ミトハちゃんによる簡単! 勇者講座!
こんばんは~。今年の更新も今日を含めて残り2日になりました。
今回は久しぶりのミトハちゃんとレグのお話です。
では、ごゆるりと~
「はぁ、ゴキブリン怖かった・・・」
シェアラちゃんたちが殺していったゴキブリンの後始末をしていたら夜になってしまった。
晩御飯と風呂を済ませた俺は自室に戻る。
「お疲れ様です、レグ❤」
「ありがとう、ミトハ」
入ると裸エプロンのミトハが俺を迎えてくれ・・・・ミトハ!?
「ミ、ミトハ!? しかも、なぜに裸エプロン!?」
「レグ、反応鈍いですねー。いや、だから受けなのかも知れません。ムムム・・・」
「悩むのいいから! 服着替えて!」
「では、レグのYシャツを着て裸Yシャツを・・・」
「作らんでいい!」
「分かりましたよ・・。では、着替えるので出て行ってくださいね」
俺の部屋なのに無理やり退室させられた。
そして、待つこと5分。
「では、入ってください」
出てきたミトハはワンピースを着ていた。まぁ、これがまた似合っている。
「・・・・あー、ミトハ、その今日はどういうご用件で」
「? もちろん、今日は魔王ハデスの孫であるレグのために勇者講座でもしようと思いまして」
「ありがたくねー・・・」
鼻息荒くミトハは「あわよくば、レグとカップリング候補を引き合わせちゃいましょう!」とか言ってるから、全然信用ねえー。
「だ、大丈夫ですよ! では、まずそこに座ってください」
「強制なんだ。じゃあ、お願いします。ミトハ先生」
俺が先生と言ったのがむずがゆかったのかミトハは顔を真っ赤にしながら悶えている。
「・・・っは、危うく目的を見失うところでした! では、始めますね。まず、勇者ラウスについてです」
「はい」
「勇者ラウスには7人の仲間がいたそうです」
「あぁ、知ってるぞ。《七人の騎士達》だろ。《七つの大罪》と戦ったっていう」
「さすがはレグですね。そうです。まず始めにルシフェルさんの祖先、槍使いリオン・グングニルです。ところで槍使いってエロくないですか? 槍と言うワードが官能的な連想を・・・」
「黙れ」
「うぅ・・・。いいですよー。分かりましたよー。で、リオン様は傲慢王ルシファー様と戦いました」
「へえ」
「次に赤き女騎士ミサハ・リディク様は憤怒姫サタン様と戦いました」
「ミサハさんって戦闘要員だったんだ・・・」
なんか、自分の料理を武器にしてそうだな・・・。
「天才魔導使兄妹こと僧侶カザハ・ユズリハナと魔女アトハ・ユズリハナは暴食姫ベルゼブブ様と嫉妬姫レヴィアタン様が戦いました」
「ユズリハナってミトハの・・・?」
「いえ、カザハ様とアトハ様は勇者ラウスの妻の1人であるユトハ様の従兄妹にあたる方です」
「な、なんか複雑だな」
「いえいえ☆」
元気だな・・・・。
「続きですが、伝説の体術使いヤン・フーリンは淫乱王アスモデウス様と戦いました」
「おっさんもか」
「はいです。孤高の剣士リガル・デリル様は怠惰王ベルフェゴール様と戦いました」
「アイツもなんだ」
「最後に影無き弓の射手リーニャ・テルーファ様は強欲王マモン様と戦ったのです」
「おぉ」
つい、拍手をしてしまった。
「ふっふっふー! どうですか! 私のこと見直しました?」
「うーん、最初のアレがなかったら見直してたかも」
「えぇー・・・・」
文句を言うミトハをたしなめようとした。
「まぁ、いいですけど。もう、帰っちゃいますから」
「おう、帰れ」
「・・・・・べー、です!」
俺は怒りながら帰るミトハに一言、
「ありがとな」
と言ってみた。振り向いたミトハの顔は真っ赤。
「ふふふふ不意打ちはなしですよ!?」
「えー」
「じゃ、じゃあ、サヨナラです」
ミトハは満面の笑みでセリフを噛みながら帰った。
「じゃあな」
・・・そういえばなんであんなに嬉しそうだったんだろ?
ミトハとレグの会話の部分を直しましたー。




