された第2戦術戦闘機連隊隷下。


 第41/第42/第48飛行中隊に配備されている。



 このうち、第48飛行中隊は転換訓練部隊である。



 第2連隊は、民国86年=西暦1997年5月に最初のミラージュ2000ー5を受領した。


 こうして、Fー104から転換訓練を開始し、同年12月に第41飛行中隊の転換訓練が完了。


 翌民国87年=西暦1998年、11月に60機全てのミラージュ2000を受領した。



 □ 中華民国空軍のミラージュ2000ー5Ei。



 胴体中央線下に増槽を搭載しているほか、主翼外側に赤外線追尾式のR.550を2発。


 主翼付け根部分に、アクティブ・レーダー・ホーミング式のMICA EMを4発。


 合計6発の空対空ミサイルを装備。



 対地攻撃能力は一切有していない。



 ~~等々、多数の装備を搭載できる。




 早期警戒機・対潜哨戒機。



 《5》 Eー2Kホークアイ❌5機。


 《6》 Pー3Cオライオン❌12機。



 輸送機。



 《7》 フォッカー50❌3機。


 《8》 ボーイング737❌1機。


 《9》 ビーチクラフト1900❌11機。


 《10》 Cー130Hハーキュリーズ❌20機。




 ○ 人民解放空軍。



 戦闘機。



 《1》 Jー20戦闘機。 正式名称、殲撃20型。





 Jー20は、中国航空工業集団公司が中国人民解放軍空軍の為に開発した双発ステルス制空戦闘機。


 アジアで運用開始された第5世代ジェット戦闘機としては初の物である。



 中国語では殲ー20。 



(歼ー20、ピンイン:Jiān-20)。


 または殲撃20型と呼ぶ。



 欧米メディアでは、Chengdu Jー20とも表記される。


 殲撃の発音は、ジエンジーに近い。


 Chengdu=成都は、テスト飛行場を所有する成都飛機工業公司、または所在地の四川省成都が由来。


 殲ー20、Jー20という名称はメディア報道によるもので、正式名称は当時不明であった。



 2016年10月28日。



 中国人民解放軍空軍の公式メディア。


 空軍発布=空军发布が、中国の新浪微博で初めて、殲ー20飛行機=歼ー20飞机。


 ~~という名称を使い、殲ー20、Jー20という表記は正式名称として定着した。


 開発時のコードネームを、鯤鵬こんぽう=伝説上の巨鳥とする報道もある。


 だが、実際のコードネームは、鯤鵬ではなく、威龍・威龙である。


 鯤鵬は、中国の大型輸送機Yー20航空機が持つ、コードネームである。



 正式な愛称ではないが、Jー20を含むJーXXとして開発された機体のいくつかだが。


 これらは、中国の軍事マニアからは、絲帯、絲帶/丝带、リボンの意などと呼ばれている。


 これは、第5世代機を中国の呼び方である四代機。


 四代机の四代と、絲帯の発音が類似すること、四代はsìdài、絲帯はsīdàiと。


 これら、機体の胴体が薄く平らな印象を与えることに由来している。


 

 《2》 Jー31。  Shenyang FCー31鶻鷹。



 FCー31は、中国瀋陽飛機工業集団が自己資金で開発した第5世代ステルス戦闘機技術の検証機。


 また、本機を原型とした輸出用ステルス戦闘機FCー31が計画されている。


 コードネームは、鶻鷹=シロハヤブサ。


 社内では、開発プロジェクト名称の310工程に因んで、310検証機と呼ばれている。



 本機は、2011年1月に初飛行を行った、Jー20に続いて存在が確認された。


 また、中国で2番目のステルス戦闘機でもある。


 Jー20が、全長20メートルmを超える大型機であるのに対してだが。


 本機は、全長17メートル程度の中型・双発戦闘機である。


 2012年に試験中の映像が流出し存在が確認された後もだが。


 本機についての情報は、公式には殆ど明らかにされなかったためであるが。


 軍の関与しない、メーカーの独自プロジェクトとする情報がある。


 また、一方では中国軍・採用を前提として、Jー20とハイ・ローミックスの運用を行う。


 あるいは、建造中の航空母艦・艦載機として用いるなどと言った観測もなされていた。


 名称も不明であったため、当初はFー60やJー21=殲ー21とする説もあったが。


 310工程の01号機と言う意味で機首に描かれ書かれた、31001から推測された殲ー31。


 歼ー31、またはJー31の呼び名が一般に定着した。



 2014年11月11日から16日。


 この日に開催された、中国国際航空宇宙博覧会で初めて、一般公開された。



 また、本機が中国軍の採用を前提としない機体である事。


 それに、輸出用戦闘機としての名称がFCー31である事も明らかにされた。



 2015年に量産型のFCー31は、2019年の初飛行。


 2022年にIOC、2025年のFOC獲得を予定している。



 《3》 Suー35。 ロシアからの輸入品。



 2016年12月下旬に、ロシアから中国に最初の4機、引渡しが行われた事が確認された。



 2018年5月11日。


 中国人民解放軍空軍が導入した機体だが。


 バシー海峡で、Hー6Kとともに初飛行をした事が確認されている。



 2018年9月。


 アメリカは、Suー35とSー400を購入した中国共産党中央軍事委員会装備発展部に対してだが。


 ロシアなどに適用されている対敵対者制裁措置法を発動した。



 2019年4月、ロシアから中国には24機の引き渡しが完了したと発表された。



 《4》 Suー27&瀋陽Jー11。



 Suー27は、ソ連•ロシア製。


 瀋陽Jー11は、中国製。




 瀋陽Jー11。


 中国語、歼ー11应龙、NATO報告名フランカーL。


 これらは、中華人民共和国の双発ジェット戦闘機である。


 この機体は、ソ連が設計したスホーイに由来している。



 Suー27。



 瀋陽飛機公司=SACによって、製造されています。


 この航空機は人民解放軍空軍=PLAAF。


 人民解放軍海軍空軍=PLANAF 。


 この二大軍事組織によって、運用されています。



 《5》 Suー30。



 ロシアからの輸入品。



 □ 中国人民解放軍空軍。



 1996年からロシアとの間で、購入に関する協議をはじめられた。


 そして、1999年8月に38機を20億ドルで購入する事に合意。


 2001年7月には、38機を追加購入する事が決まった。


 2000~~2003年の間に第1期分と第2期分だが。


 合わせて、76機のSuー30MKKがらロシアから送られた。



 2004年8月に、Suー30MK2を24機導入。



 Suー30MKK中国向け、生産型。


 NATOコードネームは、フランカーGフランカー。


 中国空軍で運用中。



 □ 中国人民解放軍海軍。



 マッピング機能を含む、空対地モードを拡張した、N001VEレーダーを装備している。


 また、Suー35=Suー27Mの垂直尾翼を組み合わせている。


 コックピット前席には、MFIー9カラー液晶多機能表示装置2基。


 後席にも、MFIー9表示装置1基とMFIー10表示装置1基を装備している。




 《6》 Jー16。 殲撃16。



 Jー16。 殲撃十六型、Jianー16、歼ー16。



 この機体は、中華人民共和国の航空機メーカー。


 瀋陽飛機工業集団が開発した、戦闘爆撃機である。


 2014年1月の時点で、25機、内1機は試作機が製造されて、中国海軍で運用されている。


 2014年4月からは、中国空軍でも受領されて、運用が開始された。



 Jー16は、Jー11B=Suー27SKを元に独自に改良したもの。


 ~~の複座型であるJー11BSをベースに、Suー30MK2と同仕様に改修して開発された。


 また、この機体は航続距離が伸ばされ、アビオニクスが強化されている。



 中国メディアの報道によると。


 中国は、2000年に売却された、ロシアのSuー30MKKの影響を受けた。


 それにより、Jー16戦闘機を開発したとされる。


 Jー16は、2012年2月ごろから中国のネット上に公開され始めた。



 Jー16の外見は、Jー11BSおよび、Jー15と、ほとんど変わりがないが。


 垂直尾翼が僅かに違うほか、空中給油装置が追加され、PLー8の運用能力を持つ。


 JJー16は、Jー15・Jー11Bと同様にだが。


 中国が、自国開発した技術を投入されて、機能が強化されている。


 また、1760型アクティブフェーズドアレイレーダー。


 =J11、Jー15と同じ607研究所が開発の搭載。


 電波吸収体と、複合材の使用範囲拡大。


 搭載能力強化のために、機体構造強化。


 ミサイル警報装置、ECM装置のアップデート。


 WSー10Aエンジン、新型電子機器の搭載。


 等々、さまざまなアップグレードが行われている。



 また、YJー91など、空対艦ミサイルの運用も可能である。



 2015年12月18日には、電子戦型が初飛行した。


 この電子戦型は、翼端の短距離ミサイルランチャーに代わり電子戦ポッドが装備されている。


 それにより、IRSTや機銃が除去されている。



 □ Jー16基本の複座型。



 多用途戦闘機、戦闘爆撃機。



 □ Jー16D電子戦型。


 翼端の短距離ミサイルランチャーに代わり、電子戦ポッドが装備されている。


 IRSTや機銃が除去されている。



 《7》 翼竜。 翼竜シリーズ。




 成都GJー1 翼竜Ⅰ。


 簡体字、翼龙I。


 英語:Wing Loong I。


 ~~は、中華人民共和国の中航工業成都飛機設計研究所。


 簡体字:中航工业成都飞机设计研究所。


 英語表記:Chengdu Aircraft Design Institute、CADI。


 ~~が設計して、中国航空工業集団有限公司が生産する多用途中高度長時間滞空無人航空機ドローン


 GJー1。 


 簡体字:攻击I、英語:Attack-1~~とも称される。



 偵察。

 攻撃。

 シギント=信号・電波情報収集。

 対テロ・対反乱作戦。

 非致死性兵器による抑止作戦。

 麻薬密輸防止。

 国境パトロール。

 インフラや災害時の監視。


 ~~等々を目的に開発された。



 派生・発展型も生産されている。


 2022年に公開された、翼竜IIIだが。


 この無人機は、最大で航続距離は1万キロメートル、滞空時間は40時間を超える。



 2004年の珠海エアショーで存在が公表され、2007年10月に試作機が初飛行した。



 2014年11月にはだが。


 珠海エアショーで、中国人民解放軍空軍のラウンデルが、マーキングされた機体が公開された。



 流線形の胴体の機首上面には、バルジ部があり衛星通信アンテナが搭載されているものと思われる。


 機首下部には、EO/IRターレットが取り付けられている。


 ランディンギアは前輪式である。


 主翼・翼平面形は高アスペクト比のテーパー翼で中翼配置である。


 V字配置の尾翼を持つ。


 推進方式はプッシャー式である。


 出力100hpのターボチャージャー付ピストンエンジンを1つ搭載する。


 プロペラ翼の枚数は3枚である。


 主翼ハードポイントには、一対の兵装用パイロンが付けられている。



 《8》 雲影。 翼竜10。



 □ 雲影。 中国語・云影。



 雲影。 中国語:云影、ピン音:Yún yǐng、英語名:AVIC Cloud Shadow。


 ~~は、ステルス性を有する高高度飛行能力を持つ、無人偵察機/攻撃機である。



 概要。



 2016年に、中国国際航空宇宙博覧会で初公開された。



 ISR=情報・監視・偵察など用と、攻撃用の二種バリエーションがある。


 攻撃用には、翼下に6個のハードポイントを持っている。



 FTー7型滑空誘導爆弾。

 LS6100レーザー誘導爆弾。

 BBM3=YLー12、GPS誘導爆弾。

 ブルー・アロー21地対空ミサイル。

 空対空ミサイル、YJー9E対艦ミサイル。



 ~~等々が携行できる。



 □ 翼竜10。



 2020年10月31日。



 2020南昌飛行大会で、公開された新型ステルス無人攻撃偵察機、翼竜10。



 簡体字:翼龙ー10。


 ~~は、従来の翼竜シリーズのようなピストンエンジンやターボプロップエンジンを搭載してない。


 それに代わる、ターボファンエンジン、ZF850を搭載するなど。


 雲影の設計に基づいて開発されている。


 同年8月には、中国気象局が台風の観測任務で運用したことも報じられていた。



《9》 GJー11。



 Sharp Sword/利剣。



 GJー11は、中華人民共和国の中航工業瀋陽飛機設計研究所が設計した。


 また、 中航工業洪都航空工業集団が生産する無人偵察攻撃機《UCAV》でもある。


 開発中は、利剣、簡体字:利剑、英語:Sharp Swordと称されていた。



 開発。



 利剣のプロジェクトは、2009年に開始された。



 2013年11月21日。


 この日に、利剣は四川省成都で約20分間、処女飛行を完了した。


 それが、中国国営通信社の新華社などで発表された。


 これにより、中国だが。



 アメリカのXー47。

 フランスのダッソー nEUROn。

 イギリスのタラニス。



 ~~等々に続く、ステルス無人機・試験飛行に成功した4番目の国となった。



 この技術実証機である機体は、黒い電波吸収塗装を塗られている。


 また、番号には001と書いてあり、2本のピトー管がある。


 こうした、形状はアメリカのXー47B同様にだが。


 ステルス性を考慮した、全翼機で精密爆撃が可能で自動的に追跡して偵察する機能も持つとされた。



 スペック。


 全長10メートル。

 翼幅14メートル

 最大離陸重量10トン。

 航続距離4000キロメートル。

 ペイロード2トン。


 動力は、ターボファンエンジンのWSー13とされる。



 ただし、中国が開発しているステルス戦闘機である、Jー20、Jー31と同様にだが。


 後部にある、ジェットノズルのステルス化が課題であることが挙げられていた。



 2016年5月24日、親会社の中国航空工業集団《AVIC》が出した広報誌・中国航空報だが。


 同誌は、利剣に技術的な進展があったと発表した。


 また、次世代ステルス戦略爆撃機《Hー20》の開発に役立てられる可能性が報じられた。



 2017年12月29日。


 ジェットノズルなどを改良して、中国人民解放軍空軍のラウンデルが、マーキングされた型。


 利剣2.0の模型を、AVIC関係者が公開して量産体制に入っていることが示唆された。



 2023年12月、武漢市にある実物大の空母モックアップにだが。


 GJー11、あるいは、その発展型と見られる機体のモックアップが設置されている事が分かった。


 衛星画像から確認されたからである。


 軍事ライターのトーマス・ニューディック氏だが。


 これは、実験段階に過ぎない物の人民解放軍海軍に、GJー11が配備される可能性がある。


 ~~と指摘している。



 《10》  WZー7。



 中華人民解放空軍が運用する高高度長時間滞空無人航空機=無人偵察機。



 貴州WZー7、翔竜。


 簡体字:贵州 无侦ー7 翔龙。


 英語表記:Guizhou WZー7 Soaring Dragon。


 ~~は、中華人民共和国の成都飛機設計研究所が設計した航空機である。


 また 貴州航空工業集団有限責任公司が生産する高高度長時間滞空無人航空機《HALE》。


 日本のメディア報道では、形式番号のWZー7、WZ7や無偵7と紹介された。



 2006年の珠海エアショーで、模型が初公開された。



 模型には、成都飛機設計研究所の略である、CADI。


 簡体字:成都飞机设计研究所。


 英語表記:Chengdu Aircraft Design Institute。


 ~~のロゴがマーキングされており、同研究所が設計にかかわった事が示唆されている。



 2011年に、中国人民解放軍空軍ラウンデルが、マーキングされた黒塗り塗装の技術実証機。


 =原型機の写真がインターネット上に掲載された。


 2013年には、技術実証機として特徴であった、尾翼の結合翼をV字尾翼にするなど。


 改良をされた機体である。


 EAー03の動画が撮影された。



 2017年、チベット自治区のシガツェ空港で配備された。



 2019年、7月。


 台湾海峡を通過した、アメリカ海軍のタイコンデロガ級ミサイル巡洋艦アンティータム。


 この艦艇を、監視する任務で初めて運用された。



 2023年1月、沖縄県・沖縄本島と宮古島の間を通過した。


 航空自衛隊が、領空侵犯対応で同機種を確認したのは初めて。



 機体。



 主翼は、高アスペクト比の後退翼、低翼配置となっている。


 主翼翌端に、ウイングレットが取り付けられている。


 水平尾翼は、主翼の付け根から翌端に向かってだが。


 三分の二くらいと言った位置で、接続する結合翼を採用している。


 ランディンギアは引込み前輪式である。



 《11》 JHー7。



 西安飛機工業公司で、製造された全天候型戦闘爆撃機。



 《12》 Yー8、西安 運輸八型。



 《13》 Hー6。



 中国人民解放軍が運用する大型爆撃機。



 《14》 Yー9。


 中国人民解放軍空軍が運用する多用途中型輸送機。



 《15》 Tuー154。



 旧ソ連のツポレフ設計局が開発した、3発ジェット旅客機。


 中国空軍ーー空軍34師、もと中国聯合航空として運航していた機体を電子偵察機に改造。



 《16》 Hー20。




 Hー20は、開発を予定している航空機である。



 Hー20。 轟二十型、轟炸二十型、Hongー20。



 ~~は2019年10月から、中国人民解放軍が開発中の戦略爆撃機である。


 機体形状は未公開である。


 しかしながら、尾翼のない全翼機で、外観は米軍ステルス爆撃機Bー2に酷似しているとされる。



 開発状況。



 開発の存在は、2016年9月1日。


 吉林省長春市での空軍航空開放日にてだが。


 中国人民解放軍空軍司令馬暁天上将によるスピーチにより明らかにされた。



 同年5月24日には、中国航空工業集団《AVIC》の広報誌、中国航空報でだが。


 全翼ステルス無人爆撃機、利剣の開発で技術的に重要な成果を上げたことが発表された。


 また、次期ステルス戦略爆撃機の開発にも役立てられる可能性が報じられていた。



 2018年5月8日。


 中国航空工業集団は、西安飛機工業・創業60周年記念による宣伝動画、大国の離陸を発表した。


 この動画にて、最後では全身を布で覆われた航空機・輪郭写真が公開された。


 これは、次世代長距離戦略爆撃機の可能性が高いと分析された=誰によってかは不明瞭であるが。



 実際、エアフォース・マンスリー誌は、基礎設計は2011年までに完成。


 西安飛機工業公司と、603航空研究所が開発・製造を行っていると報じている。


 さらに、中国の国営放送局である中央電視台国際チャンネルのニュース番組、今日亜洲ではだが。


 Hー20を、Bー2みたいな全翼機と推察、さらに以下の想定スペックを報じている。



 航続距離1、3万キロメートル。


 ペイロード30ー40トン。


 最大離陸重量180ー200トン。



 なお、同様に、アメリカ国防総省の中国・軍事力に関する年次報告書の2018年度版だが。


 以下のように報じている。



 Ma Xiaotianの2016年の公式声明によればだが。


 中国は、新世代の長距離爆撃機として、Hー20を10年以内に完成させるであろう。


 ーーと、報告している。



 多くの第5世代技術を採用。


 最低8500キロメートルの航続距離。


 最低10トンのペイロード。


 通常兵器と核兵器の双方を運用可能。


 ~~と言った、特徴がある。



 Hー20のプロトタイプの可能性が高い写真によればだが。


 Bー2および、Xー47Bに類似した形状が示唆されている。



 2018年8月。


 中央電視台国際チャンネルだが。


 新型長距離戦略爆撃機Hー20の研究開発で、重大な進展があったと報道。


 また、10月10日付の環球時報英語版は、軍事専門家の見方としてだが。


 電子機器などのテストを終え、試験飛行が近いという見方を伝えた。



 ⭕️ 他国を巻き込んだ、中台の両陣営による空戦や海戦。



 日米韓比越の支援&ロシア・北朝鮮軍による参戦。



 日米に関しては、沖縄本島から空母を中心とする艦隊が、台湾本島の東から東北にかけて展開する。


 この艦隊には、日米両軍が保有する戦闘機が加わります。



 米国&日本。



 F35。

 F22。

 F18 スーパーホーネット。


 Fー2

 F15J イーグル

 F35


 韓国、フィリピン、ベトナムなども戦争には関わってくるでしょう。



 韓国空軍機。



 F35。

 F15K ストライクイーグル

 Fー16C/D



 ただし、韓国空軍は、北朝鮮・中国・ロシアなどの戦闘機を相手に戦わねば成らない。


 結果、台湾の支援は行えない。


 また、F35に関しては売却が決定しただけであり、未だ配備はされていない。



 ベトナム



 Suー27。

 Suー30KV。

 Suー30MK2V。



 ~~等々以上が、合計73機ほど保有中。



 ベトナムは、中国とは国境を接している上に、過去に中越戦争まで起きた。


 ほか、隣国ラオス&カンボジアには中国が開発した鉄道輸送路がある。


 また、輸送路はカンボジアの港まで繋がっているが、ここは戦時には軍港として活用されるだろう。



 フィリピンの空軍戦力。



 KAI、FAIー50軽戦闘爆撃機、2015年初号機を受領済。


 アエルマッキSー211、軽攻撃機・練習機。


 アエルマッキSFー260、COIN機。


 ノースアメリカン・ロックウェル、OVー10、COIN機。



 上記に書いた通り、殆どはCOIN機や軽攻撃機しかないので、中国軍を相手に戦う事はキツイ。


 しかし、北部ルソン島には複数のアメリカ軍基地が建設された。


 これにより、ルソン島から台湾へと、アメリカ軍戦闘機が支援に向かう事が可能となった。



 ⭐️ COIN機。



   プロペラ機に機関銃や爆弾などを備えた航空兵器である。


   主に、対空兵器を装備していない対ゲリラなどに使用される。


 防空&巡航ミサイル

 


 北朝鮮の空軍戦力。



 MiGー29。



 北朝鮮で、現状最も新しい戦闘機。


 2012年には、金日成生誕100周年を祝う軍事パレードに5機編隊で登場した。


 そして、金日成広場上空を旋回する祝賀飛行を実施した。



 MiGー23ML。


 単発の可変翼戦闘機。


 2009年の衛星打ち上げに際して、1機が日本海に墜落している。



 MiGー21PF。


 PFM。


 bis。


 Jー7=Fー7。



 北朝鮮の主力機。


 2010年に、中国において1機が原因不明の事故で墜落。



 MiGー19。


 Jー6、Fー6。


 2014年に墜落事故が頻発し飛行が差し止められたとの情報がある。



 MiGー17。


 Jー5、Fー5。


 攻撃機。



 Suー25K


 北朝鮮で最も能力の高い攻撃機。



 Suー7BMK。


 当初Suー7は、小型の前線戦闘機MiGー21Fに対してだが。


 大型の前線戦闘機として開発され、1955年に初飛行を行った。


 しかし、次の生産型Suー7B以降戦闘爆撃機として開発を進めることになった。



 そして、改良型のSuー7BMを経てだが。


 最終的なSuー7BKLと、その輸出型Suー7BMKとに発展した。


 また、複座型だが。



 Suー7U

 UM

 UMK

 UKL


 ~~などが生産された。



 そして、Suー17M等の練習機としても使用された。


 なお、防空軍向けに開発された、Suー9迎撃戦闘機だが。


 Suー7の後退翼の代りに、MiGー21のような三角翼を備えた姉妹機である



 2005年までは、ポーランド&ペルーなどで運用されていた。


 しかし、どの国も現在は、博物館や観光用に展示品として保有しているに過ぎないようだ。


 だが、北朝鮮のように現役、または訓練用として使用している国もあるかも知れない。



 Qー5IA。 Aー5IA。



 Qー5


 強撃5、Qiangー5、强击5、強ー5。


 ~~は、中国の南昌飛機製造公司《NAMC》。


 Nanchang Aircraft Manufacturing Companyで、開発された攻撃機である。


 輸出名は、Aー5、NATOコードネームは、ファンタン、Fantan、番攤。


 中国の賭博遊戯を意味する。



 ソ連のMiGー19を、Jー6として、ライセンス生産を開始した中国だが。


 Jー6に大幅な改造を施して、独自の作戦機を作る研究も行った。



 中国の文献によれば、基礎研究を開始した時期が、1958年とされている。


 Jー6が生産開始された時期も、1958年なのでだが。


 生産開始と同時期に、すでに発展型の研究が着手されていた事になる。



 しかし、1961年には、この研究に基づく試作機の製造計画は、いったん中止された。


 ただ、作業全体が中止となったのではなく、引き続き少人数のメンバーで研究は続けられた。


 それから、1963年には開発計画は復活した。



 そして、試作機が製造され、1966年6月4日に初飛行した。


 いずれにしても、1965年に完成した、Qー5は直ちに量産化が承認された。


 しかし、兵器搭載能力・燃料系統・油圧系統など。


 あらゆる、システムで、さらに改善が必要であることも判明した。


 こうして、1969年10月まで開発・試験が続けられている。


 空軍部隊への引き渡しは、1969年12月に始められた。


 

 Qー5A。


 中国から40機輸出された、北朝鮮向けのQー5。


 この機体は、旧式だが、訓練用・対ゲリラ用としてCOIN機として、各国で現役使用されている。

 



 これ等は、主に韓国空軍を相手に戦うだろう。



 ロシア。



 様々な戦闘機を保有しているが、現在はウクライナに主力戦闘機を持っていってる。


 だが、プーチン政権の反対派が国民投票で、勝ち始めた。


 西側諸国も、5200発もの核弾頭を保有するロシアを、本気で敵に回す気もないでしょう。


 現在のウクライナ・ロシア戦争も、冷戦時代と変わらない戦闘です。


 これは、大国同士が核を射ち合わぬために、代理戦争を小国に肩代わりさせる仕組みですね。



 また、ロシアを本気で敵に回さないのも、冷戦終結とともに核兵器が行方不明となりました。


 さらに、ロシア経済の崩壊や各地が独立運動を展開すれば、西側諸国に取っても痛手となります。


 ロシア経済の崩壊は、西側に大悪影響を与えます。


 それに、独立運動はテロリストに兵器が流れてしまい、内戦となれば手がつけられなく成ります。



 ゆえに、ロシアでは反プーチン派が勝利し、アメリカではトランプ派が勝つ。


 こうなった場合、ウクライナとの戦争は終結して、ロシアは対中国陣営に加わるでしょう。


 そうなった場合、ロシア軍の航空機は味方となります。


 しかし、プーチン政権が崩壊する前に、中台戦争が始まればですが。


 旧式機とは言え、韓国や日本にロシア軍の戦闘機&爆撃機が敵として飛来するでしょう。



 さらに、ロシアが西側に付けば北朝鮮も自由陣営に加わるのか。

 それとも、中国の東側陣営に参加して、やはり敵対するのか。


 そこは分からんですね。



 ◆ 台湾軍の防空部隊戦力。



 パトリオットミサイル。

 スカイガード防空システム。

 天弓3型防空システム。



 等々の防空兵器があり、対中国人民解放空軍に対して、準備はしてある。



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 また、米国でも共和党を中心に、台湾へのF35導入が提案されている。


 さらに、日本でもバイラクタルTB2の導入が考案されている最中である。

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