金色のスライム
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どのくらい寝ていたか分からないが俺は、軽く食事をし次の階へ降りることにした。
「確か次の階はゴブリンがいるはず……」
ゲームの中では特殊なダンジョンで各階に
一体ずつしかモンスターが配置されておらず
大体100階層で終わっていた記憶がある。
次の階はやはりゴブリンだった。
俺は狙いを定め短剣を投擲する。
「よっしゃ!ヘッドショット!」
頭に短剣が刺さったゴブリンは光となって消えていく。
俺は、次の階へ行き短剣を投擲するという作業を何度か繰り返し今大体30階程度まで降りてきた。
「さてと、どれくらいレベルアップしたかな
ステータスオープン!」
神崎 剣Lv20
HP:300/300
MP:450/450
攻撃力:200
防御力:250
敏捷:350
スキル
剣術Lv2
アイテムボックスLv3
投擲Lv8
火魔法Lv1
ファイヤー
ファイヤボール
「おっ!火魔法覚えてる!!」
ゲームではスキルスクロールを使わないとスキルは習得出来なかったが現実ではレベルが上がると獲得できるという事なのか?……
でも、まぁ考えても意味も無いので次階へ行く事にした、次の階はゴブリンキングのはずだ。
「ファイヤボール!」
俺はゴブリンキングに向けてファイヤボールを撃った。するとゴブリンキングは火に包まれて光となり消えていった。
火魔法を覚え調子に乗った。俺は次々とダンジョンをクリアしていった。
「ファイヤボール!」
「グギャァァァァァァア」
ワイバーンは叫び光となり消えていった。
50階層をクリアし次の階へ行こうとしたが
突然前が見えなくなり俺はその場で倒れてしまった。
「うっ……痛っ…」
何時間ぐらい倒れていたかは分からないが
激しい頭痛に襲われている。
恐らくMP切れを起こしたみたいだ。
俺は各階に休憩室で休むことにした。
しかし、MP切れのせいかそれとも体質のせいか分からないが頭痛が治った後に軽く1時間ぐらい物凄い吐き気と下痢に悩まされた。まぁ正確な時間は分からないが。
調子が良くなった所で俺はステータスを確認する。
神崎 剣 Lv45
HP:600/600
MP:20/450
攻撃力:650
防御力:500
敏捷:600
スキル
アイテムボックスLv7
剣術Lv2
投擲Lv10
火魔法Lv6
ファイヤー
ファイヤボール
フレイム
インフェルノ
飛行魔法Lv1
「飛行魔法使ってみたいな…」
飛行魔法はワイバーンが落としたスクロールから出てきた。使ってみたいがMPがかなり
やばい状況なので回復したら使ってみよう。
確か次の階はボーナスステージで経験値やアイテムが沢山取れた記憶がある。まぁ、倒せば分かるはずだ。
扉を開けた俺はステージの異様さに気づく
「はっ?地面がほぼ金色!?」
と、思ったがよく見たらステージ一面に金色のスライムが敷き詰まっているだけだった。
今MPが少ない俺は仕方なく1匹ずつ短剣で
刺していく。辺り一面に居たスライムは1匹
残らずに倒した。
金色のスライムからドロップした物はスキルスクロールが多くありポーション類なども
多く手に入った。
スクロールは計10個あり勿論全部使った。
マジックポーションは1個消費し11個
回復ポーションは17個アイテムボックスに入っている。
俺はどれくらいレベルアップしたか確認するためステータスを開く。
「えっ?ぶっ壊れてきていないか…?」
アドバイス等ありましたら感想に書いて頂けるとありがたいです。