表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
51/140

レグ、修行する  ~魔法初級編~

 翌日、俺はおっさんに城の中にある広い部屋に連れてこられた。

「よし、まず一日目は魔法についてだ」

「はーい」

「んじゃ、お前が何属性の魔法が得意なのか診断するぞ」

「おう」

 魔法には火・水・土・風の四大属性がありそれに自然・氷・雷・光・闇の三属性が追加された九属性がある。シェアラちゃんは氷と水、リオレさんは雷と人間や魔族にも得意不得意があるのだ。

「じゃあ、目を閉じろ」

 言われたとおりに目を閉じる。

「今、お前は何もない真っ白なせ界にいる」

 俺は白い世界に立っていた。

「その世界に何かが生まれたとする、お前に世界には何が生まれた?」

「・・・・・・」

 白い白い世界に現れたのは深い深い闇とそれを照らす炎だった。

「・・・炎と、闇」

「OK、目を開けろ」

 ぱっと開くと部屋の灯りで目がくらむ。

「んー、つまり、お前は炎魔法と闇魔法が得意なんだな。さすがはハデス様の孫だぜ」

「炎か・・・」

「じゃあ、次は初級魔法からな。闇魔法は当分は無理だ。あれは、上級魔法しかねえからな」

「分かった」

「じゃあ初めにファイアーボールから」

 ファイアーボールは魔法の初級中の初級だ。これができないと魔法の才能なんてない。ま、俺は勇者学校に行ってたからできる・・・はずだ。多分。

「灼熱の剛火球、ファイアーボール!」


ぽんっ


「なっ」

 出来た魔法は現れて消えた。しかも、魔法陣もやけに小さかった。

「あー・・・魔法以前の話?」

「そ、そんなはずは!」

「あのな、レグ。魔法ってのはただ、唱えりゃいーってもんじゃねえんだぞ?」

「・・・そんなの知らねーし」

 シェアラちゃんみたいに簡単にできたらいいのにな。


「魔法を甘く見ないで」


「シェアラちゃん!?」「シェアラか」

 扉の前にシェアラちゃんが立っていた。その瞳は真剣そのものだ。

「魔法を使いたかったら頭の中で作りたい物をイメージする。後は魔法を信じるだけ」

 シェアラちゃんはそれだけ言うとスタスタと出て行ってしまった。そして、また、戻ってきて、

「これ、差し入れだから」

 とサンドイッチ(ただし具なし)と大量のクッキー(ただし色は赤)を置いていった。

「差し入れも来たということで休憩にすっか」

「ん」

 こうして午前の修行は終わった。

次回の更新は水曜日です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ