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作者: 竜崎 詩音

私は毎日夢を見る

しかもはっきり覚えてる


起きたとき

なんでかわかりませんが

いつも私は泣いています


夢は悲しいものだからでしょうか


どうしてでしょう

夢の中では自由なはずなのに


夢の中では夢も叶っているはずなのに


分かりません

解りません


夢の中では誰かが死ぬもの。

小さいときはそれが常識だと思っていました。


それもそのはず、私の夢では

必ず誰かが死に

誰かが殺し

私が死に

私が殺され

私が殺してきたからです。


死んでほしいと思っていても

殺してほしいと思っていても

死にたいと思っていても

殺したいと思っていても

殺されたいと思っていても


それが本当に

夢の中ですが本当に起きてしまうと


とても痛いものです

夢は怖いものだって

それが常識だと思っていたけど


そうじゃないって解ったときが

本当に一番怖かった

私はおかしいんじゃないか


狂っているんじゃないかと


他の誰に話しても

それはいいことが起きる前触れだと

笑ってすませやがるんです

それは占いの話でしょうに


全く全く

バクさんバクさん

僕の夢を食べていただけませんか


おいしくないかもしれませんが

食べてやってはくれませんか


とっても怖い僕の夢を

夢を見れない僕の夢を

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