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面倒くさい少女たち  作者: 深井陽介
第0話 この小説についてのいろいろ
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面倒くさい少女たちのいろいろ

ここでは各章の主要登場人物についてまとめています。読まなくても作品の内容を把握するのに支障はありませんが、キャラクターの裏設定が書かれる場合もあるので、より深く知りたいという方はチェックしてみてください。

なお、今後も章は増えていくので、内容はそのたびに更新されます。

 <第1話>

久野(ひさの)舞子(まいこ)

 高校二年生。学校での出来事をきっかけに不登校になり、ひとり暮らしのアパートで引きこもり生活を送っている。日がな一日ゲームに興じているせいで、廃人寸前まで来ていたが、紬が部屋に来てからは少しずつ改善している。長らく外に出ていないため、日光を浴びると体が拒否反応を示す。

藤川(ふじかわ)(つむぎ)

 舞子のクラスの委員長で、真面目で成績優秀な女子。眼鏡をかけている。以前から舞子のことを気にかけていて、彼女を不登校から脱却させるべく、委員長をやめて、舞子の心の支えになるべく奮闘する。舞子が不登校となった理由は把握していない。冷静沈着だが言葉遣いは割と粗暴。

真白(ましろ)理恵(りえ)

 舞子の先輩。美術部に所属。どことなく雰囲気が紬に似ているらしい。第9話にも登場し、第1話で描かれなかった舞子への心情を吐露している。


 <第2話>

東雲(しののめ)香菜(かな)

 高校二年生の姉。妹の礼菜を生まれたときから溺愛していて、彼女の写真を撮っては眺め、日常的にスキンシップや妹の自慢話をする程度には変態的。礼菜の方から攻められると弱いといううぶな一面も。強烈なシスコンぶりに隠れがちだが、達人級のお菓子作りの腕前を持っているなどスペックは高い。一方で礼菜の気持ちに踏み込むのを恐れるなど、心の弱さも持ち合わせている。

東雲(しののめ)礼菜(れな)

 中学二年生の妹。姉である香菜の奇行をクールにあしらう、感情の起伏に乏しい少女。学校でもクールな美少女として認知されている。普段から顔にも言葉にも出さないが、自分に惜しみなく愛情を注ぎ、どの分野でも常に上を行く香菜に対し、憧れと劣等感の入り混じった複雑な感情を抱く。朝が弱い。ちなみに姉妹揃って、気を許した相手はカタカナで呼んでいる。第5話にも登場。

弓美(ユミ)(スズ)

 香菜の同級生で友達。香菜のシスコンぶりに辟易しながらも、彼女のスペックに一目置いていて、名状しがたい感情を抱いている。弓美は高校に入ってからの友人で、香菜からいつもユーミンと呼ばれるが、本人はこの呼び名を嫌っている。鈴は中学の時からの友人で、礼菜以上に感情の起伏が乏しい。

萌花(モカ)

 礼菜の同級生で友達。礼菜の隠れたシスコンぶりを見抜いている。


 <第3話>

聖木(ひじりぎ)(かなで)

 離島に引っ越してきた高校二年生の少女。幼いころから転校を繰り返してきたことで、あまり他人に心を開けずにいたが、島で出会った恵に振り回されるうちに、彼女を強く意識するようになる。非常に冷めた性格をしているが、寂しがりやな一面も。亡くなった母親の写真をいつも持ち歩いている。ひょんなことから、島に隠された秘密に迫ることになる。第4話にも登場。

岸崎(きしざき)(めぐみ)

 離島に住む少女。奏より背が高いが、誕生日は奏より半年ほど後である。明朗快活で破天荒な少女であり、ナンパから助けた奏を頻繁に連れまわして遊んでいる。奏からは、本能で動く野生児と称されている。島に強い愛着があり、幼いころから島のあちこちで遊びまわったことから、住人たちの間でも顔が知られている。大体いつも、シャツ一枚で裾を縛ってへそを出し、ポケットにジッパーのついたハーフパンツといういで立ち。第9話にも登場。


 <第4話>

矢澤(やざわ)波花(なみか)

 恋愛に憧れる高校二年生。お調子者でいつも騒がしく、気に入った相手には遠慮なく接していく積極性を併せ持つ。友人である鞠亜と明菜を大切に思っていて、二人の恋路を全力で応援することを決意するが、その過程で芽生えた感情に揺れることとなる。鞠亜と明菜の将来を見据えすぎた発言で、二人から「だから気が早いって」と突っ込まれるのがお約束。夏休み前に転校したクラスメイト・聖木奏のことを気にかけている。名前の由来は祖父が製造していた塩を意味する“波の花”。

倉知(くらち)明菜(あきな)

 涼しげな美貌の高校二年生。濃い目の茶髪を流れるように伸ばしている。普段からフィットネスジムに通っていて筋肉も引き締まっているが、胸は三人の中で割とある方。クールで男っぽい言動が多いが、鞠亜の前ではやや変態じみた言動や照れ屋な一面も見せる。波花とは高校に入ってからの仲で、粗暴な扱いが目立つが大切に思っている。

楢崎(ならさき)鞠亜(まりあ)

 引っ込み思案の高校二年生。烏羽色のおかっぱ頭で、小柄な体型。波花とは小学校のころからの友達で、自分と友達になってくれた波花に感謝している。同じく友達である明菜に恋心を抱き、波花のアシストを得て一学期の終業式の日に告白し、めでたく明菜と交際を開始する。臆病ながら積極的に明菜との距離を縮めようと努力する。


 <第5話>

中瀬(なかせ)実桜(みお)

 大学二年生。因循で厳しい実家から逃げ出す形で大学に入り、学費以外の生活費を全て貯金とバイトで賄う苦学生。バイト先であるハンバーガー店の常連客である桜子に、不器用で猛烈なアプローチをかけられているうちに、彼女の気持ちに応えたい気持ちが芽生えてくる。人間に興味はないが、ネコは大好きで、目の前にすると態度が一気に軟化する。バイトはハンバーガー店の他に新聞配達と塾の講師助手をしていて、合わせて週に五回はシフトを入れている。

森川(もりかわ)桜子(さくらこ)

 中学二年生。大体いつもツインテールで、小顔のかわいらしい容貌。行きつけのハンバーガー店でバイトしている実桜に心惹かれ、それが恋心だと気づいてからは積極的なアプローチを試みるようになる。次第に実桜との距離を縮めていくが、実桜に言えないある秘密が自分を苦しめていくことになる。

都築(つづき)優菜(ゆうな)

 実桜の大学での友人。六歳下の女の子に言い寄られている実桜をからかうが、自身は実桜に対して、名状しがたい複雑な感情を抱いている。実桜が他人に興味を示さないことには、個性と受け止めながらも厳しい目で見ている。

原口(はらぐち)知世(ともよ)

 実桜の大学での友人。お調子者のきらいがあり、優菜と同様に実桜をからかうが、実桜や優菜の気持ちを汲み取って気を遣う一面もある。男性遍歴が激しく、現在進行形で知り合いの男性を甘い言葉で弄んでおり、優菜からは命の危険を心配されている。

城之崎(きのさき)このみ

 桜子のクラスメイトで友達。ぱっつんの前髪に細面の、比較的地味な外見だが、気を許した相手に積極的に絡んでくるほどには勢いが強い。桜子を“桜子姫”と呼ぶなど、気に入った相手には変わった敬称をつけて呼ぶ。桜子が実桜に恋しているのを知っていて、何かと相談に乗っている。

梶原(かじわら)

 実桜のバイト先の先輩。二十八歳。茶髪にピアスをつけていて、一昔前のヤンキーみたいな風貌の女性だが、実際は一歳の娘を持つ人妻で、接客の際には物腰が柔らかくなる。離島の出身で、夫が海外出張の時にはパートを休職して、島に帰省している。中学生にアプローチされる実桜をからかいつつ、優しく見守っている。自分のことは「馬鹿を絵に描いたような人間」と称しているが、周囲からそう見られることはほとんどない。第3話にも登場。


 <第6話>

石崎(いしざき)(はな)

 田舎町に住む高校二年生の少女。6月生まれ。名前の由来は、産着の模様が花崗岩に似ていたことから、石材屋を営む祖父が、意見のまとまらない両親に代わって名付けた。幼少期から石の観察が好きだが、地味な外見と陰気な性格が相まって、さんざんからかわれた経験から、石好きを隠すようになる。普段は教室の隅で石に関する本や図鑑を読んでいる。石の話が始まると目を輝かせる。クラスの人気者である玲香のことを、気にしつつも決して釣り合わない存在だと思っていたが……。

高峰(たかみね)玲香(れいか)

 花のクラスメイトで、学校中から人気の女子生徒。12月生まれ。都会に就職した姉がいる。陸上部に所属し、その実力は全国を狙えるレベルだが、本人は思いきり楽しく走れたらそれでいいと考えている。友達百人を目標にしているが、中学時代の経験から、踏み込んだ関係になることを恐れる節があり、友人とも適度な距離を置いて接しているため、周囲からは“高嶺の花”と称されることが多い。花のことは以前から気になる存在だったが、ある出来事をきっかけに好意を抱くようになり……。

遠山(とおやま)美雪(みゆき)

 花のクラスメイトで、玲香とは互いに軽口を叩き合えるくらいの友人。1月生まれ。犬が好き。玲香が作る心の壁に気づいている。玲香が気にかけていることもあって、美雪も花のことを気にかけている。

秋保(あきう)

 花が所属する地学部の顧問。女子バスケ部の顧問も兼任しているが、大所帯であるはずのバスケ部を放置して、地学部に顔を出すことが多い。ボサボサの短髪にヨレヨレの白衣、職場でもすっぴんというルーズな性格で、実際地学が絡まない限りはかなりいい加減。しかし生徒に対する観察眼は鋭く、花の好みを熟知し、玲香の恋心にも気づいている。花と馬が合うため、玲香からは一方的にライバル視されている。


 <第7話>

野村(のむら)千花(チカ)

 アイドルグループ・マテリエンヌのメンバー。グループ最年少の十六歳。メンバーで唯一の、現役の高校在学生。幼少期からアイドルに興味を持っていたが、アイドルの素養としては平均的で、養成所のオーディションは補欠合格となり、入所後は準所属として厳しい状況に追い込まれる。プロデューサーの鬼龍院に目をかけられ、三人のメンバーとともにユニットを結成し、二年後にマテリエンヌとしてデビューする。グループ内でのポジションは模索中だが、他のメンバーからは「庇護欲をかき立てられる愛されキャラ」と称されている。

萬田(まんだ)沙良(サラ)

 マテリエンヌのリーダー。グループ最年長の十八歳。ライブにおけるMCと、グループ内での話し合いをまとめる役目を担う。ストイックな性格で、アイドルやリーダーに求められる素質を身に着けるため努力を惜しまないが、その姿はチカ以外の人には見せない。グループ内では頼れる姉御肌だが、フミとはたまに意見の食い違いから喧嘩になる。しかし周囲からはいいコンビと思われている。

空知(そらち)芙美(フミ)

 マテリエンヌのメンバー。年齢はグループ二番手の十七歳。ライブで積極的に観客を煽る、巧みなアドリブが持ち味。体力はグループ随一で、どんなに激しく動き回っても汗ひとつかかない。お調子者かついい加減な性格だが、マテリエンヌへの愛着は誰よりも強いと自負している。ドルオタでもあり、部屋の中はあらゆるアイドルのポスターやグッズであふれている。なぜか炭酸飲料で酔っぱらう。第4話にも登場。

雲塚(くもづか)ねむ

 マテリエンヌのリードヴォーカル。十七歳。幼少期から音楽の英才教育を受けていて、抜群の音感とセンシングを持ち、歌唱力は“水明の女神”とも評されるレベル。メンバーで唯一、事務所のスカウトで入所している。お嬢様のようなおっとりとした雰囲気をまとっているが、実家はごく普通の中流家庭で、醸し出す雰囲気は音楽の教育の末に身につけたもの。現在でもボイストレーニングを続けている。物腰は柔らかいが、気を抜くと悪気なしに毒を吐く。フミとは同い年で気が合い、頻繁に互いの家に泊まりに行く仲。

中江(なかえ)輝美(てるみ)

 マテリエンヌに新加入したメンバー。チカよりさらに年下の十五歳。グループ内ではテルと呼ばれる。元々所属していた事務所が倒産したため、チカたちの所属する事務所に移籍したという事情がある。アイドルとしての素質は、容貌・歌唱力・ダンスいずれも高いが、舞台度胸はやや弱い。マテリエンヌのメンバーに全幅の信頼を寄せていて、いつか五人目のメンバーとして認知されるようになるのを夢見ている。彼女の加入が、マテリエンヌの四人の関係を大きく揺るがすことになる。

鬼龍院(きりゅういん)

 マテリエンヌのプロデューサーにしてマネージャー(兼任しているのはスタッフ不足のため)。元々は別の事務所のアイドルタレントだったが、他のメンバーに起きたトラブルによって事務所内が分裂し、のちに現在の事務所の立ち上げメンバーにスタッフとして引き抜かれた。二十代後半という若手だが、プロデューサーとしての手腕は社長にも評価されている。マテリエンヌは単独でプロデュースした初めてのユニットで、自身の理想を体現したものでもあり、愛着は強い。チカからは自らを救った恩人として尊敬されている。


 <第8話>

保坂(ほさか)杏奈(あんな)

 高校二年生。地味な外見と冷めた態度が相まって、友達はいないタイプ。進級して現在のクラスになってすぐ、同級生の男子生徒・呉田(くれた)を筆頭としたグループによる、いじめの標的となる。だが、基本的に冷静で頭がよく、呉田たちのことも内心で下に見ているため、何をされても動じず、密かに逆襲の機会を狙っている。不遇な家庭環境にあることもあって、世間や他人に対して斜に構えることが多いが、久留美に興味を抱いてからは急速に好意を向けるようになる。以来、久留美をいじめっ子から卒業させようと考え始める。

羽沢(はざわ)久留美(くるみ)

 高校二年生で、杏奈と同じクラス。中学時代、きっかけも分からないうちに同級生たちからシカトされ続けた苦い経験から、孤立することへの恐怖を抱えている。普段はギャル然として、クラスにも溶け込んでいるが、内心では必死にクラスの空気についていこうとしている。しかし、いじめられる苦しみを理解しているだけに、杏奈へのいじめ行為は快く思っておらず、表向きは呉田たちに追従する振りをしつつ、杏奈をたびたび助けている。そのことを杏奈に気づかれてから、彼女の一挙一動に振り回され、徐々に彼女の強さに惹かれていく。ベーコンエピが好物。


 <第9話>

日高(ひだか)美里(みさと)

 高校一年生。一年前にピアノ教室で瑞穂と出会い、ほどなくして親友となるが、濃密な付き合いを重ねるうちに瑞穂への好意を自覚していき、この年の夏休みに、瑞穂と両想いであることを確認して恋人となる。瑞穂への想いは非常に強く、瑞穂が失踪した直後は大きな不安に襲われるが、やがて自力で瑞穂を見つけ出すため行動に出る。悩み事を一人で抱え込んで、ネガティブな思考に陥る悪癖があり、そのせいで周りが見えなくなることがある。幼少期からピアノを習っているだけあって、音楽センスは人並み以上に備わっていて、文化祭ではBGMの制作を任される。本作の語り手なので言及はないが、容姿は整っていて、ピアノ演奏の振る舞いも美しく、自覚がないだけで校内でも男女問わず人気らしい。

新島(にいじま)瑞穂(みずほ)

 高校一年生。美里とは別の学校に通う。一年前に転入してきたピアノ教室で美里と出会い、おどけながら話しかけてきた美里を気に入って心を開き、親友の期間を経て恋人となる。保守的で支配的な名家で育ち、ピアノの奏者を目指すために母親と共に家を離れたという経緯もあり、他人との間には壁を築いていたが、その反動もあって、家族以外で初めて心を開いた美里に対しては、急速に巨大感情を抱くようになる。ピアノの腕前は美里以上に高く、リストのハンガリー狂詩曲を弾きこなすほど。また思慮深い一面もあり、美里と恋人で居続けるための障害となる実家の一族の力を削ぐため、練りに練った作戦を実行に移すこととなる。音楽のセンスには秀でているが、実は手先が不器用である。

綾瀬(あやせ)大和(やまと)

 高校一年生。美里のクラスメイト。目が大きく童顔だが背は高く、活発な性格を象徴するように肌は薄く日焼けしている。また、立派な胸囲を持ち合わせている。中学に続いて高校でも天文部に在籍し、趣味の星空観察を続けている。美里から“陽キャ”と呼ばれるほど、性格は明るく楽天家で、クラスのムードメーカーとなっており、学年を問わず知り合いも多い。心を許した相手のことは必ずあだ名で呼ぶ。頭の回転は決して速くなく、美里や八千代の推察に置いていかれることもしばしばある一方、人間の心の機微には聡く、美里の些細な変化にも敏感だが、その大きな理由は……。

館山(たてやま)八千代(やちよ)

 高校一年生。美里のクラスメイト。丸い眼鏡と低い背丈、ローポジションのツインテールという容姿から、幼くみられることが多いが、口調は大人びている。コンピュータの扱いに長けていて、文化祭では演出班の中枢となる。コンピュータやネット関連の知識が豊富であるほか、冷静かつ論理的に思考を働かせることも得意で、美里の恋人捜索の旅でも、その頭脳を遺憾なく発揮する。大和からは“やっちー”と呼ばれ、漫才コンビみたいな掛け合いを頻繁にする間柄だが、八千代が他人を呼ぶときは基本的に名字に“さん”付けである。


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