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愛ノ裏  作者: デルタ
2/2

中 加速する愛

葵は京の事を良く知っている

教えてない事まで

そんな葵と京付き合いはじめる

葵の提案で一緒にK県に旅行に行く事になる

時は飛んで夏休み

ピピッ

クラスメイトからメールが来る

「お前秋山と付き合ってるんだって?( ̄  ̄)b」

「は?誰に聴いたの?」

「やっぱりな( ̄ー ̄)気付かないと思ったの?見れば分かるしクラスでも噂だぞ^^;」

クラスで噂だったなんて・・・しかも見ただけで分かるほど・・・

「名前で呼び合うとかおかしいと思ったんだよ、まぁこの夏休みはどこかに連れてってやって御幸せにな(^-^)」

御幸せって、結婚した訳じゃないんだが

そう言えばあいつ、いきなり名前で呼んで来たな・・・

他の生徒は苗字に、ちゃんやらくんで呼ぶのに・・・

「会った時に聞いてみるか」



「なあ」

「ふぇ?」

寝そべりテレビを見ていた葵が振り返りこちらを向く

「どんだけ馴染んでんだよ!お前は俺の兄妹か!」

おもわずツッコんでしまう

まるで日常系アニメだ。

「で、何?」

「別に何でもねぇよ」

「何、言いなよ~」

「うるせぇな!何でもないつってんだろ!」

しまった言い過ぎた。

葵はキョトンとして居たがすぐに微笑み、俺が謝ろうとする前に話し始めた。

「じゃあコッチから話し始めたちゃうもんね」

「なn「夏休みだし2人でどこか行こうよ」

話しの内容に驚きしばらく硬直してしまう。

「どこかってどこだよ・・・って2人で⁈」

「えっと・・・K県」

K県?近くの県だ

それにばあちゃんの家が会った県。

2人で?という質問を無視された事は特に気にせず話を続ける。

「何でK県?」

「行きたいから、貯金ある?」

貯金は余るほどある

「日帰りだろ?別にそんなに金かからないだろ」

「いや、一泊するよ」

「は⁈未成年だけで泊まれるわけ無いだろ」


「予約の時に年齢を聞かれるわけじゃないし、押しかけちゃえば大丈夫」

「強引過ぎるだろ・・・ってもう予約したのか?」

「したよ」

「いつ?」

「来週」

そんないきなり言われても

その行動力はどこから来るのか・・・

「丁度来週だから準備してよね」

「・・・準備って何を?」

「適当にすればいいの、それよりおじさんおばさんは適当に誤魔化しといてね」

・・・まぁ、友達の家に泊まるとでも言っとくか



~一週間後~

「早く早く!電車行っちゃうよ!」

「はぁはぁはぁ・・・」

いつもは遅いのになぜこういう時だけ早いのか・・・

そんなに急かさなくてもまだ電車は行きやしない

「ふぅ、間に合った」

「そんなにギリギリじゃないだろ」


プルルルルルル

『5番線ドアが閉まります、ご注意ください』

ガチャン!

「・・・お前が急かすから朝飯食べて無いんだけど」

「早起きすればよかったじゃない、お腹空いたの?」

「空いた」

「おにぎりあるよ」

「いただこうか」

葵からおにぎりを受け取る

その時の葵の顔は少し笑っていた。

頬張る

と同時に口の中に凶悪な酸性の味が広がり、俺のくちの中を侵食して行く。

そいつはさらに唾液の湧きを加速させ全体に拡散させる。

「ぐっ、こいつは・・・」

「梅干し、嫌いだよね」

「お前・・・分かってて・・・」

「アハハハハッ」

クソ・・・やられたね。

・・・何でこいつは俺が梅干し嫌いなことしってるんだ?


一通り見終わった後。

「行きたい所はこれで全部か?」

「いや、まだだあるけど今日はもうホテルに行っちゃおう」


「予約した秋山です」

「はい秋山様ですね、お待ちしておりました。205号室です」

ホテルの受付の人に鍵を渡される。

ホテルと言ってもそこまで大きくなく4階までしかない。

ガチャ

部屋のドアを開ける。

「あぁ~疲れた」

葵が部屋の中に走りソファに腰を下ろす

「飯はどうする?」

「別にお腹空いてないからいいや」

「そうか・・・じゃあお前大浴場行ってこいよ、たしか今女湯の時間だから」

「京は?」

「部屋の風呂入るよ」

「そぅ、じゃあ行ってくる」と、言い葵が部屋から出る。

俺も風呂に入るか。

・・・・・・・


「ふ~、サッパリ~」と、言いながら葵が部屋に戻ってくる。

「遅かったな」

「京が早いだけじゃないの?」

「そうか?お前が行ってから一時間半経つぞ」

「大きいお風呂だからそれくらい時間かかるでしょ。何で?」

「いや、ちょっと腹減った」

葵は要らないと言ったが、さっきから小腹がすいてる

「なら、おにぎりあるよ」

おにぎりと聞いた途端に、あの嫌な記憶が蘇る。

「そう言えばお前!朝はよくも・・・」

「フフッ、つかまえてごらん」

と言い、葵が逃げる

「あ、待てこら!」

「鬼さんこちら♪」

意外と足が速い。

・・・

「やっと捕まえた!」

「・・・で、どうするの?」

「え?」

「何も考えないで追いかけてたの?」

「・・・」

「ふぅん、じゃあ・・・」

葵の冷んやりとした手が俺の首に回され、甘美な唇が俺に迫る。

・・・・・

「続きは・・・?」



投稿が遅れました

次で終わりですがここまで見てくれた方、見苦しいと思いますがよかったら見てやって下さい

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