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弦奏の歌姫〜Infinite Tales Online〜  作者: リヴァイア
7/7

The 4th Tale

もう月一投稿でいいんじゃないかとか思い始めてきた。ほら、月一で出てる本って結構あるじゃないですか。


そんなグータラ作者です。如何お過ごしですか。


今回は、PvP回ですね。合流までいけそうなら合流までさせます。

はりきってまいりましょー。


P.S.

感想ありがとうございます。励みになります。

とりあえず、状況確認。


まず、突っ込んで来てるのが3人、後方待機が2人か。

後ろの2人は杖持ってるから、魔法使い。恐らく詠唱中かな。

前の3人の武器は、大剣、双剣、片手剣か。


物理攻撃は、僕の紙装甲からすれば脅威だけど、まずは…後ろから!


僕は、矢筒から四本・・取り出して構え、放った。



「「「なっ!?」」」



前の3人驚いてるけどなんだろ?

…いや、後ろの2人も驚いてるね。

倒し損ねると厄介なので、3:1で分けて狙った。

その結果、



「えっ!?ガッ!」

「グッ!…くそっ!ロイがやられた!」



三本放った方が戦闘不能になったみたい。一応残りの一本も当たったみたいだけど、2/3以上残ってるな。


ここで初めて僕に脅威を覚えた前衛3人。バラバラに攻めてくる。



「オラァァッッ!!」

「いくぜっ!!」

「オオォォッ!」



大剣、双剣、片手剣の順か!

弓じゃ隙ができる…なら!



「フッ!」

「なぁっ!?クッ!」

「ハッ!」

「グファ!」



僕は、振り下ろした大剣の持ち手、大剣使いの手を蹴る。

そこで軌道が変わり、さらに大剣が手から離れた。

更に追撃で、空中・・で回し蹴り。頬に当たって倒れていく。


双剣使いが驚いて、攻撃までに時間ができた。

…その隙、貰うよ。



「…シッ!」

「グアッ!!」



また四本放つ。さっきよりも距離は近いから、多少適当に放っても当たる。

全部当たった様で、こっちも戦闘不能。



「くっそおおぉぉぉ!」



片手剣使いが走ってくる。

矢じゃ盾で防がれて致命傷は与えられない…なら!



「…シッ!」



僕は矢を一本だけ放つ。同時に魔法を展開。

土魔法の最初の技、《ストーンボール》を放つ。



「へっ!一本だけなら防げる…イダッ!?」



最初の矢は布石。矢に視線を向けさせ、二撃目の《ストーンボール》を死角に入れる。

魔法は狙い通り足に当たって、相手が転ぶ。


そして追撃の矢を三本放つ。相手は声もあげず戦闘不能になったみたいだ。



そして、大剣使いに神経を向けようとした瞬間、



「オラッ!」

「ヴアッ!」



大剣に斬られて吹っ飛んでしまった。

くそっ、目を離したのがマズかったか!


体力ゲージは6割も削られていた。

…一撃でこんな!?相手のATKが高いのか、それとも僕のDEFが低いのか…。

…後者だろうな、うん。



「《ファイアボール》!《サンダーボール》!」

「…っ!?」



そこに魔法使いから、追撃の魔法攻撃。

ってか二つ!?…くっそ、〈二重詠唱ダブルキャスト〉か!初期では選べないはずだから、きっとランダムで当たったんだろう。

なんて面倒な。


…でも、それならこっちだって!



「…壁っ!」

「なっ!?」

「…フッ!」

「うぁっ!グアッ!」



無詠唱で土魔法の最初に覚えていた技、《ストーンウォール》を発動。

相手の二つの魔法は壁に当たって消えたようだ。

そして、余裕ぶっこいてた大剣使いに矢を四本お見舞いする。

これであとは、魔法使いのみ。



「クソッ!《ストーンウォール》!」



魔法使いは、僕の矢を脅威と感じたらしく、壁を創る。多分、塹壕戦みたいな戦いをするんだろう。

…でもね。



「…フッ!シッ!ハッ!」



僕は、に向かって、四本の矢を三回放つ。

相手は何をしてるのか解ってないみたいだ。



「何してんのか知らねーけど、これで勝てる!《ファイアボール》!《サンダーボール》!」



相手はそのまま魔法を放ってくる。僕も、もう一度壁を形成して魔法を防ぐ。

そして、こう言った。



「…ねぇ」

「…?」

「“曲射”って知ってる?」

「えっ…グアアッ!!」



さっき放った十二本の矢が、雨のように相手に降り注ぐ。

これで体力を削り切り、試合終了。



目の前に『WINNER』の文字が踊る。

同時に、



「「「「「ウオオオオオオ!!!」」」」」

「(ビクッ!)」



…そういえば、今まで全く気にしてなかったけど、ギャラリーがいたんだった!びっくりした!


僕が、周りの熱狂具合に戸惑っていた時、



「ゆき!お待たせ」

「あ…、皆んな」



俊をはじめとした友達5人が、揃っていた。

という訳で、本編4話終わりです。


せ、戦闘描写って難しい…。正直舐めてた…。上手く表現出来てるか不安ですが、やりきった感はあるので、個人的には満足です。

でもなぁ…最後駆け足っぽかった。反省。


裏話をすると、もっと短くなる予定でした、戦闘。それこそ、主人公のチート染みた能力でササッと終わらせようかと。

まぁでも、このくらいないと戦闘って感じしないからいいかーとか思ってます。


ではでは、この辺で

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