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5.威嚇


モリスの街はいい匂いに満ちていた。


「肉!串焼きっ!」

「アイゼルッ!レイナを捕まえて!!」


そんないい匂いを漂わせている串焼きの出店を目ざとく見つけたレイナリースは駆け出していた。

背から兄の声がかかるが、そんなことは耳に入らない。


今、レイナリースの目に映っているのは美味そうに炙られた肉だけだ。


「ま、待てよ、おい!お前!」


何かが腕をつかんだ気もするが、レイナリースは気にすることもなく前進する。

些細な重さだ。余裕である。


一方レイナリースの腕をつかんだアイゼルは、そのままずりずりとひきずられていくことに恐怖していた。

勘弁してくれと手を放したくもなるが、ここで彼女を解き放ってしまえば平和な街は混沌に呑み込まれてしまうだろう。


ぎりりと歯を食いしばり、アイゼルは必死な声で言いすがった。


「待て……くっ、レ、レイナリース嬢っ!」


ぴたりとレイナリースの歩みが止まる。


肉しか見えていなかったレイナリースの耳にも、その一声はまっすぐに届いた。


我に返れば、左腕に感じる温かさ。

深くかぶった笠を押し上げ仰ぎ見れば、晴れ渡った空のように青い瞳がレイナリースを映していた。


「……アイゼル、私の名前呼んだ…?」

「よ、呼んだ!」


未だに正面切ってレイナリースと会話をすると固まってしまうアイゼルだが、それでもだいぶ慣れてきたのだ。

がくがくと頷きを返すアイゼルに、レイナリースは微笑んだ。


彼は気づいているのだろうか。


少なくとも、レイナリースは今この瞬間のことを忘れないだろう。


アイゼルに初めて名前を呼ばれたこの時を。


憧れの青い空と同じ色の瞳を見上げて、レイナリースは掴まれた腕にそっと指を重ねる。

ぴくりと震える指先を握りこむ。堅く、かさついた戦う男の指先だ。


そうして二人は見つめあった。


香ばしい匂いを漂わせる串焼き屋の店先で。じゅうじゅうと焼かれる肉の音を背景に聞きながら。







見つめあう二人を見守るデュークとリアンゼルも固まっていた。

何だかいい雰囲気を邪魔するのも悪いと動きを止めたデュークと、財布から小銭を取り出した姿勢のまま固まるリアンゼル。

どうしたものかと二人は視線を合わせ、そうして頷きあった。


「すみません、串焼きを4本下さい」

「あ、この二人は気にしないで下さい。そのままにしておいて頂ければ…」


串焼きを注文するリアンゼルに、店主に向けてぺこぺこと頭を下げるデューク。

二人の息はぴたりと合っていた。








上機嫌で少し焦げ気味の肉を頬張る。

すでに自分の分は食べ終えていたのだが、アイゼルが自分の分を分けてくれたのだ。


さすがはレイナリースの見込んだ男だ。

格好いい上に優しくて、これでは惚れ直してしまうではないか。


「むふ、むふふー!私のことはレイナって呼んでね!」

「ハイ…」


照れているのか、返事はどこかぎこちないがシャイな男なのだろう。


恥ずかしがり屋だって全然かまわない。

彼のことは、これからゆっくりと知っていけばいいのだから。


「むふふふふ…」


これからのことを考えると笑いがこぼれてしまう。

アイゼルと旅をするのは、どんなに楽しいことだろう。


思わず抱き着いた腕に力がこもる。

「ぐえっ」とカエルを締め付けたような声が聞こえた気がしたが、気のせいだろうか。


「…レ、レイナ嬢。ここが私たちの宿泊している宿です」


何故か焦ったようなデュークが小走りに駆け出し、一軒の宿屋の前で立ち止まる。

急かすように手招きされて、仕方なくレイナリースはデュークのもとへと駆け寄った。


見た目は通りに立つほかの店とそう変わらない。

てっきりもっと大きな場所に宿泊しているのかと思っていたので、若干肩透かしを食らった気持ちだ。


「…目立たない宿だね」


レイナリースと同じ意見らしいリアンぜルが、古ぼけた宿屋を見上げてぽつりともらす。


「目立たないのは良いことです」


その言葉を聞いて、デュークは苦笑をこぼした。

そういえば彼らは人目を忍んで旅をしているのだったなと思い出す。

ならば絶好の宿というわけだ。


「さあ、、こちらです」


デュークの先導に従ってレイナリースはアイゼルの仲間たちが待つという宿屋へ足を踏み入れたのであった。






「大丈夫ですか…?」

「う、腕がもげ、もげ、うでもげら…っ、」

「大丈夫、腕はまだあるから。ほら、気持ちが落ち着くように回復してあげます」


がくがくと道端で挙動不審に腕を押さえて蹲るアイゼルにそう声をかけながら、リアンゼルはその腕に手を当てた。


ぼんやりと温かくなった気がする腕に、茫然自失状態であったアイゼルも正気に戻る。


「はっ、俺はいったい何を…?!」

「はい、もう大丈夫です」


ぽんっと肩を叩いてリアンゼルは立ち上がった。

それに続いて腰を上げたアイゼルは、痛みのない腕を軽く回す。


「…助かった」

「いえ。レイナがすみません。後で言って聞かせておくので…」

「キニスルナ…」


やはりまだレイナリースの名は禁句か。

とたんにガチガチに固まったアイゼルに苦笑をこぼす。


「そ、それよりもリアン、回復魔術が使えるのだな」

「ああ、これでも半分は竜だからね」

「へえ、……レイナも、つ、使えるのか…?」


ものすごいどもりながら、必死にそう言ったアイゼル。

レイナリースが希少な回復魔術を使える術師ならば、今後の旅がどれだけはかどるか。

けれどもその想像はリアンゼルの言葉にふき消された。


「あー、レイナはこういう細かい術は苦手だから…」


ほら、あの子は力任せだからと小さく漏れた言葉にアイゼルは納得した。

回復より、破壊のほうが何よりも似合う女だ。

そのことをアイゼルは痛感していた。異論は認めない。


「……そうなのか。回復職(ヒーラー)がいれば旅もより安全に行けると思ったんだが…」

「それは…」

「すまん。気にするな」


腕をありがとう、そう言ってアイゼルは宿屋の中へと入ってゆく。


「……。」


リアンゼルはふっと右手に視線を落とす。


そうして寂れた宿屋へと視線を上げる。


「僕は…、」


一人、山へ戻るつもりだった。

あの風が吹き抜ける山こそ、リアンゼルの居場所なのだから。


けれどアイゼルの言葉が胸に刺さる。

もしも、旅先でレイナリースが怪我を負ったら。

もしも、もしも、治療が間に合わないなんてことになったら…。


ぶんぶんと考えを振り払うように首を左右にふる。

そんなこと、想像するだけで恐ろしい。


ふうっと息をついたリアンゼルだが、直後「ごるるぁああああっ!!!」と周囲に響き渡った怒号にびくりと身を震わせた。


道行く人も思わず足を止める恐ろしい女のうなり声は、たった今アイゼル達が入っていった建物…すなわち宿屋から聞こえてくる。


耳に馴染んだその怒号に、リアンゼルは大慌てで風を切って駆け出した。







レイナリースは激怒した。

デュークに案内された先、奥まった一室に集まっていた者たちを見て激昂した。


「ごるるぁああああっ!!!」

「きゃっ、怖いっ!」


何が怖いっ!だ、何が。レイナリースの怒りははち切れんばかりだ。

ぎらぎらと鋭く睨み据える視線の先。

そこには淡いラベンダー色の髪を二つに結った少女がいた。


整った目鼻立ち、小顔で愛らしい容姿。なおかつその怯えたように細められた瞳は、他では見たこともない愛らしい桃色だ。

誰もが皆、少女を美少女だと称えるだろう。

そのか弱そうな雰囲気はさぞ周りの男どもの庇護欲をそそるに違いない。

世慣れぬレイナリースですらわかる。この女は男に好かれる。


そうしてもう一人。

少女の後方、ぴしりと整った身なりはそれだけで清廉とした空気が漂う。

ゆるくウェーブのかかった亜麻色の髪を一つに結び、鎧をまとって腰に長剣をさしていてもなお美しい女性らしさがある。

その眼差しは優しげな深緑の色。

穏やかな森を見ているような、そんな雰囲気漂う女騎士だ。


壁際に立っているスキンヘッドの騎士などこの際どうでもいい。

重要なのは、見目麗しい女性(ライバル)が二人もいるということだ。


こいつらも獲物(アイゼル)を狙っているのだろうか。いや、そうに違いない。

何せあれだけ香しく狩りがいのある獲物だ。他の女からも狙われていたっておかしくはない。


瞬時にそう判断したレイナリースは、即座に行動に移した。

先制攻撃だ。


そうして牽制の雄たけびを上げる。

アイゼルは渡さない、あれは私のものなのだと。


「っひいい!!」


怯えたようにデュークが情けない声を上げて壁際のスキンヘッドの側まで駆け寄る。


反射的に腰元に手が伸びたスキンヘッドだが、どうやらレイナリースの威嚇がデュークに向いていないとわかると即座に気配を消してすみによった。

金魚の糞のようにデュークがそれに続く。


レイナリースの威嚇に女騎士は驚いたように目を見開いていたが、ラベンダー色の少女は耐性がないのか「きゃあっ」と小さく悲鳴を上げた。


「っ、何をしている…っ?!大丈夫か、シアン」

「あ、アイゼル様ぁ…」


そうして部屋に駆け込んできたアイゼルはというと、怯えた様子の少女の元へ駆けつけ安心させるように抱き寄せた。

シアンと呼ばれた少女もまた、安堵したように顔を綻ばせている。


「グルルルゥウウ…」


その光景に喉からうなり声があふれる。

どうしてその腕で、違う女を抱いているのだ。いや、アイゼルが優しいのはわかっている。

けれどもそいつは敵だ。


「レイナ」


アイゼルの声が響く。


きっと顔を上げたアイゼルの眼差しはきつく、レイナリースを見据えていた。

見たこともない表情に思わず息をのむ。どうして彼はこんなに怖い顔をしているのか。


わからない。


「彼らは旅の仲間だ。いくら黄竜殿の娘とはいえ…仲間に危害を加えるようならば、去ってくれないか」

「あっ、あいぜる…?」

「彼らはこれまでもデュークを守ってくれたのだ。大切な仲間を危険な目にはさらせない」


決意のこもった眼差しは揺るがない。


「うっ、うっ…うぇっ…、」


胸が苦しかった。

ただ、アイゼルを渡したくなかっただけなのに。

けれども知らずに、アイゼルの大切にしていたものを傷つけていたらしい。


ようやくそのことに思い至るも、どうしていいのかわからない。

アイゼルが冷ややかな目を向けてくる。それだけで胸が切り裂かれたように痛む。

息が苦しい。


潤みだした視界に、ぎょっとした表情のアイゼルが映る。


「うわぁあああああああんっ!あいじぇるのばがぁあああっ!!」

「なっ、」


こらえ切れない思いが決壊した堤防のようにあふれ出た。


レイナリースだって、本当はアイゼルの仲間と会うのを楽しみにしていたのだ。

彼らと仲良くなって、一緒に旅をしようと。


けれど実際に会ってみた彼女たちは、レイナリースの想像以上に魅力的であった。

力しか自慢するところのないレイナリースでは、到底太刀打ちできないと思わせるほどに。

同性であるがゆえに、彼女たちの魅力がより理解できてしまった。

儚げな美少女に、優しげな女騎士。

レイナリースが勝てるとしたらスキンヘッド以外に相手はいない。

けれどもこの場合、スキンヘッドは論外だろう。


「あああああああんっ!!」


それでも。

勝ち目がないのだとしても、諦めたくはなかった。


だってアイゼルのことが大好きなのだ。


「レイナッ!な、泣かないでっ!」


すぐかたわらで兄の声がする。


大声をあげて号泣しているレイナリースの悲しみは、リアンゼルの慰めでは収まってはくれない。


幼子でもあるまいし、情けない。

それが余計に苦しくて、涙はますます止まることをしらない。


「うっ…そんなに泣かないでよぉお…っ、」


ひくっひくっとすぐ傍らでしゃくりあげる声がする。

聞きなれた兄の震えた声に、レイナリースは涙でぼやける瞳を向けた。


レイナリースと同じ色の瞳がほろほろと大粒の涙を零していた。

思わず泣くことをやめてリアンゼルを見つめる。


「うっ…ひっく…、」


声もなく涙を零す兄に、レイナリースは焦った。

泣き止ませてあげなければならない。

レイナリースは自業自得だが、兄はこんなことで泣くような人ではないのだ。


「り、リアン兄…泣かないでよぉお…」

「だ、だってっ…レイナが泣き止まないからっ…、」


震える声で何とかそう返したリアンゼルは、ごそごそと肩から下げたカバンを漁るとハンカチを取り出した。

それでレイナリースの顔をそっとふいてやる。


涙でぐしゃぐしゃの顔をした兄の優しさに思わず笑みがこぼれた。


「ふ、ふふっ…自分の顔拭けばいいのに…、」

「レイナは女の子なんだから…っ」


こんな時でも兄はレイナリースのことを案じてくれる。

引き裂けそうな痛みを訴えていた胸が、じわりと暖かくなる。

そのことがとても嬉しかった。


「……ありがとう、リアン兄…」


小さく囁けば、泣き顔のリアンゼルはくしゃりと顔を綻ばせた。

同じような顔でレイナリースも笑う。

やはり、リアンゼルが泣くのは似合わない。


そう小さく安堵した時であった。


「きゃ、きゃわゆい…っ!!」


兄妹のやりとりに唐突に第三者が飛び込んできた。


叫ぶようにもれた声に振り向けば、そこにはぶるぶると拳を握り締めて身悶えする女騎士の姿があった。


なぜだろう。先ほど感じていた清廉さは欠片も感じられない。

それどころかその姿からは触れてはいけない忌避感すら漂っている。


ゆらりゆらりと近づいてくる女騎士に、自然とリアンゼルとレイナリースの足が後方へ下がる。


「お、おいロザンナッ?!」


焦ったようにアイゼルが声を上げる。

きっとそれがこの女騎士の名前なのだろう。

けれども彼女の足は止まることなく、まるで幽鬼のような足取りで迫ってくる。


怖いもの知らずのはずのレイナリースすら震えあがる気迫がそこにはこもっていた。


ガタガタと震える兄を背に庇いながらも、レイナリースの顔も酷く強張る。


「まさか!ロザンナの悪癖がッ?!」

「嘘だろッ?!リアンは明らかに守備範囲外だぞ?!」


鋭く叫んだデュークに、アイゼルの驚愕に満ちた声が続く。

その直後、ロザンナは長くたれた亜麻色の髪を振り乱してゆっくりと顔を上げた。


その苔むした太古の原生林のような瞳はまっすぐにリアンゼルを見ていた。

狂気に満ちた深緑が笑みをかたどる。


「リアンくぅううん、お姉さんと結婚しましょおおおお?」


にたりと、清廉さの欠片もない笑みを浮かべてロザンナは嗤った。


「きゃああああああああああっ!!!」


リアンゼルの絹を裂くような悲鳴が町に響き渡った。


平和主義者のリアンゼルには精神の限界だったらしい。


そのままくたりとレイナリースにもたれるようにして意識を失った。

その姿はまるで深窓の姫君のように可憐であったと、後にレイナリースは語る。


「きゃあって…リアン兄、きゃあって何よ…気持ちはわかるけど」


リアンゼルを抱きかかえながら、唖然とした面持ちでレイナリースは呟いた。

よくわからないが、こういった場合に気を失うのは女であるレイナリースの仕事ではなかろうか。


複雑な表情のレイナリース。

そんな彼女に歩み寄ってきたアイゼルは声をかけた。


「…レイナ、その、すまない。きつい言い方をした」


驚きに見上げれば、アイゼルの表情は後悔に満ちていた。


アイゼルとてレイナリースを傷つけるつもりではなかった。

ただ、仲間が危険にさらされていると思ったのだ。

言葉がきつくなってしまった自覚はあった。なぜならアイゼルの中で、レイナリースはあくまで強大な力を持つあくまであったのだから。

けれども。


声を大にして涙を零すレイナリースの姿に、アイゼルは自分が大きな間違いを犯したことを知った。


どれほど強大な力を持っていようとも、レイナリースとて一人の少女に他ならないのだ。


「あ…、わ、私も、そのっ、あなたの仲間を驚かせちゃったから…ごめんなさい」


泣きはらした赤い目が、アイゼルの謝罪を受けてゆらゆらと揺れた。


そうしてレイナリースは頭を下げた。

悪いことはちゃんと謝る。それくらい、山に引きこもっていたレイナリースにでもわかることだ。


リアンゼルを抱いたまま謝罪をするレイナリースに、彼らの仲間たちは鷹揚に苦笑を零しながらも許してくれた。

どうやら、アイゼルの仲間たちもまた気のいい人間たちであるようだ。

視界に入り込む女騎士から必死に目をそらしながら、レイナリースは安堵の息を漏らした。


「ごめんね、怖がらせちゃった」


一番怯えていた様子の紫髪の少女にそういえば、少女はふわりとほほ笑んだ。


「いいえ。気にしないで下さい。どうぞよろしくね」


何とも気のいい少女である。


人間は話してみなければわからないものだ。


可愛らしい少女を見つめながら、レイナリースは思った。

人は見た目がすべてではないのだということを。


ちなみに、リアンゼルを隙あらば奪おうとする女騎士はスキンヘッドに取り押さえられていた。


「リアンきゅううん!」


必死に腕を伸ばしてリアンゼルを捉えようとするその様は、獲物を捉えるグールのように不気味であった。



自己紹介はまた次回!


みんな大好き女騎士登場しましたよ。

ヤッタネ!


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