表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/14

推測ってのはいいけど。

何か方法を考えると言ったが、こんな事初めてだし何しろ未だに何が起こっているのか理解できない。


いや、物理的には理解できる。(机が浮いていることや仁志の手の周りを囲む円状のものがあること)それが魔法のものであるということが未だに理解できないということだ。


「なぁ、仁志はなんにも知らないのか?」


「し……るわけない! こんなのきーたこたァねぇ! 」


苦しそうな顔で仁志は途切れ途切れで言う。


実際的にもっている訳では無いのだがどういう原理か魔法で浮かしているはずのものの重さが直接的に腕に掛かっているらしい。

さらに困ったことに机自体を床においていても手にかかる重さは変わらないらしい。


「少し調べてみます」


「た……のムゥ!! ハッやグゥ!」


なんだその言い回しは。腕にかかる重さをかれこれ十分間以上耐えている仁志を褒めるべきなのか分からないけれど、いまはとりあえず榊がなにか答えを出すのを待つしかないな。



「わ、分かりましたよ。仁志さん、今から言うことを復唱してください!」


なにか分かったのかな。


「エルグランド! 」


「え、……ルグ、ランドっ!!」


仁志が妙な言葉を叫んだ途端仁志の手の周りにあったはずの円状のものが消えて無くなった。


「か、軽い……手がかるいぞ!! 」


「良かったです」


「ありがとうな! 榊! 」


仁志の榊を見る目が輝きすぎて、まるでアニメのようだ。

それよりも気になること。


──俺も魔法を使えるのか?


多分僕と同じ疑問を持っていたであろうクラスの一人が声を上げる。


「やってみてもいいか? ものを浮かせるなんてロマンあるだろ? 」


何かと語尾にロマンを付けたがるのは馬田 餓竜だ。

見た目はとてもカッコ良いのだが、あまりにもナルシスト性質があるためクラスではなかなかの浮きっぷりだ。

身長は僕より十センチくらい高く、この前に一度課題のことで相談した時は上から目線が怖くて怖くて……、


なんてのはいいのだが、また今のことをやるとなるとさっきみたいに……はならないか。


エルグランド……だっけ。どういう意味なんだ。


「いくよ! エルクトラム! アーンドッロマン!!」


馬田の腕の周りに先程見た円状のものが映し出される。


また、浮かすのか? 机を。


と、思ったのもつかの間。


目の前で起こったのは机が棒状の木に変わるか光景だった。


それを見た榊が言う。


「なるほど、一つだけ分かりました。さっきの動画で"その魔法を自由に操れるのは十人"だと言っていたでしょう? それは多分、魔法がランダム仕様になっているという事じゃないでしょうか」


なるほど。榊の説明は色々と省いてあるが多分こういうことだろう。


1、

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ちょっと用事出来て途中で終わっちゃいました。


明日は結構長めに書くつもりなので良かったら見に来てください!


それでは……

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ