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面倒くさい少女たち  作者: 深井陽介
第0話 この小説についてのいろいろ
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面倒くさい物語のいろいろ

この作品は、短期連載型オムニバスとなっています。全て異なるエピソードとなっているので、各章ごとのあらすじをここに載せておきます。大きなテーマは全体のあらすじ欄に書いているので、それを見ても各章の内容は把握できますが、事前にもっと知りたい方はこちらをお読みください。

なお、今後も章は増えていくので、そのたびにここの内容は更新されます。

 <第1話>

 不登校と引きこもりをこじらせてしまった女子高生・舞子のもとに、クラスメイトで委員長の紬が訪れる。舞子を引きこもりから脱却させるため、舞子だけの委員長になることを宣言した紬は、あの手この手で舞子に迫っていく。少しずつ、互いの身に起きたことを知っていき、二人の間に恋心が育まれていくが、それはまだ舞子の望む形ではなく……。


 <第2話>

 妹を溺愛している高校生・香菜は、今日も今日とて妹に盗撮やスキンシップをして、周囲に妹自慢をしては呆れられている。一方、妹の礼菜は姉の奇行をいつも軽くあしらっているが、姉と一緒にいたいという思いも強く、なんだかんだ愛情を抱いている。ある時、礼菜がクラスメイトに告白され、姉の気持ちを理由に断ったことをきっかけに、徐々に姉妹の関係が変わっていく……。


 <第3話>

 父親の海外出張によって、父の実家である離島に引っ越してきた少女・奏。幼い頃から転校を繰り返して孤独だった奏は、島の少女・恵と出会い、彼女に連れ回されながら思い出を作っていく。明るく奔放な恵に対し、少しずつ心を開いていく奏だが、ひょんなことから島の秘密に触れることとなる。夏休みの終わりとともに、いずれ別れがやって来る。奏は自分の気持ちと向き合い、決断をすることになるのだが……。


 <第4話>

 夏休み直前に、女子高生・波花の友達である鞠亜と明菜は、女の子同士ながら恋人となった。何かと騒がしい波花のサポートを得て、徐々に二人は恋人として距離を縮めていく。その二人を、誰よりもそばで見守っていた波花には、次第に言いようのない感情が芽生えてくる。恋と友情の狭間で揺れ動く少女は、二人のためにある行動に出るのだが……。


 <第5話>

 バイト漬けの鬱屈した日々を送る女子大生・実桜は、バイト先で中学生の少女・桜子からの猛アプローチを受けている。ピュアで積極的な桜子に、実桜は次第に心動かされていき、関係を深めていく。しかし、付き合いを重ねるうちに桜子への好意を自覚し始めた矢先、桜子の言動に異変が見え隠れするようになる。その時、実桜が取った行動は……。


 <第6話>

 東北の田舎町に住む、二人の少女。石が好きな大人しい女子高生・花と、走るのが好きで周りから高嶺の花と呼ばれるクラスメイト・玲香。正反対の二人は、さまざまな出来事を通して仲を深め、ある時を境に交際を始めることとなる。女の子同士、釣り合わない関係は、もどかしくも温かな日常を育んでいく。石の傍に花が咲く、そんな未来を夢見ながら……。


 <第7話>

 デビューしたての四人組アイドル・マテリエンヌ。徐々にファン層を拡大しているグループに所属する、チカ・サラ・フミ・ねむの四人の女子高生には、他の人たちには見せられない姿がある。悩みも不安も併せ呑みながら活動を続けていた四人の関係は、新たに加入した期待の新人・テルの存在によって、大きく揺らぐことになる。思いがけず始まってしまった恋の行方は……。


 <第8話>

 高校二年生の杏奈は、クラスで陰湿ないじめに遭っていた。そのいじめに加担している久留美は、杏奈をいじめているように見せかけて、なぜか杏奈の窮地をたびたび救っている。久留美の過去を知った杏奈は久留美に接近し、杏奈の覚悟を知った久留美は心が揺れていく。二人の、互いを想う気持ちは、クラスに根付いた無自覚の悪意を、消し去ることができるのか……。

※いじめ、暴力の描写があります。苦手な方はご注意ください。


 <第9話>

 高校一年生の夏休みの終盤、美里はピアノ教室で知り合った親友・瑞穂と、紆余曲折を経て恋人同士となった。しかし、夏休みが明けた直後、瑞穂は忽然と姿を消してしまう。わたしは捨てられたのではないか……不安に駆られながら、自分の手で瑞穂を見つけ出そうと、美里は捜索を開始する。興味本位でついてきた二人の同級生を連れて、瑞穂との思い出の地を訪れた美里を待ち受ける、まさかの真相とは……。

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