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セカンド ガーデン  作者: さんまぐ
おまけの章〇ツネノリと千歳のゼロガーデン巡り(とか)。
328/339

第328話 皆は倒すべき敵が見つかったんだ。本気で撃ち込めるよね?

「あれ?キョロ?」

「お帰りなさい。チトセまで連れてきてどしたの?」

「チトセさん、こんにちは」

僕の奥さん達はチトセを見て驚いている。


「こんにちは。

私もよくわかんないの。王様に移動を任せたらお城だったんだ」


「チトセ、まだ顔色が優れない。

僕は今の君をツネツギの所に帰せないから少しゆっくりするんだ」

「えぇ?大丈夫だよぉ」


僕はチトセを無視して話を進める。


「フィルさん、お茶を淹れてあげてよ」

「わかったわ」


そしてチトセから3人が離れた所で3人に「意志の針」でチトセに何があったかを伝える。


「キョロくん…これって…」

「うわぁ、こんな奴と戦ってきたの?そりゃあチトセは傷付くよ」

「キョロの慰め方は過激すぎ。チトセちゃんが頑張って立ち上がってくれたけど可愛そうだよ。

それにしても嫌な奴だからって熊みたいに解体って…」


「お姉さんもそこは見たくなかったなぁ」

「うわ。「瞬きの靴」が真っ赤だよ。後で綺麗にしなよ」


「それで私達がチトセさんの話し相手になればいいの?」

「うん。フィルさん頼める?」


「ええ。任せて」


「それでキヨロスくんは何をするの?」

「うん。僕は僕でやるんだ。ジチさん、リーン。後はお願いね」


僕は3人にチトセの事を任せると神如き力を使う。

「シエナ!今すぐに僕の所に来るんだ」

「パルマ、聞こえるね?テツイを捕まえておいて」

「レンカ!ヤグル!ザンネとカーイ、それとガクの娘に離れるなと伝えて」

「アニス、ガク達と用意をしろ」

「ビリン、カムカ達に今すぐ呼ぶと伝えろ」


子供達は驚きながら全員が分かったと言う。


「キョロ?」

「ちょっと言ってくる。僕達の敵、倒すべき敵を見せるんだ」


そう言って僕は神殿に皆を集める。


皆慌てて僕を見ているが僕の顔付きを見て皆黙ってくれる。


あ、忘れてた。


いいや、許可なんかいらない。

勝手に呼ぼう。


来い!

そして次の瞬間には目の前にツネジロウとルル、ツネノリとメリシア、そしてツネツギとチアキを呼ぶ。



「何事だ!?」と驚くルル、「なんでガーデンに!?」と慌てるツネツギだったが僕の顔を見て静かになる。


そんなに僕は怒っているのかな?


「あれ?キヨロス。千歳はどうした?一緒じゃないのか?千歳の奴ジョマに呼ばれたって…」


「何かトラブルか?今千歳は何処にいる!?」


ツネツギとツネジロウが慌てる。

同じ顔、同じ勢いで詰め寄られると面倒だな。


「ルル、チアキ。説明するからツネツギとツネジロウを黙らせて」


2人は「わかった」「わかりました」と言って2人の手を取って黙らせる。

面白いのはルルがツネツギ。チアキがツネジロウの手を取った事だ。


「説明の前に…、カムカ、マリオン。

チトセに好意を持っているのはマリクとリンカより年上だけでいい?ガレンから下は呼ぶ?」


「んにゃ、皆チトセが好きだけどキヨロスの雰囲気だとガレン達は呼ばない方がいいだろ?」

カムカはそう言ってくれる。


カムオ達が「チトセさんに何か!?」と慌てて居たがマリオンが黙らせる。


あー、後は勢いで呼んでしまったけどカムカの所のリンカ、後はガクの所のアンは年齢的に外すべきかな…?

2人に聞いてみるとチトセの為なら大丈夫と言うので居てもらう事にした。


「それで千歳に何があったんですか?今千歳は?」

「ツネノリ…。

チトセは今僕の城にいる。

リーン達に任せてある。


今皆を集めたのは神の世界での話をする為だ」


そしてジョマに呼ばれた話から帰ってくるまでの事をシエナの「蜘蛛の意思」を借りて説明をする。一応チトセの名誉のためにも下着の部分はボカして伝えた。


案の定だが女性たちは覗き変態趣味の神の気持ち悪さに気分を害していて男性たちは怒りに震えていた。


「あのバカ…」

「普段からあれ程気を付けろと教えていたのに…」


「ツネツギ」

「ツネジロウさん」

ルルとチアキは2人が爆発寸前なのを見て心配している。


「キヨロスさん。千歳の事…ありがとうございます。

本来なら俺がやるべきなのに…」

「ツネノリ様、俺達ですよ?私も居ます」


皆口々にチトセへの心配と覗き変態趣味の神への怒りを口にする。


「それで、ただこの話をして終わりじゃ無いよなキヨロス?」

「ああ、今から僕は神如き力であの覗き変態趣味の神を痛めつけられるだけの力でないと傷をつけられない塊を出す。

皆は倒すべき敵が見つかったんだ。本気で撃ち込めるよね?」

そう言って僕は目の前に塊を作る。


「「はいはーい!」」

「何?カリンとマリカ」


「私達が」

「チトセちゃんの所に行って励ます!」


「アンタ達…」

「いいでしょお母さん。私達には戦闘力が無いんだからここに居ても何も出来ないし」

「だったら私達はチトセちゃんの所に行って励ますの!」


確かにそれは心強い。


「そうだね。それじゃあ後は…チアキかな?」

「はい」


「待て!私も行くぞ!」

「え?ルルは「創世の光」を試さないの?」


「くっ、私も母親だ!娘の危機に駆けつけないでどうする!」


「じゃあ俺もか?生身で来ているから「勇者の腕輪」はツネジロウだしな。ツネジロウ、宜しく頼むぞ」



「そんな必要ないわ!!!」

神殿中に響く怒号。


あれ?バレた?



次の瞬間、目の前に怒りに目の色を変えたジョマと神様が降り立つ。

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