表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

swallow

作者: 柊 響華

特に形式に拘ってない詩です。

ご自由に解釈ください。

 

 ねぇ、誰か?



 ねぇ、誰か!




 この口が、吐き出した嘘を飲み込まないで。







 ねぇ、誰か!




 ねぇ、誰か?






 この舌が、包んだ本音を味わってみせて。






 ねぇ、誰か!







 ねぇ、誰か!







 この喉が、飲み込んだ心を当ててみせて。








 ねぇ、誰か?







 ねぇ、誰か?












 ひっそりと、溶けて消えた、本当を知ってよ。










 ねぇ、誰か。










 吐き出したように、見えた本当を、



 嘘にすり替えて、




 笑って飲み込んだ。







 飲み込まれた本当は、





 泣き出した喉を、嘲笑って、





 胃の中で、溶けた。









 ぐるぐると。








 ねぇ。







 誰か。








 飲み下した真実を当ててみせて。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ