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Prologue.

短編集というか、少しだけこういう異色な文章を作ってみたいな、と思って書いてみました。

もしよろしければ見て行ってください。

2人組の遊楽師(吟遊詩人のようなものを指す)の話をしよう。

史伝の民と呼ばれる一族の2人組の話を。

彼と彼女は世界を旅して物語を集め、後世に伝え往く事を使命としている。

彼と彼女は幾年月をも経て旅をする。

様々な物語りを音に乗せ伝え歩く。

後世に語り継がれる物語からは窺い知る事さえ出来ぬ事実を交えて。

この物語は2人組の史伝の民にして遊楽師の話である。





 タタタンと広場に響く軽快な音。

 広場は祭りの様相を呈しており、様々雑多な音が聞こえる。

 その中、不思議な雰囲気と共にリャーバン(5つの弦を持つリュート属の弦楽器を指す)を弾く音に振り返る。


 リャーバンを脇に抱える青年は遊楽師装束。銀髪銀目の生粋の純月属性である痩身の男。

 側にはテムパ(|円盤状の板を重ね合せた小さな打楽器カスタネットのようなもの)を手に持った奏譲師装束の少女。銀髪を二つに結った銀目の、こちらも純月属性である痩身の少女。

 どうやら、2人で遊楽を行うらしい。


 細い指が弦を撫でては遊楽師の青年が音頭を取る。



”我らは 星に 刻み逝く想いを 紡ぎ 届け行く者”


 脇に控えた奏譲師の少女が歌声を上げる。


”死に逝く想いを 受け止めて 世界を流離い行く”


”願わくば想い 届けたき者の 心に届いて 祈り叶いますように”



 少女がクロカット(謙譲の礼)を取り、青年は頭を下げる。

結構自分で校正はしているのですが誤字脱字が多い性分です。

誤字とか脱字があったらご指摘いただけたら幸いです。


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