第9話 スラ子のお泊まり2/3
私。音坂 奏が春一に
メールでスラ子ちゃんの写メを送った後。
私とスラ子ちゃんは、春一のリアクションを想像していた。
「春一さん。喜んでくれてるでしょうか〜」
未だ、送った写メと同じ格好の可愛いスラ子が言う。
「きっと喜んでくれるよ! だってこんなにスラ子ちゃん可愛いんだもの!」
「そうでしょうか〜。照れまス〜」
そう奏に言われると顔を赤くして縮こまるスラ子。
「それで。スラ子ちゃんは、このお泊まりで何がしたい?」
「そうでスね〜。奏さんとお出かけしたり〜。料理したり〜。たっくさん楽しい事をしたいでス〜!」
「うーん。どうしようかな〜」
私は悩む。せっかくのスラ子ちゃんと二人きりの土日休み。良いものにするにはどうしたらいいのかと。
「奏さん! 外に行きましょう! 外ならたっくさん楽しいことがあるはずでス〜よ!」
「外かー。そうだね。そうしようか!」
スラ子ちゃんの提案で明日、外に出かけることにした私達。
そして次の日、とりあえず商店街へと赴いた二人。
「わ〜。人が沢山でス〜」
商店街へと赴いた、二人は、人の多さにびっくりしていた。
「休みだからね〜」
こうしてスラ子ちゃんとのお泊まり会はスタートしたのだった。




