戦闘ってのはいいけど。
いや、新作のほう全然だめだぁ!
いや、まぁ書き直せばまだ何とか……
今回はすこーしだけ戦闘シーン入れてます。初めてなので多分クソです。いやでも、ちゃんと見てね?
後書きで会おう!
女が魔法を発動した途端、掲げた手から剣のようなものが形成される。
「驚いた? この剣は私が意図的に創り出したものだけど、透明の体に撃つだけで心臓が縮小されちゃう武器なんかよりはクソみたいなんだけどね」
そう言いながら形成し終わった剣を片手にもち構え、今にも斬りかかりそうなオーラを感じ取る。
全体がほぼ黒に近く、長さは私とさほど変わらず何故かその剣からは虚空を感じられた。
と、暫くその剣に見入っていると女は盛大に剣を掲げ、そのまま腰元に落とし突くように剣を構え出す。
──撃てば終わる。
そう考え左手に持ってある縮小銃を構え、トリガーを引く。
全く音のならない銃が、今回ばかり激しい音を立てた。
途端女の黒剣に、人筋の光が現れた。
「へぇ〜、その銃、銃弾ないと思ってたけど、あんたの能力でそれ自体が見えなかったでけなのか。あれ、でも〜だとしたらなんで皆外から撃たれた痕跡が無かったんだろ〜なんでだろうな〜」
──なんだこいつ、さっきから何を言ってるんだ?
どうでもいい、殺す。
相手からは実際私の体が見えることはない。そう仮定しても、音も立てない見えることもない弾丸を断ち切るなんてことが出来るのだろうか。
実際は見えているが見えないふりをしているのか、様々な考察が脳を貼り巡る。
もう一度撃つ。
銃を構え今度は横に走りながら様々な角度で三回ほど撃つ。
しかし、先程のように女はまるで見えているかのように弾丸を断ち切る。
「何故だ、どうして……」
「気になっちゃう? でも教えなぁ〜い」
でも教えない
つまり、何かはあるということ。
だとしても……!
勝手な推測をしている最中に女が斬りかかる。
女の黒剣は、私の胸を掠め、僅かに血が滴る。と、同時に振り終えた剣を今度は振り上げるように完全に胸を切り上げる。
「あ、これ血だよね? 透明でも血は出るんだねぇ!! 」
そう言いながら今度は手を切り落とされる。
透明な体から血が溢れだし、切り落とされた手が染色化されいつも小説を書いていた手に戻りながら地面に落ちる。
目の前が朦朧となり、意識が遠のいていく。
──小説家に、なりたかっただけ……それだけだったのに。
──────────────────
愛莉の目線が少し下へ向く。
けど直ぐに顔を上げ、
「そっか! でも、元気そうで何よりだよ! うん。……そう、だよね」
「ごめん、愛莉」
「いいっていいって! もうすぐ本鈴なっちゃうよーはやくいこー! 」
愛莉は優しすぎるんだよ。
僕の勝手で愛莉を傷つけたのに、なんで俺を責めようとしないんだ。
強いんだな。
途端、耳を劈くような音が校門の近くから聞こえた。
──通り魔?
なんの推測もない。事故かもしれないし、ただ何かの不慮で音がなっただけなのかもしれない。
けど、僕の心で何故か"通り魔"という言葉が浮かんだ。
そしてそのあとに三回ほどさっきと同じような音が校内へ鳴り響いた。
辺りの目線は校門付近に固定され、一人の女が大きすぎる剣のようなものを振り回している。
──アイツが通り魔か? とりあえず行ってみるしかない。
走り出す僕の手が誰かに引っ張られる。
「おにーちゃん! おべんとーわすれてるよ? 」
おつかれんこんまたらいしゅう!
明後日です。
どうでした?難しーです戦闘。
でわ次のマランで!




