表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
セカンド ガーデン  作者: さんまぐ
おまけの章〇ツネノリと千歳のゼロガーデン巡り(とか)。
337/339

第337話 もうこの段階で想像はつくが一応千歳の意見を聞く。

部屋を出ると部屋の前で千明さんが待っていた。


「お母さん。ごめんね」

「女性として千歳は間違っていないわよ。お母さんも初めて痴漢に遭った日は悲しくて悔しかったわ。千歳と一緒よ」


「千明さん?父さんと母さんは?」

「常継さんとルルさんはあっち、大揉めよ」


「え?なんでですか?」

「うわ。ツネノリ…予感的中かも」


3人でみんなの方に行くとマリオンさんとジチさん、それとアーイさんが揉めていて父さんと母さんが横で呆れつつなだめていた。



「父さん?」

「おう。出てきたか」


「どうしたのお父さん?」

「マリオンがこの大人数で夕食を食べようと言い出して揉めてる」

いつの間にか二の村のガレンから年下の子供達にペックさんまで呼ばれていて30人以上になっていた。


「千歳の顔を見たら帰るつもりだったアーイがマリオンを叱り付けて、今からこの人数の飯を作るのは難しいとジチが言い出してな…」


「うわ。またそれか」と言った千歳が「うーん」と悩んでから時計を見て「うん」と言うと東さんとジョマを呼んで何かを話し出す。


「どうかな?」

「まあ出来なくは無いよ」

「やるなら手配を…」


「そこは代行さんと勇者様に」

「それはいいね」

「どこにします?」


「父さん…」

「嫌な予感しかしないな」


「はーい!決まった事を言うよ!」

千歳が声を上げる。


「千歳、起きたのか?」


「チトセ!皆でご飯食べたいのにアーイとジチが酷いんだよ!」

「ワガママを言うなと言っているんだ!」

「ただ肉を捌いて焼いて食べるだけなんてみんなに失礼でしょ!」


「おっけー、おっけー。そこは神様代行と勇者様に何とかして貰う事に神様2人と半分神様の私が決めました!」


「何!?」

「千歳!?」

俺と父さんが慌てる。

もうこの段階で想像はつくが一応千歳の意見を聞く。


「セカンドでご飯にします!でもまだセカンドは明け方だからもう少し後になるけどね!

お父さん、ツネノリ!何処かの大きめなホテルの宴会場とか確保して立食パーティーよろしくね!」


「マジかよ」

「千歳…」


「本気だよ。

それにそのうちセカンドで結婚式をしたいってVRプレイヤーが出た時に困るでしょ?

練習だよ。練習」


「ぐっ…」

「千歳…、恐ろしい事を…」


「だがお金はどうするんだ?」

父さんが負けじと食ってかかる。


「マリオンさん!」

「何チトセ?」


「ご飯代稼いでくれるよね?」

「何をすればいいの?」


「セカンドで魔物を狩るの。ご飯が出来るまでの間、カムカさん達と魔物を倒してお金稼いで」

「いいの!やるやる!!皆と修行だ!チトセありがとう!!」


マリオンさんはニコニコと「カムカーっ!修行ご飯だってー!」と駆けていく。


「これでお金の問題も待ち時間の問題も解決だよ」

「千歳…、するとお前は俺に会場探しに乱獲される魔物の制御を行えと?」


「頑張ってね神様代行!」

「ぎぎぎぎぎ…」


「メリシアさん!」

千歳がメリシアを呼ぶ。


「ツネノリと会場探しとか仕入れが危なかったらファースト行ったり頼めるかな?」

「はい。やりますよ」


「ジチさん!」

「はいよ。なんだい?チトセ」


「食べたいのをルルお母さんとアーイさんと決めて!折角だから3人で決めてツネノリかお父さんに言ってね!」


「千歳…無理をしていないか?」

「アーイさん、ありがとう。アーイさんは優しいね」




「くそっ」と言った父さんが「マキアの牢獄に高ランクの魔物をこれでもかと出してやるからマリオン達と後訓練したい奴らは名乗り出ろ!送り付けてやる。スタッフカウンターに別途で時計の手配と、ツネノリ、メリシアと時計を受け取ってマキアに届けてから会場探しだ!」と次々に行動をする。


「ふふ。お父さんは働く父親で格好いいねぇ〜。でも魔物の出現は本気でお願いね」

「何!?」


「王様、さっきの続きをしてあげるよ」

千歳が廊下の先を見るとキヨロスさんが立っていた。


「へぇ…、またやるの?さっきは僕の方が三体多かったんだよ?」

「あれは東さんにバレないために抑えたって言ったでしょ?今度はバレても平気だもん。

王様こそ負けてもイライラしないでよね」

千歳の申し出に嬉しそうな顔をするキヨロスさん。

千歳曰く「あの顔はストレス溜まってるから解消に付き合ったの」だった。


「ちょっと待て、あ!

なんだこの魔物の減り方。

3分間だけ異常に魔物が減ってるじゃ無いか!

千歳、3分だけ本気で魔物を狩ったのか?」

父さんが端末を出してチェックをして慌てている。


「本気じゃないよ。王様も私も剣は一本ずつだったもん」


「何!?これでか?」

「うん、今度は12本で10分くらいかな?」


「待て!単純に36倍!?」

父さんが目を白黒させて驚く。

その後、東さんを呼んで対策を教えて貰っていた。

「ツネツギ、一時的に魔物が増える事、狩られる数が増える事をスタッフカウンターに通知を出すんだ。

そしてリスポーンまでの時間を15秒に設定。

後は落ち着いたタイミングですぐに設定を僕の作った規定値に戻してスタッフカウンターに通知だ」


「くそ〜、千歳めぇぇ…」


その後、通達が回って俺達は複数グループに分かれる事になった。

魔物狩りは…

ザンネ先生、カーイさん、テツイ先生、ガクさん、マリオンさん、カムカさん、ガイ、ガル、アニス、ヤグル、ビリン、カムオ、ガリル、マリク、レンカ。

父さんは「近くにビッグドラゴンも馬鹿みたいに出してやるから狩りやがれ!怪我だけはすんなよな!」と言う。


セカンド観光とお茶会は…

母さん、千明さん、リーンさん、フィルさん、ジチさん、アーイさん、カリン、マリカ、アン、パルマ、レンカ、シエナ、ドフさん、ペックさん。後はガレンから下の子供達。

千歳はキヨロスさんとの勝負が終わったら顔を出すと言っていた。

なんだか俺とメリシアにも一瞬顔を出すように言っていた。


特別勝負は…

キヨロスさんと千歳。

キヨロスさんは終わったらマキアの牢獄に合流すると言っていた。


裏方仕事は…

父さんと俺とメリシア。

そう言えば千歳に「ジョマや東さん達を呼ぶかもだから人数には余裕を持たせてね。

後はお父さんから私のログを拾って貰ってマリオンさん達とご飯に来た日を参考にして貰ってね」と言っていた。

父さんに聞いたら「食べ放題の店で赤字になるってどんだけ食ったんだ?」と言っていた。

カレー食べ放題の店と聞いて驚いた。

そんな夢見たいなお店があるなんて思わなかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ