カスケード火山弧の連鎖爆発的な噴火?
今回は、カスケード山脈に連なる火山などを紹介します。
2024年、赤蛇が甦る・赤蛇が白蛇の背中に達する……などとは火山噴火を意味するかと。
他にも、左翼勢力が暴れまったり、中国軍による奇襲攻撃がある事を含んでいると思われますが。
まあ、とにかく火山噴火の事を説明します。
《1》 北アメリカ大陸・西海岸を通る、カスケード火山弧。
カスケード火山弧。
カスケード火山、またはカスケードアークとも呼ばれる。
……は、ブリティッシュコロンビア州南西部、ワシントン州、オレゴン州。
および、カリフォルニア州北部にある火山の主要な山脈である。
この弧は、太平洋岸・北西部山脈であるカスケード山脈・中心部に位置している。
4000以上、別個ある火山噴出孔の内、約20も主要な火山が含まれています。
円弧内、12個ある火山の高さは、3000メートル以上である。
⭐️ 3000メートル。
10000フィート。
中でも、最も高い2つの山。
マウントレーニア山&マウントシャスタ山は、4300メートルを超えています。
⭐️ 4300メートル。
14000フィート。
カスケード火山で最も大きいのは、メディスンレイク火山とニューベリー火山である。
その大きさは、それぞれ約145 mi³ (600 km³)と108 mi³ (450 km³)です。
アークの火山活動は、約3700万年前に始まったが。
現在、カスケード火山のほとんどは200万年前にできた物である。
最も最近の大噴火は、1980年5月18日にセントヘレンズ山で発生しました。
ヘレンズ。
マウントアダムス。
マウントフッド。
マウントジェファーソン。
スリーシスターズ。
ブロークントップ。
マウントバチェラー。
ニューベリー火山。
マウンティールセン。
マウントマザマ。 (クレーターレイク)。
マウントマクラフリン。
メディスンレイク火山。
マウントシャスタ。
シャスティナ。
マウントテハマ。
ラッセンピーク。
などがあります
何千年もの間カスケード山脈で暮らし続けた先住民だが。
彼等は、ハイ・カスケーズに関係するさまざまな神話や伝説を育んできた。
先住民の伝承によると。
かつて発生した大洪水の際に、ベーカー山やジェファーソン山、シャスタ山。
ーーと言った、山々に民衆が避難したという話が複数伝えられている。
また、神々の橋という物語では、フッド山とアダムズ山などと言った火山だが。
2山は、神のような力を持った暴君として、度々戦争を起こして、互いに火や石を投げ合っていた。
そして、フッド山とアダムズ山だが。
2山は、可憐な少女として人々に喜ばれていた、セント・ヘレンズ山を奪い合ったとされている。
セント・ヘレンズ山は、1980年に噴火した。
そのため、現在では可憐な少女とされた美しい外観を見ることはできない。
先住民は、ハイ・カスケードおよび、近隣にある山々に自分たちの名前を付けていた。
⭐️ 詳細は、前に語りましたね。
1792年春、イギリスの航海者キャプテン・ジョージ・バンクーバーだが。
彼は、コロンビア川の河口に入り、バンクーバーが見た高い山々に英語による名前を付け始めた。
ベーカー山は、バンクーバーの部下である士官が持つ名である。
セント・ヘレンズ山は、バンクーバーの友人であった外交官。
初代セントヘレンズ男爵アレイン・フィッツハーバート。
フッド山は、サミュエル・フッド提督。
カスケード山脈最高峰のレーニア山は、ピーター・レーニア提督。
ーーと、それぞれ因んで付けられた名前である。
しかしながら、バンクーバー一行は当時、これら山々が属する山岳地帯その物に命名はしなかった。
1805年、ルイス・クラーク探検隊は、コロンビア川を使った、カスケード山脈横断に成功した。
この方法は、カスケード山脈を横断する唯一の現実的方法である。
その後、長年に渡って、コロンビア川がカスケード山脈の横断に使われた。
コロンビア川峡谷には、カスケード急流と呼ばれる難所がある。
ルイス・クラーク探検隊をはじめとする、多くの人々が、ここにある難所を通過した。
そして、その難所を過ぎると、後方に白い雪を冠った、雄大な山脈をぼんやりと見る事ができた。
⭐️ 現在、この難所はボンヌビル湖に沈んでいる。
カスケード急流を通過した人々だが。
彼等は、この山脈を。
「マウンテンズ・バイ・ザ・カスケーズ=滝の傍の山々」
もしくは、単にカスケーズと呼んだ。
なお、カスケーズという名称が使われた最古の記録だが。
それは、イギリスの植物学者、デビット・ダグラスが残した文書である。
ルイス・クラーク探検隊は帰還後にだが。
探検隊・出資者である当時のアメリカ合衆国大統領。トーマス・ジェファーソンに敬意を表した。
その方法は、山頂を雪で覆われた、まだ命名されてない高い山に、ジェファーソンと名を付けた。
⭐️ ジェファーソン山の事。
1845年、アメリカへと移民する人々のためにだが。
カスケード山脈を横断する最初の陸路として、バーロウ山道が作られた。
バーロウ山道は、フッド山の北部を通る経路であり、最終的にはオレゴン山道に接続された。
⭐️ フッド山への道路。
バーロウ山道が作られる以前だが。
当時、移民はコロンビア川の危険な急流を筏で下らなければならなかった。
1915年、ラッセン山の噴火を除き、カスケード山脈は1世紀に渡って平穏な姿を維持していた。
しかしながら、1980年5月18日。
それまで、ほとんど知られていなかった、セント・ヘレンズ山が突如噴火を起こした。
こうして、世界中の関心をカスケード山脈に集めた。
この時、地質学者は警戒した。
約1世紀前、1800年から1857年にかけて、8つの火山が立て続けに噴火したようにと。
セント・ヘレンズ山による爆発が、カスケード山脈にある他火山の噴火を誘発する事を懸念した。
このような、危険性が高まったからである。
ワシントン州・ピアース郡では、レーニア山の噴火による火山泥流に対する警戒態勢がとられたが。
幸いにも、他の火山が噴火することはなかった。
コロンビア川が形成した峡谷は、アメリカ合衆国内のカスケード山脈に存在する唯一巨大な谷だ。
カスケード山脈が隆起し始めた時は、およそ700万年前の鮮新世である。
当時、コロンビア川は、コロンビア台地を流れる小さな川の一つに過ぎなかった。
カスケード山脈が隆起するにつれて、コロンビア川は水量を増し、現在のような峡谷へと成長した。
コロンビア川峡谷・崖面には、コロンビア川台地・玄武岩質の地層断面が剥き出しになっている。
カスケード山脈には、もう一つ巨大な峡谷が存在する。
カナダのブリティッシュ・コロンビア州にあるフレーザー川によって作られた峡谷である。
ここは、大部分が非火山の岩石でできている。
この峡谷が存在する地域は、しばしばコースト山脈と呼ばれるが。
構造的には、カスケード山脈の一部である。
ガリバルディ山および、その付近にある火山群もコースト山脈に含まれている。
カスケード山脈・南端では、東西の幅は50キロメートルから80キロメートル。
標高は、1370メートルから1520メートルである。
ワシントン州北部では、東西の幅は約130キロメートルもある。
このように、カスケード山脈南端よりも標高が高い。
カスケード山脈の中で、最も高い火山がある地域ハイ・カスケーズだが。
ここは、カスケード山脈・他の地域を圧倒する存在感を示し、周囲にある山々より倍も高さがある。
最高点は、レーニア山の4392メートルである。
レーニア山・周囲80キロメートルから、160キロメートルの地域中で最も際立った存在である。
カスケード山脈・北部、レーニア山の北方は起伏が激しい。
これは、氷河によって侵食された険しい地形をしているからだ。
大きな谷は存在せず、主要な峠の高さも1000メートル程度である。
カスケード山脈は、太平洋の近くにあるため、大量の降水が観測される。
特にカスケード山脈西部では、年間380センチメートルの積雪が観測される。
特に激しい地域では、610センチメートルもの降雪が観測される。
ハイ・カスケーズのほとんどでは年間を通じて雪と氷に覆われている。
カスケード山脈西部には、ダグラス・ファー、ウェスタン・ヘムロック、レッド・アルダーなど。
ーーと言った、樹木が密集している。
一方、カスケード山脈東部は乾燥している。
標高が高いところでは、ポンデロッサ・パイン、ウェスタン・ラーチなどの樹木が生えている。
カスケード山脈東部の丘陵地帯には、雨陰効果がはたらく為だが。
年間降水量は200ミリメートル程度である。
カスケード山脈東部の丘陵地帯から東方は、約1600万年前に作られた乾燥した高原である。
カスケード山脈から、流れ出た台地玄武岩が層状に重なってできた土地である。
ワシントン州から、オレゴン州、カリフォルニア州、アイダホ州。
ここら辺りにかけて、520000平方キロメートルの土地だが。
これ等は、カスケード山脈から流出した火山岩によって形成された台地である。
そして、コロンビア川台地と呼ばれている。
⭕️ カスケード火山弧は連鎖的に爆発噴火するのか。
様々なインディアンの予言が本当ならば、カスケード火山弧が連続噴火する可能性も。
そうならない事を祈りましょう。
また、アメリカ政府は噴火した場合に備えているらしいですが。
その時は、たくさん人々が助かる事を願いましょう。