一話 冴えない男の転生と白き刀
思いつき投稿です
次回投稿は未定です
俺は冴えない男、九条 綺羅だ。
冴えなく鬼とても運が悪い男だ。
最悪の人生を送っている。
つまらない人生、腐ってしまう人生、やり直したい人生、生まれ直したい人生。
考えるだけ無駄。
なのかもしれない。
今の人生。辛いけど俺は、頑張った。
兎に角頑張った。
我武者羅に仕事で怒られても、悔しくても頑張った。
本当に自分の力の限り頑張った。
だが結果は、残らなかった。
挫折した、やはり後悔は、ある、と言うが今更無理だ。
そして考えているうちに俺は消えた。
今住んでいる世界から消えた。
否、呼ばれた気がした。
知らない場所で、俺は目をさました。
いいや、何となく知っているがやはり分からない。
「誰かいるのか?」
『良く参った。私は至高神月詠です。九条の血を引く稀人よ。お主に我が今祀る世界に来て賜う。』
「え?も、もう決定?だよね?多分だけど俺魂だよね?決定か!まっ良いけどね。よろしくお願いします。親にもこれ以上迷惑かけたくないし、良いよ。でも、俺に世界が救える保証は無いけどね。取り敢えず頑張るよ!」
『え?考えるの早くないですか?もっと色々と悩むと思いますが?え?良いのですか?こちらは、嬉しいのですが。』
月詠様は、少し驚き素の状態に戻ってしまった。
「ん?迷ったらどうなるのですか?」
『否、変わりませんが、良いのですね。」
「うん!良いよ!俺は前の世界?で自分なりに頑張ったが何故かうまく行かなかった。だからね、俺は生まれ変われるなら今度こそは、楽しい人生、いいや、充実した自分の納得する生き方をしたい!」
『そうですか。分かりました。我が月詠の力の許に於いてお主を否、九条綺羅を転生する。』
月詠様が、言葉、否、神言を詠った。
その瞬間、九条綺羅の周りに神光の光が集まり、九条綺羅を包み込んだ。
そして九条綺羅の魂の体は、光に飲み込まれそして新たな肉体を得てそしてこの神の領域から転生された。
そして九条綺羅は意識が芽生えた新たな体に生まれ変わり転生した。
「大丈夫ですか?神の御言葉を賜りました。貴方様がここに現われると、この世界を救ってくれる人を私達はお待ちしておりました。さあ!お覚醒めになられて下さい。」
「うーん。ん?え?何て綺麗な人なんだ?え?ここはどこだ?君は誰だい?」
「き、綺麗な、なんて!あっああ!ん!私は皐月と申します。此処はブルーガイアシアと言う世界です。」
「ふーん。ブルーガイアシアかぁ!地球と似てるんだね。あっ、俺は、九条綺羅、綺羅って呼んで」
「それでは綺羅様とお呼び致します。」
「ん〜!もっとフランクいこうよ!堅苦しいの嫌だ!ん?何か若返ってないか?えっ?ねぇ?俺?僕?僕は、何歳に見える?」
綺羅は若い頃は、僕と呼んでいたが歳を取るに連れて仕事以外では俺といい治した。
「フランクですか?えっと十代の後半一八歳でしょうか?」
「てっきり赤ちゃんか、今までの三十五歳の体かと思った。ふーん。顔はどうかな?普通?」
「普通が分からないのですが、多分ですけど格好良いのでは無いのでしょうか」
「えっ?マシで?やったね!月詠様ありがとうございます!僕なりに精一杯頑張ります!」
「では綺羅様そろそろ此処を移動しませんか?それとお召し物ご用意させておりますのでお着替えください。」
「え?」
綺羅は、初めて自分の体をみた。
じーっとしたを向くと立派なものがぶらんぶらんしていた。
「あっ有難く受け取らせてください」
「どうぞ」
顔を真っ赤にしながら着物?浴衣見たいな白と藍色の着物を着た。
「こちらにどうぞ」
皐月に言われるがままに付いて行った。
そして神社、否、神宮?が見えた。
神々しい風景が辺り一面に醸し出されていて、でも綺麗な花々が咲き乱れていて安らぎも感じる所で、綺羅は眺望と光景と情景が入り混じり、感動と感激とかに言葉に出来ない思いだった。
こちらから本堂に入ります。
皐月は綺羅の思いも知らずすたすたと案内続ける。
そして本堂に着き。
綺麗な所で日本の神社にそっくりだったが、金なのか何なのか分からないもので形作られて祀られているのは綺麗な顔した前に会った月詠様だった。
そして月詠様の御神体の前には一振りの綺麗な白い刀が奉納されていた。
「綺羅様この一振りの刀をお取りくださいませ。」
「え?良いのかい?奉納されているのでは?」
「いいえ。この刀は、刀に認められた者しか抜けないのです。」
「さあ。抜いて頂けますか?」
(んー?皐月さんは僕の事を試しているのか?何か気に食わないな!僕だって小さい頃から剣の修行を爺様に教わりそして刀術、閃流二之太刀流刀術って爺さん言ってたな。先祖から伝わる流一刀流が変化したらしいけどな。)
「分かった!」
そして奉納されている白い刀を両の手で白い刀を手に持ち静かに白い刀を腰紐に差す、そして鯉口を切る。
”カチリ”
封印が解けた音がした。
そして素早く抜刀した。否、抜刀術、《閃薙》だった。
刀を抜いた綺羅は刀身を見ていた。
刃紋が無い、鋒は大切先で、刀身、刃が聖なる光を煌めかせいた。
「ふーん。打刀?太刀だね。僕の使ってた刀に似ている。抜刀は凄くやりやすい、そして何より手に馴染む。」
もう一振りして静かに納刀した。
一部始終見ていた皐月は言葉に表せないぐらいな思いだった。
この柊の社に白い刀が奉納されて誰も刀を抜く事が出来ずにいたのだ、それを初見で抜き、さもや自分の刀のように刀を抜き放つが、皐月の目には何も見えていなかった。
「皐月さん?これで良いのかな?」
「は、は、はい!ご立派で御座いました。私の事は皐月と呼び捨ててください。」
「じゃ!僕の事も呼び捨てにしてよ!」
「滅相も御座いません。神に認められし刀を抜き放つ綺羅様を呼び捨てには出来ません!」
「皐月が良いなら良いけどさ!あっ!この白い刀、僕の物だよね?銘はなんていうの?」
「はい!その刀は。綺羅様の刀になりました。聖龍刀と聞いております。」
「聖龍刀!これからよろしく頼むな!」
綺羅の言葉に微かに光り直ぐに消えた。
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