スフェラのお家にいらっしゃーい 壱
お久しぶりです! 初感想をいただいて牛はとても感動していますー。
こほん、今回のお話はスフィリとスフェラの実家・ミュコス家を舞台にしたお話です。
では、ごゆるりと~
「アスモデウスさま! 突然ですけど、実家に来てください!」
「嫌」
「即答ですか!?」
・・・えと、俺が主人公なんですけど。あ、読者のみなさん、ドMメイドことスフェラちゃんが突然すみません。
なんかベルゼブブん所に拉致されて、また帰って来たらこんなことになってたんだ。
「えー、だって『将来を誓った仲です❤』とか言われたらやだし」
「バ、バレてる・・・」
言うつもりだったのかよ。けど、スフェラちゃんは首をブンブンと振って
「そうじゃなくて!」
と妙に真剣な顔になった。珍しい・・・。
「んだよ。文句の多い」
「罵倒されるのは嬉しいんですけど、別の用事なんですよ!」
「早く言えよ」
「おばあさまがレグに会いたいって言ってるんですよ」
「俺?」
いきなり、話を振られてびっくりしたぜ・・。
「何よ、聞いてたの? そうよ。グングニルを言葉だけで止めたからね・・・おばあさまに注目されたみたいよ」
「マジかよ・・・」
スフェラちゃんとスフィリちゃんのおばあちゃんか・・・。なんか、小さくて(身長と胸的な意味)変態っぽいんだけどなぁ・・・。
「どうせなら、アスモデウスさまにも、実家を見てもらおうと思ってね。・・・将来の夫として❤」
「あー、最後の言葉は無視して、レグ連れて行くなら俺もいかねえとな。リィにも会いてえし」
「もちろん私も行く」
いつの間にかシェアラちゃんが後ろに立っていた。
「私を置いて話を進めないで。この無能メイド」
うわぁ、毒舌冴えてるな・・・。スフェラちゃんは超嬉しそうな顔で悶えている。
「はぅ・・あ、スフィリも実家に帰って来てるみたいです。ミトハがうちで治癒術の講演するみたいなんで」
「「い、行くのやめよっかな・・・」」
絶対に俺とおっさんが行ったら「公の場で結婚宣言ですかー!?」とか言われかねない。
「大丈夫です! 絶対に会いませんから!」
スフェラちゃんの勢いに気圧され、俺とおっさんはしぶしぶうんと頷いた。
そして、スフェラちゃんがどこからか袋を出して、さらにその中にあった服を俺たち3人に渡した。
「はい」
「何、これ?」
「これが、シェアラ用のメイド服。でこれがレグの執事服、そ・し・て!」
そう言ってスフェラちゃんがおっさんに抱きつく。
「アスモデウスさまには結婚式用のタキシードです❤」
「・・・俺用の執事服はないの?」
「はい! アスモデウスさまのサイズ、ありませんでした!」
「・・・・・・・」
おっさんが地味に傷ついてる。スフェラちゃんもやっぱ、スフィリちゃんの姉貴だな。
無意識に酷いこと言ってるわ。自覚ないのがさらに酷い。
「じゃあ、着替えてから行くから!」
俺たちは各自の部屋で着替えることにした。
ここまで読んでくださってありがとうございました!
次回の更新は明日になります。




