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セカンド ガーデン  作者: さんまぐ
ツネノリの章④激闘・覚醒。
58/339

第58話 おれがとうさんとかあさんをまもる。

父さんと俺、2人で40人のプレイヤーを斬り捨てていく。

「やるな!ツネノリ!!」

「父さんの子供だからね!!」

俺は思った通りの事を言う。

父さんが嬉しそうにしているのがわかる。


だが、さっき千歳が言っていた「何か動き方が違うの」と言う言葉が引っかかってしまった。

俺と父さんは何が違うんだ?

得意武器?


でも俺は父さんの武器、母さんのアーティファクトしか見たことが無い。

でもなんだろう?

何かが引っかかる。


そこに魔女の声が入る。

「あらやだ、このままじゃ快勝じゃない。

もう少しギリギリで刺激的な戦いが見たいのにー。

なので、もう後は勇者様とお兄様の方に残りの300人を一斉投入しちゃうわ


アハハハ、頑張ってねー」


何?ここで更に300人?

くそ、俺も父さんも息が上がっているのに。


「ねえ!ジョマ!!」

千歳だ


「橋壊しちゃった。ごめんね!!」

「アハハハ、いいわよ千歳様。後で私が直しておくから!」


「本当?ありがとう!!」

「それよりも元気になったみたいで私も嬉しいわ」


「うん、ジョマのショック療法が効いたみたい」

「でしょ?他の連中の生易しいやり方なんか駄目なのよ」


「ねえ、ジョマ?」

「何?」


「あなたってやっぱりいい人よね」

「え?」


何を言っている千歳?

どう見たって悪い奴だろ?


「なんとなくうまく言えないんだけどそんな気がしているの」

「おかしな子。アハハハ」

魔女の驚いた声と笑い声がする。


「後ね、もっと壊しちゃうと思うのごめんね!!」

「いいわよ!「光の腕輪」の使い方をどんどん閃いているんでしょ。

じゃんじゃん使いなさい!

その為にそのレプリカはオリジナルにあった問題点、他の装備を使えない事を撤廃しているの。

千歳様!!貴方の可能性を全部出しなさい!!」


そう言うと魔女が消えた。


千歳…何を閃いたんだ?

俺は千歳が気になってしまい見る。

すると手に小型の弓を作り出していた。

武器は矢ではなく小さな玉を作っている。


器用に動き回りながら対岸の生き残りに向けてそれを発射している。

玉は着弾すると小さな爆発を起こして次々に残ったプレイヤーを撃退している。


「光の腕輪」の可能性…父さんの「勇者の腕輪」を模して問題点を排除した魔女が作ったアーティファクト…

俺の可能性は…


「ツネノリ!!!」

父さんの声で俺は現実に引き戻される。

目の前には大男がこん棒を振りかぶっていた。


とっさに光の盾を張って防ぐが俺はそのまま吹き飛ばされてしまう。

当たり所が悪く橋の欄干に身体を打ち付けてしまった。


意識が飛ぶ…

父さんが動き回りながら敵を倒すことをやめて俺を守る戦い方になってしまう。

駄目だよ…父さん…動いて…足を止めたらだめだ…



どんどん300人がこっちにくる…父さんだけじゃ無理…だ…む…り……














目の前が暗くなって暫くした気がした。

俺は死んだのか?

目が開かない。

せめて父さんと千歳だけでも逃げていて欲しい。


何か声が聞こえる。


「せんせい、おれがとうさんとかあさんをまもる」

「ああ、その為に俺が呼ばれた。俺の持てる技をお前に授けてやる」


「さっき、せんせいがてんさいだってきいたけどおれもできる?」

子供の声は俺か?

誰と話している?


「出来るまで仕込んでやる。ここは一瞬で永遠だと言われた。時間ならいくらでもある」

「ほんとう?」


「ああ、お前の成長に良くないから最後には記憶を消すと言われているが安心しろ、身体は忘れない。覚えた全てを忘れない」

「うん、がんばる」


「よし、もうお前の身体は6歳まで進んでいる。

10年もあれば俺の技は極めている。

そうしたらまた幼い時に戻す。次の師匠が待っているからな。

何べんも繰り返す。お前が次の勇者だツネノリ」


「はい!!」


「よし、まずはアーティファクトを纏わせた剣の使い方を復習するぞ」

「【アーティファクト】!」


「よし、集中しろ。お前ならもっと早く出せる!!」

「はい!!」

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