表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/140

プロローグ・俺についての説明

―――勇者魔王協定。

これは過去に魔王率いる魔族と勇者率いる人間がお互いを差別せず手を取り合い悲劇を起こさないようにしようという協定である。そもそも、この協定ができた理由は魔族の王・魔王ハデスが無差別に人間を殺し暴れていたところを勇者がなんとなく倒したのが発端である。

 そう、だから、現在は魔族と人間は超仲良し。なのに、勇者学校という学校がある。そこに行く目的は偉大な勇者のように寛大で強い人になろうというものだ。勇者学校には卒業試験というものがある。勇者のように寛大な心を持った子供たちが卒業する為、やられ役の先生(魔族出身)を次々に薙ぎ倒していくのだ。つーか、それがすっごい適当らしく先生曰く

「あー、倒されてあげるから皆がんばって卒業しろよー。あ、でも先生倒しても宝石とかでないからな?」だそうだ。軽! ゆる! しかし、卒業試験の中にただ1人だけ本物の魔王。詳しく言えば魔王ハデスの幹部の悪魔貴族、七つの大罪(セブンス・クライム)たちの1人を倒しに行かなければいけない。

 はっきり言おう。俺、レグ・ハーディアは運が悪かった。今回の卒業試験の七つの大罪を倒しに行くのは俺なのだ。はあ、逃げ出したい・・・。


試験まで残り7日

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ