スフェラのお家にいらっしゃーい 四
お久しぶりです。後、2話くらいでスフェラ編も終了です。
リィさんの実力も分かっちゃいます。
では、ごゆるりと~
俺とリィさん、リチャードさんは屋敷の中にある応接間のような所に入った。
つーか、メイドと執事を多く輩出しただけあって広いし豪華だなー。
「あ、リィおばあ様。お久しぶりですわ」
ドレスに身を包んだスフェラちゃんがリィさんを迎える。その微笑みに不覚にも見惚れてしまった。
いつも、ドMメイドだと思っていたけど本当はすっごい美人なんだなーと感じてしまう。
「久しぶりですね、スフェラ。元気で何よりです」
「久しぶりだな、リィ」
シュン
・・・・おっさんの頬を何かが掠った。
「あら、久しぶりですね。アスモデウス様」
「・・・おおおおう」
気にせず笑顔で答えるリィさんだが、逆に怖い。
「ちょ、ちょっとおばあ様!? 相手はあのアスモデウスさまよ!?」
「黙りなさい、スフェラ」
リィさんが睨むとスフェラちゃんは頬を染める。前言撤回。美人なんかじゃない。
「先ほどのナイフごときを避けることもできないのですか? アスモデウス様?」
「な、なんだよ、リィ。はっきり言えよ」
「つまり、アスモデウスの実力が落ちてないかというのを聞きたい」
答えたのはリィさんではなくずっと黙っていたシェアラちゃんだった。
「あら、アスモデウス様の娘様は物わかりがよろしいようで」
「褒められると恥ずかしい」
相も変わらず無表情を貫くシェアラちゃん。
「んじゃあ、逆に聞くけどリィはどうなんだよ?」
「愚問ですわ」
バッコーーーーーン!
一瞬で応接間の半分が消え去った。
「す、すげえ・・・」
リチャードさんは呆れて物も言えないようだ。
「このようなものですが、文句はありますか?」
「・・・・・(ブンブンブン)」
おっさんは涙目で必死に首を横に振る。確かにあれは怖いわ。
「そうですか、では、お話があるのでアスモデウス様はこちらへ。他の方はスフェラがご案内しなさい」
「分かりました。じゃあ、シェアラ、レグ。あたしの家を案内するわね」
半泣きで連れて行くおっさんに心の中からエールを送りつつスフェラちゃんについていった。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
次回の更新は明日です。




