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モブ→ヒーロー計画  作者: 齋藤和馬
計画実行と日常
8/14

「綾瀬=クリスティーナ・マリー」

「ただいま...イテっ」

 家に到着した私、綾瀬=クリスティーナ・マリーは、早速玄関前でこけた。それも結構痛い感じに。

 私は、この街に引っ越してきてからは、一人暮らしだ。親から解放されて、最初こそ解放感があったものの、少し時間が経つと親の重要性がよく分かる。お父さん、お母さん、本当にありがとう。

 制服を脱いで、部屋着に着替える。水玉模様の水色パーカーに、薄紫色のステテコを履く。自分でもなかなかミスマッチな服だと思うのだが、これでも割と気に入っている。誰かに見せる訳でもないから、これでいいだろう。

 着替えてから私は、少しだけ、コミュニケーションツールを使って前の学校の友達と連絡を取り、それからお風呂に入る。

 入浴中は、今日一日あった事が思い出された。

 私の手を引いてくれた佐藤くん。明日からはショウくんと呼んでもいいだろうか。周りがそう呼んでいたので、多分大丈夫なのだろう。

 そして、私に初めて自分から声を掛けてくれた、カズマくん。正直、自己紹介の後に何か言っていた人物としかイメージが無かったので、少し意外だった。

 それでも、それ以上に嬉しかった。

 この学校に、初日から居場所が出来た気がして。

 そんな事を考えていると、少し頭がのぼせてくる。

 すぐにお風呂から上がり、ドライヤーをかけてのぼせかけた頭を正常な状態に戻す。

「カズマ君...仲良く出来そうっ!」

 この学園で、初めての友達になれそうな人の一人だった。佐藤君の場合、少し友達にはなりにくそうな雰囲気だった。少しだけ、笑顔に「壁」のようなものを感じたから。

 それはともかく。

「お父さん、お母さん...私、この学園でも楽しくやっていけそうだよ...!」

 良い一日だったのは、私にとって、一番の事実だった。

 感慨深くベッドに潜り込み、私の転校一日目が幕を閉じた。

どうも、齋藤和馬です。

今回も読んでいただいて、ありがとうございました!

今回はヒロインの綾瀬=クリスティーナ・マリーちゃんを登場させてみたのですが、いかがでしたか?

感想やアドバイスなど、是非お願いします!

それでは!今日も読んでいただき、本当にありがとうございました!

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