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モブ→ヒーロー計画  作者: 齋藤和馬
計画実行と日常
13/14

「黒ずくめ」

 作戦初日。

 割と夜は暗いこの街で行動するのは、やはり高校生でも少し勇気がいる。

 現在の時刻は8時40分、あと20分もすれば奈留がこちらへ来る。

 服装はなるべく目立たないように全体的に黒いものにした。上下ほとんど柄の入っていない黒いジャージである。

 奈留を待ちながらスマホをいじっていると、後ろから弓美が話しかけてくる。

「お兄ちゃん、そんな恰好してどうしたの?」

 そんな恰好、と言われたことが引っ掛かった。

「そんなに変な格好に見えるのか?」

「うん、まるで危ない薬の密売人」

「ひどい...お兄ちゃん悲しいよ...」

 本気で泣くぞ。なんだその例え。

 半分本気で泣いている表情を見せると、

「あぁごめんごめん!お兄ちゃんはいつでもかっこいいよ!」

 などと適当なフォローを入れられた。そういうの、一番傷つくんだぞ?妹よ...

「で、どこかに行くの?」

「ん?あ、あぁ、ちょっと奈留の家に行くだけだ。一時間ちょっとくらいしたら戻ってくる」

 この作戦はあくまでも極秘。誰かから伝って佐藤の耳に届くことを恐れたからだ。

「奈留ちゃんの家?...お兄ちゃん、何もしないでね...?」

「何もしないよ!!ってか、昔から遊んでただろ?」

「まぁそうだけど...」

 少しだけ、昔の記憶を思い出して感慨に浸っていた。あぁ、奈留って昔っからアホだったなぁ...

 と、無粋なことを考えているとインターホンが鳴り、奈留が来た。一時間もの余裕をもって集合したので、奈留をいったん自宅へ上げた。

「カズマ、何その恰好?」

...もう服装の話はやめてくれ...

ネタが出てきません、齋藤和馬です。

今回もぜひ評価やアドバイスをお願いします。

今回も読んでくださってありがとうございました。

追記

アクセス数が1000を突破いたしました!ありがとうございます!

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