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ホピ族が言う青い星カチーナはどちらか? 紫金星・アトラス? 犬狼星シリウス?

 犬狼星シリウス&紫金山・アトラス。



 今回は、どちらが青い星か分からんですが、解説します。



 《1》 紫金山・アトラス。



 来年2024年の9月に太陽に接近する彗星が発見されました。


 それは、C/2023 A3 (Tsuchinshan-ATLASと命名されました。


 コメットC/2023・A3・紫金山ツーチーシナ・アトラス。


 まあ、簡単に言うと、紫金山・アトラス彗星ですね。



 ーーと言う彗星が、専門家が➖25等級クラスになるかもしれないと発表しています。


 あの明るい金星ですら➖4等級ですから➖25等級の明るさの彗星は想像を絶します。



 しかし、その前に消滅してしまう可能性も。


 彗星は岩石や塵、氷などの塊でありますから。


 紫金山・アトラスは、高温ガスの塊である太陽に近づくわけですからね。


 このままだと、加熱されて崩壊するかもしれません。



 紫金山・アトラスは、美しい彗星の尾を持つ事が期待されています。


 何故ならば、通常だと薄暗い彗星には、肉眼で見える尾はありません。



 塵と氷からなるコマが非常に高温になります。


 氷は、蒸発して宇宙空間に飛び出し、大量の塵を伴って、長く明るい尾を引く事になります。


 歴史的に見ても、太陽の近くを通る彗星ですが。


 これ等は、太陽の熱で焼かれてできた尾がとても印象的です。



 紫金山・アトラス彗星も青く輝くでしょう。




 ⭕️ 別な予想。



 2024年、10月には➖3、5等級に達すると予想されています。


 これは、ヘール・ボップ彗星よりも数倍も明るいです。



 紫金山・アトラス彗星は、現在、太陽から7、3天文単位にあります。


 また、ゆっくりと近づきつつあり、明るくなりつつあります。



 2024年末には、最大の明るさに達すると予測されています。


 小惑星センターによる現在の計算によると。


 この彗星は、2024年10月5日から7日に等級0、3に達します。



 比較すると。


 昨年飛来して、有名になった緑色のZTF彗星は最大等級5、4に達します。


 また、有名なネオワイズ彗星は0、9等級でピークに達しました。



 紫金山・アトラス彗星は、近日点通過日の2024年9月27日UTごろにですが。


 0、39AUまで太陽に近づくそうで、その前後半月間ほどが光度によるピークです。



 計算によると。


 10月7日ーー11日頃、太陽観測衛星SOHOの写野に入る見込みです。


 果たして、どんな姿を見せてくれるだろうか。



 夜間に限ると。


 ピーク期間に観察可能な期間は、9月末から10月頭、薄明中・東の超低空しかありません。



 でも、本当に、マイナス等級になったら昼間の青空でも見える可能性もあります。



 実際にどうなるか。


 自身の目か、カメラ機材を使用して確認しましょう。



 《2》 犬狼星ドッグスター・シリウス。




 ホピ族の予言では、青い星=ブルースター・カチーナは、犬狼星ドッグスター・シリウス。


 そう呼ばれる星が太陽に近づくとも。



 それが、天の住居を落下させるとか。

 地球の周りを回転するとか。


 ーー色々と言われてます。



 犬狼星シリウス。

 紫金山・アトラス。


 どちらかが、太陽やISSステーションに近づくと、爆発的なエネルギーを発するのか。


 或いは、高速移動している時に太陽やISSステーションに衝突するのか。


 地球の地軸に悪影響を与えてしまい、地磁気逆転現象を引き起こすか。



 どれにしても、録な結果には成らないですね。



 因みに、シリウスは2つの惑星からなる連星なんですね。


 シリウスAと呼ばれるA型主系列星と、シリウスBと呼ばれる白色矮星から成る。



 ■ シリウスA。



 シリウスAですが、大きさと質量が、太陽の約2倍もある。

 光度は、太陽の約25倍にもなるが、カノープスやリゲルなどと比べると小さい。



 自転速度は、16キロメートル/sと比較的遅く、形状は、ほぼ球形である。


 これは、大きさが似通った、ベガとは対照的だ。


 ベガは、274キロメートル/sという高速で自転している。

 また、遠心力によって赤道が膨れた回転楕円体となっている。



 シリウスAの表面では、弱い磁場が検出されている



 ■ シリウスB。



 より質量が大きい、シリウスBが先に寿命を迎え、1億2000万年前には赤色巨星になった。


 シリウスBは、その後に外層を失い、現在みられる白色矮星になったとされている。


 伴星シリウスBの質量は、太陽とほぼ同じ=太陽質量の0、98倍だが。

 これは、比較的大きな白色矮星の一つだが、大きさは地球とほぼ同じである。



 現在の表面温度は、25200K。


 しかし、内部に核融合反応のような熱源を持たないためだが。

 今後、20億年以上かけてゆっくりと冷えていくとされている。



 X線天文衛星チャンドラが撮影した画像では、より表面温度が高い。

 ゆえに、大量にX線を放出している伴星シリウスBの方が明るく見える。



 ⭕️ 第三のシリウスC。



 1894年以来、シリウス系は、見かけ上の軌道が不規則に揺れ動いている様子が観測されていた。


 第3の天体が、存在する可能性が示唆されてきたが、未だに確証が得られていない。


 観測から、データに最も合致するパターンであるが。


 シリウスAを約6年で公転している、質量が太陽質量の0、06倍の天体が存在する場合である。


 この天体が実在するとすると。


 視等級は、シリウスBの5倍から10倍暗くなり、観測は極めて困難と考えられている。


 2008年に行われた観測では、3番目の恒星や惑星など。


 そう言った、存在を確認する事は出来なかった。



 1920年代に観測された、第3の星は現在ですが。

 背景にあった、無関係の恒星だったとされている。



 ⭕️ 古代人に取ってのシリウス。



 明るい恒星は、太平洋で多くの島や環礁間をする古代ポリネシア人にとってだが。


 シリウスは、とても重要な存在だった。



 古代ポリネシア人だが。


 地平線の近くにある、高度が低い恒星を、目的地へ行く航路を決めるコンパス代わりにしていた。


 また、そのような恒星は目印としても役立たれた。



 シリウスの場合、赤緯は約➖17度であり、これはフィジーと緯度は、ほぼ同じである。


 したがって、シリウスは毎晩、島の上を通過していく。



 シリウスは、大きな鳥を意味する、マヌと呼ばれる星座の体を構成している。


 因みにだが。



 プロキオンは、北側の翼端。

 カノープスは、南側の翼端。


 ーー等々を成している。


 こうして、ポリネシアでは、夜空を2つの半球に分けている。



 古代ギリシアで、朝空に見えるシリウスが夏の到来を示すようにだが。


 ニュージーランドの先住民族マオリは、シリウスを、冬を意味するタクルアと呼んだ。


 こうして、冬の到来を告げる恒星とした。



 ハワイでは、シリウスは、天国の女王カウルアとされた。


 また、冬至の日には、祝いによる対象とされた。



 他のポリネシア人による間でも、シリウスはいくつか異なる名称で呼ばれてきた。



 マルキーズ諸島では、タウ・ア。


 ニュージーランドでは、レファ。


 タヒチ島では、タウルア・ファウ・パパ。


 あるいは、タウルア・エ・ヒッティ・テ・タラ・テ・フェイアイと呼ばれた。



 ハワイでは、シリウスには多数の呼び方がある。


 エェー。

 ソシエテ・ホクカオペ。

 カウ・アノ・メハ……または、カウラノメハとも。

 ヒキ・カウエリア……または、ヒキ・カイリア。

 ヒキ・カウ・ロノ・メハ。

 カウルア……または、カウルア・イハ・イモハイとも。

 ヒキ・カウエリア……または、ホク・フ・ケレ・ワ。

 カウル・アレナ。


 ーー等々がある。



 ソシエテ諸島では。


 タウルア・ファ・パパ。

 タウルア・ヌイ・ティ・アモ・アハ

 タウルア・エ・ヒーティ・アイ・タラ・ティ・ファライ。


 ーー等々と呼ばれていた。



 シリウスの名称として、他にもある。



 パロロ・ムア。  フツナ島。

 ミア。      マンガイア島。

 アプラ。     マニヒキ島。

 タク・ア。    マルギース諸島。

 トキバ。     プカプカ島。


 ーー等々がある。



 トゥアモトゥ諸島でも、シリウスに複数の名称がある。



 タクルア・ティ・ウピュピュ

 テ・カハ。

 テ・ウピュピュ。

 タランガ。

 ベロ・マ・トールトール。


 ーー等々がある。


 オーストラリア・ビクトリア州北西部に居住している、先住民族ボロン族だが。


 彼等は、シリウスをワレピルと呼んだ。



 ⭕️ ベテルギウスの爆発と青い星



 オリオン座・肩の位置に輝く、1等星ベテルギウス。


 これは、恒星進化の最終段階にある赤色超巨星である。

 また、いつ超新星爆発を起こしてもおかしくないと言われることが多い。


 2020年初めに、前例のないほど大幅に減光し一時的に2等星になった。



 その際には、爆発する時が迫っているかも知れないと憶測もあった。


 だが、最新の研究によれば、我々人類が超新星を目撃できる可能性は低いそうです。



 オーストラリア国立大学に所属する、メリディス・ジョイスさんたちの研究チームですが。


 彼等は、恒星進化や脈動の流体力学、星震に関する理論計算を駆使してですが。


 これまでのベテルギウスによる、明るさが変化する理由を分析した。



 その結果、現在ベテルギウスだが。


 星の中心部で、ヘリウムによる核融合が起こっている段階にあると結論づけられた。



 ベテルギウスのような質量が大きな恒星ですが。


 これは、この後の段階としてだが。


 ヘリウムから生成された、炭素などによる核融合が始まる段階が控えている。


 したがって、ベテルギウスが超新星を起こすまでは、まだ10万年以上の時間が残っているという。


 また、κ=カッパ・メカニズムと呼ばれる星自身が膨張と収縮を繰り返す脈動によってだが。


 185=±13、5日と約400日と。


 2つの周期で明るくなったり、暗くなったりする変光だが。


 これを。継続的に繰り返している事が明らかになった。



 一方で、2020年初めの大幅な減光ですが。



 ベテルギウスによる脈動。


 それに加えて、星から放出された大量の塵による減光が関わっている事が示唆された。



 ⭕️ ホピ族・ポリネシア系の海洋民族。



 ポリネシア系・海洋民族には、様々な名前で犬狼星シリウスは呼ばれました。


 ホピ族でも、犬狼星シリウスが重要視されたのは、かつては彼等が海洋民族だったからでしょう。


 

 ーーと、言っても、ホピ族全体か、ホピ族の一部が海洋民族だったかは分からんですが。



 まあ、第三世界の崩壊後、遥かに都竹海洋&広大なアメリカ大陸を移動しながら進むホピ族ですが。


 ポリネシア系海洋民族のように、夜に見える犬狼星シリウスは重要なコンパスだったんですね。



 ⭕️ 追記、ワータネン彗星。



 2024年、ワータネン水星と言う物が、太陽に迫っているようです。


 しかし、こちらは太陽の裏側を通るらしいですね。


 ですが、これが青い星として、光輝く場合もあります。



 ⭕️ 纏め。



 青い星カチーナが、マスクを外した時、第5世界が始まる。


 この青い星カチーナとは、どれ何ですかね。



 紫金星・アトラス。

 犬狼星シリウスA。

 犬狼星シリウスB。

 犬狼星シリウスC……と思われていた謎の天体。

 ISS国際宇宙ステーション。

 ワータネン彗星。

 ベテルギウスによる超新星爆発。


 ベテルギウスの爆発は、上記に書いた通り、可能性が低いですね。


 しかし、かなり確率が低いとは言え、爆発がないとか、その影響があり得ないとは言いきれません。



 ベテルギウスの爆発が、各犬狼星シリウス・ISSステーションなどに悪影響を与える。



 例えば、爆発時に発生する青い光が発光する。


 それが、青い星カチーナがマスクを外すように見えるのかも知れません。



 また、犬狼星シリウスCと思われていた天体が地球に急接近するか、遠くで激しく発光するか。



 それとも、やはり紫金星・アトラスこそが、青い星カチーナなのか。

 そして、ISSステーションに衝突して、地上へと落下させるのか。



 いったい、どれが正解なのか。



 筆者は、ただの一保守に過ぎないから、予想はできても予言は出来ませんからな。


 正直、分からんです。



( ̄▽ ̄;)

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