初恋とストーカー
さくさく進みます!
今回は一話の続き!!僕がストーカーになる前だから少し恥ずかしいな〜〜!
…好きって、わからないものだと思っていたけど、案外わかる。ぐっっと湧き上がる感情は、まるで踊り狂うバレリーナの様に激しく、鼓動は知らぬ間に息も忘れさせるほど早く脈を打つ。
なんだかんだ言っても、やっぱり伝えることは難しい。簡単にわかるのに…。
あぁ、でもわかった!僕はちゃんと男だったみたい。
ホモじゃないし、人間不信でもなかった。
一人で勝手に安心をしてると…
麻子「ね、ちょっと抜け出さない?」
華之伊「…は?」
麻子「いいから〜〜!」
強引に麻子に連れられてしまった。
ー…暫くして公民館から抜け出し、近くの公園に着いた。
麻子「ごめんね、勝手に抜け出しちゃって」
遠慮がちに麻子は言った。
華之伊「別に…別にいいから。」
麻子「…そっか、優しいのね。」
優しくはないと言いたかったのだが、麻子がそれを遮り、
麻子「名前は?ネーム、なんて読むのそれ」
と言った。
華之伊「”しらかわ はなのい”」
麻子「華之伊くんか…凄いね。苗字みたい。」
華之伊「よく言われるよ。でも、慣れた。」
麻子「…読んでいい?」
華之伊「ん、いいよ。」
麻子「…華之伊くん。私の名前も読んでいいよ。あ、きたがわ あさこだからね。」
僕は笑った。
華之伊「はは、流石にわかるよ。…北川さん。」
麻子・華之伊「………。」
多少の時間が流れる。
恥ずかしい。
麻子「…じゃ、私帰る。」
驚いた。
華之伊「え?何で」
麻子「…戻る必要無いし。楽しかったし。じゃあね華之伊くん!」
そうするとスタスタと帰って言った。
太陽に一人照らされたままの僕を置いて。
ふー、恥ずかしいなやっぱり!
三話はストーカーになった僕の話!!
僕にとっては意外だったし驚いたことが…
起こりますよ??
是非見てね!
三話にあなたをご案内する日まで…




