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人間にトラウマを植え付けられた半妖が陰陽師に恋をする

作者:桜桃
現代、陰陽寮の中で上位に位置する九重家では、跡取りについて議論が行われていた。

跡取り候補の一人、九重優輝(ここのえゆうき)は、天才と呼ばれるほどに実力が高い青年だ。
年齢的にはまだ子供だが、周りに異論する者はおらず、皆が認めていた。
だが、肝心の優輝は、一切跡取りになる気はなく、姉の九重神楽(ここのえかぐら)も同様だった。

困り果てた現当主である九重開成(ここのえかいせい)は、昔からの馴染みである狐のあやかし、銀に相談を持ち込んだ。
銀には一人息子がおり、名前は銀籠(ぎんろう)という。人間とあやかしから生まれたため、半妖と呼ばれる存在だ。

過去、銀籠は大事な父親が人間により殺されかけた経験があり、人間恐怖症になってしまっていた。


「我は、父上がいればそれでいい」


銀は自分が先に死んでしまった時のことを考え、思い悩んでいたところで九重家についての相談を持ち掛けられた。
ちょうどいいと思い、銀籠と共に陰陽寮へと出向く。

銀の羽織りを握り、人間に囲まれ涙を浮かべる銀籠に一目惚れした優輝は、その日を境に銀籠へ愛を伝えるため、銀達が住む森へと通い続けた。


半妖に恋をした陰陽師の跡取り息子と、人間恐怖症の半妖の、ほのぼのBL恋愛ファンタジー!
プロローグ
秋晴れ
初冬
仲冬
一陽来復
エピローグ
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