淫乱王の追憶 ~淫乱王と魔女の新たな試練~
「で、結局出来たのがこれだと?」
ベルゼお怒りモード発動中。なぜかって? 敵意剥き出しのシェリーは毒竜を焦がしてしまい、その視線をかわし続けていた俺はウィングフィッシュのから揚げを謎の物体xにしてしまったのだ。勿論、食べることが大好きな暴食姫はご乱心中のようで・・・。
「・・・・すみません」
「悪い」
「悪いで済むかああああ!!!!」
「・・・・」
「だーかーらー、食べるの好きなお前だったら炭でもいけるだろ?」
「確かにボクは食べることが好きだけど! でも、不味い物まで食べれるわけじゃないんだよ・・・」
「・・・・罰として私が食べます」
「いや、俺が食べるよ」
女の子に、好きになった人に、あんなもん食べさせれるかよ。
「・・・・関係ないあなたに口出しする権利はないです」
「違うって、女の子にそんなゲテモノ食べさせれねーよ」
「待て、アスモ。ボクも女の子なんだけど?」
男装好きのドS腹黒女のことなんて無視だ。つーか、コイツの場合、年齢的にはおばあさまだからな?
「・・・・・・女の子」
その単語を聞いたシェリーは頬を赤く染めて俯く。かわいーなぁ。
「あー・・・イチャイチャするのはいいんだけどさぁ」
「イチャイチャはしてねーよ」「・・・・イチャイチャはしていません」
息ぴったり。ベルゼは微妙な顔をして、何か考え事をする。そして、ひらめいたかのように顔を上げてまた、悪魔の微笑みに変わり言う。
「罰として2人でデートして来い」
「「・・・・・・・!?」」
デート。二人以上の異性がどこかへ行くこと。こ、これは・・・
彼女をハート☆キャッチするのに最高のチャンスなのでは!?
「シェリー、嫌そうだね」
「・・・・いいえ、マスターが望むのであれば」
「アスモは?」
「明日、朝、8:00にここに集合。行き先はハーデーランドで」
「・・・・・・準備万端だね」
かくして、俺たちはデートをすることになったのだ。




