貴女がいたから
書くの飽きたし設定もややこしくなったから未完成のまま投稿して作品数の肥やしとします
「もう夏なのに入学してくる生徒がいるらしいよ」
「聞いた聞いた、私も気になってたんだよねー」
「なんで今になって入学してくるんだろうね?」
「4月の入学式前に事故って入院してたとかいうの聞いたよ」
「うわ、それ本当なら可哀そうだねー」
噂話に花を咲かせる2人の女子生徒は横を通り過ぎる先生と同伴する可愛らしい女の子の
存在を気にも留めなかった。
先生と女の子が入っていったのはこの学院の理事長室。
「入学おめでとう。藍永百合香さん。ようこそ私立六明学園へ。
この学園は名前の通り6つの高等学校からなる日本で一番大きな学園です。そのためこの学園は普通の学校とは違う特殊な生徒会が存在するので、入学の挨拶と兼ねて説明します。」
と、この学園の理事長花宮薫は可愛らしいがどこか儚げな少女藍永百合香に話しかけた
「まず初めにこの学園の6つの高校を説明します。
1つ目の高校、花咲女子高等学校 この高校は文系特化型の高校で、生徒数は約1500人
2つ目の高校、金山高等学校 この高校は男子校で理系特化型の高校、生徒数は約1200人
3つ目の高校、河晴高等学校 この高校は男女共学で2年生から文系と理系で別れる高校で、生徒数は約2100人
4つ目の高校、狭間田高等学校 ここも男女共学で法学系特化型の高校、生徒数は約1100人
5つ目の高校、友津高等学校 同じく男女共学でビジネス系特化型の高校、生徒数は約1300人
最後にここ、輝夜高等学校 男女共学で文理両立の高校、生徒数は約2800人
この6つの高校の合計生徒数約1万人、これらすべて合わせて六明学園です。ここまで大丈夫ですか?百合香さん」
「大丈夫です」
と百合香はそっけなく答えた。
その様子に理事長の薫はすこし不安を覚えたが「続けてください」と百合香が言ったため不安を抱きつつも学園の説明を続けた。
「えっと、次はこの学園独自の生徒会について話すね。
この学園の各6校の中にそれぞれ生徒会長1名と副会長2名、書記3名、会計3名の生徒会があり、それをまとめる生徒会、統括生徒会の統括生徒会長1名と統括副会長1名、統括書記1名、統括会計1名で構成されてるの。
各校の生徒会長は自分の高校の近況を毎月行われる生徒会定例会議で統括生徒会及び各校の生徒会に報告するの。