48:TS子宮移植配信&はじめての性癖開発!(土御門「この歳で『未知』を見た……」)
「ブックマーク欄にあると恥ずかしい作品」・・・!
「――ひぃいい、死ぬかと思ったぁ……! そして取れた映像もやばすぎるぅうう……!」
崩壊した尊宝家屋敷の瓦礫の隙間にて。
“無職家事手伝い赤ちゃんストーカー系ゲロヤバ配信者・読売アヤ”は相変わらず盗撮をかましていた。
そう。
彼女はずっと大文字ウタの後を追い、相変わらず無断撮影&配信をしまくっていたのだ。
途中で包丁を持った危険人妻に追い回されたりもしたが、ギリギリで警察が止めてくれた。
その隙にウタ一行を追って尊宝家屋敷に忍び込み、一部始終を撮り続けたのだ。
そうして得た超絶の戦闘映像。
それに数万人の視聴者たちは驚愕したが、同時に戦慄することになる。
『バトルはすごかったけど、それ以上にタマタマが……!』
『性別が変わる瞬間を見てしまった……』
『おれ、明日から女性には優しくするよ……!』
とんでもない映像が撮れてしまったのだ。
特級危険人妻・ユキネママにより、屋敷の術師たちがタマ潰し&超速性転換されていく姿を。
そして同じく危険人妻になったキリカにより、子宮を埋め込まれていく最期を……!
「だ、男性視聴者のみんなっ、女の人の扱いには気を付けましょうね~……!?」
『『『異議なし……ッ!』』』
こうして、呪術界はともかく一般社会のほうは、『男尊女卑』の風潮がなくなっていくのだった……!
◆ ◇ ◆
尊宝ワラジと戦った後のこと。
崩壊した屋敷前に、どえらい数の黒塗りカーがやってきた。
そこからズラズラ現れる黒服たち。
さらに中央の車から、見知った爺さんが降りてきた。
「ブホホホホホッ! よぉウタよ、またまた面白いことをしてくれたのぉ~~!」
「わたみ!(出たなパワハラ爺さん!)」
俺も所属する『呪術総會』のボス、土御門総統である。
「ウタぁ、貴様は本当に儂を飽きさせぬのぉ~。尊宝家の違法行為発見の手伝い、ご苦労じゃったわ」
「わたみ?(なぬ? なんで違法行為のことを?)」
まだ通報とかしてないんだが。
それなのに駆け付けてきて一体どういうことなんだ?
「うむ。実は貴様が屋敷についてからの一部始終は、ずっと盗撮女が撮っていてのぉ」
爺さんはちらっと瓦礫の一角を見た。
するとその隙間から「ひぃーッ!」と鳴き声を出しながら女性がニュルニュル出てきて、どっかに逃げて行った。
「ころあき~(あー、あれが例のゲロヤバ配信者かぁ)」
「おかげで手早く動けたわい。それに、とんでもない最期を見れたからのぉ」
すごい映像見ちゃったと苦笑しながら、爺さんは今回の事件の主犯のほうを見た。
「いやなんというかまぁ……新しい人生、頑張るんじゃぞ?」
「ぐぅうッ!?」
爺さんの言葉に呻いたのは、水色髪清楚系美少女となった尊宝ワラジである。
ちなみに変わったのは外見だけではない。
「くっ、くそぉ! 土御門総統よッ、たしかに俺は罪を犯したが、流石にコレはないだろう!?」
と言ってワラジが腹部をはだける。
その白く美しいお腹には、下に向かって一本筋に走る『手術痕』があった。
「違法な臓器売買をしていたがッ! だからって子宮を埋め込むことないだろぉおおーーーッ!?」
「うわ美少女なのに帝王切開痕みたいなのがある。なんかエロいのぉ……!」
「正気かこのジジイッ!?」
必死に訴えるワラジだが、爺さんは「新ジャンル【TS整形美少女(切開痕あり・移植子宮あり)】か。この性癖、刺さるやつがいる可能性が……!?」と寝言言っていた。
そんなやべーやついるかボケ!
なぁイラガ?
「……なぁクソガキ、なんで私まで子宮埋め込まれてるんだ……?」
「あっ(あっ)」
……いつの間にやら、イラガのきゅっとしたお腹にも一本筋の痕が入ってた!
どういうことかと臓器生成者・キリカさんのほうを見れば、彼女は「これが私の生きる道でーーすッ!」と笑いながら、尊宝家の術師たち(性転換済み)に子宮植え付け作業をしていた。
「やっ、やめろ! オンナ風情がなにをッ!?」
「お前がオンナになるんだよ!!!!!! 子宮オラァ!!!!!!!!」
「ぎゃああああーーーーーーーー!?」
お腹を裂いて子宮ポコポコ入れていくキリカさん。
めっちゃ笑顔である。
「ほ、ほっほっほっ。ウタの周囲は騒がしいのぉ」
「がっしーちゃんねる(おい止めなくていいのか爺さん? 犯罪者たちとはいえ襲われてるんだが?)」
「やだよ、メスジジイにされるもん……!」
股間をキュッと抑えて後ずさる爺さん。
流石のこの人もTSは勘弁みたいだ。
「クンクンクンッ、その男性ホルモンの残り香でわかるですよ元オスですね!? うおおおおおおおおおお子宮入れさせろォオオオオオーーーーーーッ!!」
『ヒィーーーッ!?』
ついには美少女妖魔たちまで襲撃し始めるキリカさん。
頭がハッピーにエンドしてるぜ。
こうして尊宝家の事件は幕を閉じるのだった。
「閉幕っていうか新しく膜が出来まくった終わりじゃが――さて」
去り際、爺さんが俺に言い残す。
「『退魔七家』の一角を落としたんじゃ。これは、残りの連中が騒ぎだすかもしれんぞ?」
・新章開幕、『退魔七家』暴走編スタート――!(※最後はシリアスに締めれた気がします)
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