詐欺師なんて逆に利用してやれば良いと思った。2
|ω・`)ノ ヤァ
ヘリオコンファインするのもお仕事な僕だよ!
べーやんがレイファルド君に勝った話は、別な時に別なシリーズに詳しい話は出る予定だ。
今回はちらっとだけ。
余談だが僕はバアルゼフォンも推している…このシリーズには出ないのだけれども(;^ω^)
僕に推しが多い気がしても、気のせいだ。気にするな。嫌いなものも多いから。
それはさておき、悪魔は既知外埒外だからなんでもありで社会福祉も出来るぞ!
今日も今日とて、詐欺師の不幸で飯が美味い!!
お休みべーやん、また後で。
by ベリア
「はい。当日の競馬新聞だよ。」
「ベルゼビュート、随分と説明的なセリフだな。」
「割とメタフィクション的な発言が多いからスルーされるかと思った。」
「残念。そうはならなかったね、べーやん。」
三人は大分、リラックスした状態で競馬を見ていた。勿論、メインレースである
帝王賞が始まる前から気になったレースについてちょこちょことお金を賭けていた分
例の銀行口座について残高を確認する時には勇気が必要だろうとベルゼビュートは思った。
「ところでエウリノーム。」
「何だ?ベルゼビュート。」
「トリプル馬単にいくら賭けた?」
「それを聞くならウィンズにいくら賭けた?じゃないかな。
まぁ、僕なら賭けた金額よりも買った馬番号が気になる。」
「当然、倍率が100以上の絶不調な馬だ。」
「エグッ!!」
とてもじゃないが常識で考えると当たりそうもない馬にいくら金を賭けたか?
と言うことになる。ただし、そうは言いても馬は生き物である。何がどうなる?
なんてことは本当のところ誰にも解らないのである。ベルゼビュートは言った。
「それでも当たったらどうするの?」
「当たったところで何も変わらないぞ。振り込む先が違うからな。」
「出金専用の窓口……」
世の中には複数の銀行に口座を設けているものがいる。入れる専門の窓口もあれば
出すだけ専門の窓口もある。この場合、詐欺師が用意した偽の銀行口座を出すの専用に
したと言うことだ。入れる専門の口座については何も言うまいとベルゼビュートは思った。
「ところで他に仲間は誘わないの?」
「誰を誘えば良いのか?正直、解らなくてな。」
「アスモデウスとかはどう?」
「ベリア、お前は良くても私の友達ではないぞ。」
ベリアが自分の推しであるアスモデウスを推してきてもエウリノームにとっては
仕事場の同僚と言ったところである。そんな相手から競馬に誘われてもアスモデウスは
何と答えるのか?想像すら出来なかった。ベリアはエウリノームに対して大丈夫だよ。
と言い自分の携帯電話で連絡を取り始めた。その間にもベルゼビュートは椅子で寝始めていた。
「寝るな、ベルゼビュート。」
「そんなこと言われても私から食べることと寝ることを取ったら何が残ると言うんだい?」
「時間と推理力。」
「にーにゃんの息子・レイファルド君に勝ったもんね。」
「今、その話はいいよ。」
物凄く眠いんだ。と言ってベルゼビュートは涙目になってエウリノームに頼んだ。
ベリアは仕方ないな。と言いベルゼビュートの膝に毛布を掛けてくれた。その様子を
見ていたエウリノームもまた仕方ないなと思いベルゼビュートを巻き込むのは止めた。
「ベリア、お前は何番に賭ける?」
「んー、僕はパドックを見てから賭けようかな?」
「そうか、私はハズレの番号から賭けることにしよう。」
そんなことを言いながら二人はベルゼビュートが寝ている間にも沢山の組み合わせを考え
好き放題言いながらも競馬を続けていた。気づけば時間は9時になっており、そのまま
その日はベリアに許可を取って家に泊めて貰った。次の日、エウリノームはベリアによって
アスモデウスと顔を合わせていた。その場には何故かアザゼルもおり、ベリアの機嫌は
すこぶる良かった。ついでに言うと同居しているベルゼビュートの方は相変わらずである。
「こんにちはベリア、遊びに来たよ。」
「こんにちわ、にーにゃん。ささ、アスモデウスも上がって。」
「お邪魔します。」
二人がベリアに挨拶するとベリアは上機嫌で二人に家へ上がるよう促した。二人はそのまま
家に上がるとベルゼビュートにも挨拶をしたが、矢張りベルゼビュートは寝たままだった。
「ベリアから聞いたよ、エウリノーム。君が競馬を始めたって。」
「競馬を始めたと言うより詐欺師の銀行口座を使って特に考えも
しないで競馬を始めた。と言った方が正しいんじゃないのか?」
「その割には払い戻し金が政府公認の福祉や施設に振り込まれているんだが?」
「そこは矢張りエウリノームらしい政府への当てつけなんじゃないかな。」
政府の金で稼いだら政府の金に還元する。そうすることで国民の金を減らさないようにする。
ありていに言ってしまえば今の日本政府を全く信用していない輩に属すると言うことだ。
まぁ、そんな性格をしているから知人や友人と言った存在がエウリノームには少ないのだ。
そこを解っていてベリアは勿論のことアザゼルやアスモデウス、ベルゼビュートと言った
悪魔達は付き合いをしているのである。その為、距離感や親密度と言ったものはまちまちだが。
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