第237話「港町イルガファへの帰宅と、『海竜ケルカトル』の提案」
「「「「「「ただいまー!」」」」」」
僕たちは港町イルガファに戻って来た。
まずは屋敷の前に馬車を停めて、それから門を開けた。
建て付けの悪い門が、ぎぎぎ、と開く音に、なんだか安心する。
本当に、この世界の家に帰ってきたってことを実感してしまう。
今回の旅で、僕たちは色々なものを手に入れた。
いなくなってしまった錬金術師の情報。
『魔法使いと錬金術師が集う町』の情報。
そして『魔王のオーブ』から抜き出した、『竜魔力』。
前の2つのことについては、聖女さまに相談してみよう。
一番重要なのは『竜魔力』だ。
こっちは腕輪状態のシロにあげよう。念のため、『海竜ケルカトル』に立ち会ってもらって。
でも、その前に──
「まずはのんびりしようよ」
「私は荷物を片付けるわ。ナギとみんなはゆっくりしてて」
「アイネはお茶を淹れるの。なぁくんとみんなは休んでいて欲しいの」
「イリスは父に報告してまいります。みなさまはくつろいでいてくださいませ」
「ボクはお風呂をわかすでありますよ。みなさまはあったまってくださいであります」
「……お風呂。お風呂でバ……」
『おやおや貴族娘よ顔が赤いぞ? では我はお風呂場にひそんで、のんびりするといたそう』
「ご主人様権限で1時間の休憩を入れます!」
そういうことにしたのだった。
次の日。
僕は領主家で、イルガファの領主さんと会っていた。
「メテカルの武術大会は中止になったようです。だからもう『魔王欠乏症』は起こらないでしょう」
「ありがとうございます。安心しました」
領主さんは、ほっ、と胸をなでおろした。
僕たちがメテカルに向かってから、『魔王欠乏症』は起きていない。
でも、領主さんはやっぱり心配してたらしい。
いきなり町中で『魔王はいねがー!』『魔王軍はいねがー!』って武器を振り回す人がいたら、安心して生活できないからね。
「こちらからもお伝えしたいことがございます」
領主さんは言った。
「昨日、早馬で届いた情報なのですが……『武術大会』を主催されていたケルヴィス伯爵が行方不明になったそうです」
「北の町ハーミルトの領主もしてる、あの人ですか?」
「はい。正式に発表があり、今は伯爵位を長男のカミルどのが引き継ぐ準備をされているそうです」
「……なるほど」
武術大会がなくなったことで気落ちしたんだろうか。
それで失踪……とか?
まぁいいか。そのうち情報も入ってくるだろう。
「やはり……信頼できる方に、状況を見ていていただくと安心しますな」
しばらくして、領主さんは深々と頭を下げた。
「あなたさまに『メテカル観光ツアー』を差し上げたのは、武術大会がどのようなものか、見て来ていただく意味もあったのです。ご報告をいただいたことで、私も安心してイルガファを治めることができます」
「いえいえ、僕たちも楽しかったですから」
「ぜひ、報酬を差し上げたいですな」
「報酬ですか?」
「はい。あなたさまからの情報には、それだけの価値がございます」
「……うーん」
僕は同席してるイリスの方を見た。
イリスは満足そうにうなずいてる。
と、同時に『真・意識共有』でメッセージが届く。
『いただいてください。報酬も、ツアーの予算に含まれております』、って。
なるほど。
そういうことなら、いいかな。
「それでは、服を仕立てていただけないでしょうか」
僕は言った。
旅の途中、リタがドレス姿の動画を送ってくれたことがあった。
レティシアの屋敷で撮ったもので、動画の中で、リタはすごくかわいいポーズを取ってた。
隣では下着姿のレティシアが、同じポーズをしてたけど。
もちろんあれは永久不滅削除不可動画として保存してある。
その動画を見ていたら、他のみんなのドレス姿も見たくなったんだ。
リタにも借り物じゃなくて、彼女の好みのオーダーメイドのドレスを着せてみたい。
アイネもイリスもカトラスも、もちろん、聖女さまの洞窟にいるセシルもラフィリアも。みんなが着飾ったところを見てみたいと思った。
「服を仕立てる、ですか?」
領主さんは不思議そうな顔をしてる。
「はい。全部で9着です。着用する本人の希望を聞いて、オーダーメイドで。予算的に可能でしょうか?」
「ええ。それくらいなら大丈夫です」
「では、報酬はそれでお願いします。すぐにじゃなくていいです。本人たちを、これから迎えに行きますから」
「わかりました。服飾業者に声をかけておきましょう」
領主さんが立ち上がる。
『メテカル観光ツアー』と情報交換は終わり、僕たちは部屋を出たのだった。
「お、お兄ちゃん。イリスはびっくりしました」
領主家からの帰り道、イリスは僕の手を握って言った。
「父からの報酬なのですから、お兄ちゃんの欲しいものでもよかったのに」
「僕の欲しいものだよ。みんなの着飾った姿を、僕が見たいんだから」
「でも、9着なのですよね?」
「そうだよ」
「ということはお兄ちゃんは、シロさまが今回の『竜魔力』で目覚めるとお考えなのですね」
「だといいんだけど……そうでなくても、シロだけ仲間はずれだと可哀想だからね。いつ生まれてもいいように、準備しておきたいんだ」
「さすがお兄ちゃんです!」
イリスが僕の手を握りしめる。
「では、一休みしたら『海竜の聖地』に参りましょう。そこでシロさまに『竜魔力』を差し上げるのですね?」
「うん。イリスの『竜種覚醒共感』の出番だ」
「承知いたしました!」
めいっぱいの笑顔で、空に向かって拳を突き上げるイリス。
「このイリス=ハフェウメア。『海竜ケルカトル』がどこにいようとも、『海竜の聖地』に呼び出してみせましょう!!」
そうして、その日の夕方。
僕とイリスと卵状態のシロは『海竜の聖地』にやってきていた。
『う、うむ! その「竜魔力」は「天竜ブランシャルカ」どののもので間違いない。異常もない。「天竜の卵」どのが取り込んでも問題なかろう!!』
『海竜ケルカトル』の幻影は、震える声で言った。
ここは『海竜の聖地』の中枢。
いつもの、海と繋がった部屋で、僕とイリスは『海竜ケルカトル』と話をしていた。
イリスの『竜種覚醒共感』なら、遠い海にいる『海竜ケルカトル』とコンタクトできる。
そうして話がしやすいように『幻想空間』で『海竜ケルカトル』の幻影を生み出しているのだった。
「よかったです。シロが食べても問題はないんですね?」
僕はほっと息を吐いた。
「この魔力は錬金術師がいじったらしいので、心配だったんです」
『汚染等はされておらぬ。魔力はただ、アイテムを動かすためだけに使われたようだ』
「ありがとうございます。『海竜ケルカトル』」
『……それはいいのだが』
『海竜ケルカトル』は首を振って、
『お主たちはここで「天竜ブランシャルカ」さまを復活させるのであろう?』
「そうです」「そのつもりです」
『……うむ。ならば我は身を清めなければならぬな!』
『海竜ケルカトル』は巨大な頭をもたげて、宣言した。
『これから30日間の行に入り。まずは北方の冷たい海で──』
「それはもういいですから」「シロさまも、別に気にしておりませんよ」
『気にしてないよー』
『天竜の腕輪』から、シロの声がした。
『シロは、おとーさんとおかーさんが一緒にいてくれれば、それでいいかとー』
「僕は『海竜ケルカトル』に『竜魔力』のチェックをお願いして、ついでに場所を借りたかっただけなんです。シロがもしも孵化するなら、海竜の魔力があるこの場所がいいかな、って」
「『海竜の巫女』として、イリスもそれを願いました」
『……う、うむ。そうか』
まだ悩んでいるみたいだったけど、『海竜ケルカトル』の幻影は、うなずいてくれた。
僕は荷物袋から『竜魔力』を取り出した。
『魔王のオーブ』から抜き出した、綺麗な魔力の結晶体だ。
「『魔王のオーブ』、お前はまだ、そこにいるのか?」
『……おります』
『竜魔力』から声がした。
『魔王のオーブ』の意識体の声だ。
『……魔力は、どうぞ、自由にお使いください。自分は……この結晶体の中で、意識だけを残すことにします……』
『大丈夫だよー』
『天竜の腕輪』の中で、シロは言った。
『シロは魔力だけもらうかと。あなたの意識くらいなら、結晶体の中に残せるかと。あなたはそのまま、おとーさんに色々、アドバイスして欲しいかと!』
『……天竜、さま』
『それじゃ、魔力をもらうよ。おとーさん!』
「わかった。それじゃシロ、やってみて」
僕が『竜魔力』の結晶体を、イリスが『天竜の腕輪』を捧げ持つ。
そうして僕たちは『竜魔力』と『天竜の腕輪』──正確には、その卵の部分を──近づけた。
『おおおおおおおおおおおっ!?』
『海竜ケルカトル』が絶叫した。
『海竜の聖地』に光が満ちた。
本来『天竜ブランシャルカ』のものだった、大いなる魔力。
それが『竜魔力』の結晶体から解き放たれて、『天竜の腕輪』に吸い込まれていく。
『……おお。天竜さまの魔力が……本来の姿に……』
『もぐもぐ。おいしいかとー』
やがて、光が消えていく。
『竜魔力』の結晶体は、縮んで、親指くらいのサイズに。
その魔力をすべて飲み込んだ『天竜の卵』は、小さく鼓動している。
そうして──
ぽんっ!
『おとーさんっ。おかーさんっ!』
フィギュアサイズ (身長約25センチ)のシロが僕に抱きついた。
……って、あれ?
「……シロ。その姿は?」
『えへへー。魔力がちょっと足りなかったかと!』
「もしかして、それはレギィやフィーンと同じ、魔力の身体なの?」
『そーだよ! でも、こうしておとーさんとおかーさんに触れられるよ!』
シロはうれしそうに、僕に頬ずりした。
僕の肩の上で踊って、それからイリスの肩へ飛び移る。
イリスの耳たぶに捕まって、ふにふにのほっぺたにキスして、笑ってる。
『えへへ。うれしいな。うれしいな。おとーさん、おかーさんといっしょだー!』
「この結晶体では、魔力が不足していたのですね……」
『竜魔力』は、今まで僕たちが手に入れた中では、一番濃密な魔力の結晶体だった。
でも、完全じゃなかったんだ。
ということはやっぱり『魔法使いと錬金術師が集う町』に、残りの魔力があるのかな。
『でもねでもね。シロは新しい力を手に入れたよ!』
シロはうれしそうに笑ってる。
『だから、シロは満足かと。おとーさんたち、がんばってくれたから!』
「ありがと、シロ」
『これからもっと、おとーさんの役に立てるよ。うれしいかと!!』
「じゃあ、スキルを見せてもらうね」
『はーい』
僕はシロのスキルウインドウを開いた。
『りふれくたー!』
『しーるど!』のパワーアップバージョン。
スキルや魔法を跳ね返すことができる。
跳ね返すとき、ナギの『能力接触分析』でスキルや魔法の内容を確認することもできる。
『ふらい!』
『れびてーしょん』のパワーアップバージョン。
シロと、シロを連れた仲間たちと一緒に空を飛ぶことができる。
パーティ全員 (9人)。あるいはそれが乗った馬車くらいなら余裕で飛ばせる。
『リトル天竜モード』
『リトルドラゴンゴーレム』と合体し続けたことにより身につけた力。
やわらかゴーレムの『りとごん』は、天竜の幼体にふさわしい姿へと変化させる。
『いくよーっ! りとごん変化!』
「「『────っ!?』」」
僕とイリス、『海竜ケルカトル』の前で『リトルドラゴンゴーレム』の姿が変わっていく。
可愛さ重視の丸っこい姿だったのが、すらりとした神々しい姿に。
翼は文字通り『天竜の翼』そのままに。
二本の角は神々しく、瞳は、生きているように輝いている。
これがシロの仮の姿『リトル天竜モード』か。
『は、はは────っ!』
『海竜ケルカトル』が水面にひれ伏した。
『ま、まさにこれは……生まれたばかりの我が見た「天竜ブランシャルカ」さまの姿! これほど近くで見ることがあろうとは……おお、おおおおおおお!』
「気にしなくていいよー」
『リトル天竜モード』のシロは、翼を振って答える。
「シロはおとーさんとおかーさんたちと、一緒に暮らしたいだけだからー」
「ということは、シロはその姿でずっと起きていられるの?」
「うん。人の姿と『リトル天竜モード』と、楽なほうでいることにするよー」
シロによると、フィギュア姿だと体力と魔力を使うらしい。
だから普段は『リトル天竜モード』でいて、みんなと遊びたいときは人間の姿になるそうだ。
「そっか」
僕は天竜モードのシロを抱っこした。
小さな竜の姿のシロは、うれしそうに笑ってる。
「こうしてくっつけるだけでも、僕はうれしいよ」
「うん。シロもうれしいかと!」
「イリスもうれしいです」
「ありがと。イリスおかーさん!」
「今日は一緒に寝ましょう。シロさま。お兄ちゃんと一緒に」
「うん。3人で寝る──っ!」
シロが笑って、イリスがこっそり不敵な笑みを浮かべる。
というか、いつの間にか僕も一緒に寝ることになってる。やるな、イリス。
『自分は、まだ、存在していられるようです……』
親指サイズの結晶体になった『魔王のオーブ』がつぶやいた。
『竜の魔力が消えて……自分は、魔王に関わるものになりました』
「魔王に関わるものに?」
『そうです。おそらくは……魔王に関わるものを探知する能力を持ったアイテムになった……ようです』
魔王に関わるものを探知するアイテムか。
この世界の魔王というのは、貴族の策略で作られたものばかりだから……それを探知できるようになった、ってことかな。
……うん。貴族や勇者のたくらみを防ぐには、助かるかも。
「わかった。じゃあ『魔王のオーブ』はあとで加工して、いつでも使えるペンダントになってもらうね」
『承知……いたしました。わが主』
そう言って『魔王のオーブ』は眠ってしまった。
これを加工するやり方は……聖女さまに相談してみよう。
「場所を使わせてくれてありがとうございました。『海竜ケルカトル』」
「イリスからも感謝いたします」
「ありがとー。かいりゅー!」
僕とイリス、天竜モードのシロは、『海竜ケルカトル』に頭を下げた。
『海竜ケルカトル』は、水面につっぷしたまま、
『「海竜の勇者」よ……我が末裔よ……』
「はい」「なんでしょう」
『お主らはもう、我の上位者ということでよいのではないだろうか』
いきなりなにを言い出すんですか。『海竜ケルカトル』。
あなた神さまですよね?
『我は……まだ生まれて間もないころ、「天竜ブランシャルカ」が空を舞うのを見た』
『海竜ケルカトル』は遠い目をして、言った。
『海の者たちより「天竜ブランシャルカ」が亡くなったことを聞いたとき、我は悔しかった。この「海竜ケルカトル」は海の竜。地上に関与することは難しい。尊敬する「天竜ブランシャルカ」が亡くなったというのに、我はなにもできなかったのだ……』
「……『海竜ケルカトル』」
「……ご先祖さま」
『だが、お主たちは「天竜ブランシャルカ」を復活させた! 我にできぬことをしたのだ!』
『海竜ケルカトル』が、吠えた。
『「海竜の勇者」と我が末裔が、我を超えた! 長き時を経たものとして、これほどの喜びがあろうか! ならば、お主たちは我の上位者となるべきであろう。これより先は、我は自発的に「港町イルガファ」を守る者となり、お主らに仕えるものとなるのだ……』
「あなたがそんなことをおっしゃるなんて……」
イリスは感極まったようにつぶやいた。
シロも……話はよくわかってないみたいだけど、うれしそうに翼をぱたぱたさせてる。
水際で頭を垂れる『海竜ケルカトル』と、その頭をなでるイリス。
感動的な光景だった。
だけど──
「ひとつ、聞いてもいいですか?」
『なんなりと申せ。我が上位者よ』
「……僕たちをそんなふうに扱うことにしたのは、僕たちとシロにびっくりさせられすぎたから、神としてふるまうのが面倒になった、とかじゃないですよね?」
『…………』
なんで視線を逸らすんですか。『海竜ケルカトル』
「人間の僕たちと、天竜のシロ。僕たちが一緒にいるとき、それぞれ態度を変えるのはけっこう大変だから、いっそのこと僕たちとシロを同じように上位存在として扱っちゃえ、と思ったとか……ないですよね?」
『…………おや、時が来たようだ』
『海竜ケルカトル』の姿が薄れはじめた。
おいこら。神さま。
『我は海の守りへと戻らねばならぬ。ああ、偉大なる「天竜ブランシャルカ」よ。「海竜の勇者」と我が末裔とともに在り、幸せなときを過ごされよ。我は海の向こうで、あなたたちの幸せを祈っております…………』
なんだかかっこいいことを言って──『海竜ケルカトル』の気配は消えた。
『竜種覚醒共感』の接続が切れたみたいだ。
「……もう一回呼び出して、詳しい話を聞きましょうか。お兄ちゃん」
「……やめといてあげようよ」
『海竜ケルカトル』はシロにも、それを抱いてる僕たちにも恐れをなしてるみたいだからね。
「そうですね。来年の『海竜の祭り』まで我慢いたします。そのとき、こっそりシロさまを連れて儀式を執り行いましょう。『海竜ケルカトル』がどんな反応をするか楽しそうです」
「だから、やめといてあげようよ……」
「ちょっとだけでしょう。今まで『海竜の巫女』として、しっかりお仕えしてきたのですから。ね」
イリスはまた、いたずらっぽく笑った。
『海竜の巫女』の運命からは解放されても、海竜にはまだ思うところがあるんだね……。
「でも、お兄ちゃんがそうおっしゃるなら」
「よかった」
「でも、お兄ちゃんがイリスと一緒に眠って、ぎゅ、と抱きしめてくださるなら」
「……言うことちょっと変わってない?」
「だめでしょうか?」
「いいよ。シロとも、約束したからね」
「やくそくー!」
また人型になったシロが、僕の肩の上に座る。
その間『りとごん』はどうしてるのかというと……すごいな、いつの間にか小さくなって『天竜の腕輪』と一体化してる。ずっと使ってるうちに、『りとごん』はシロの一部になってたんだね。
「明日になったら『保養地ミシュリラ』に転移しよう。セシルとラフィリアを迎えに行こうよ」
「はい。聖女さまに改めて、『りとごん』さんをくださったお礼を言いたいでしょう」
「シロもいっしょかとー!」
不完全だけど、シロはめざめた。
領主さんにお願いした服は……フィギュアサイズで作るしかないかな。
レギィとおそろいだ。それもいいよね。
そんなわけで、僕とイリスとシロは、家に戻って──
──その日は盛大に『シロちゃん誕生パーティ (仮)』を開くことにしたのだった。
いつも「チート嫁」をお読みいただき、ありがとうございます!
書籍版第11巻は明日、3月10日発売です。今回は、ほぼ全編、書き下ろしとなっています。
「公式勇者」の出陣式を調べるため、商業都市メテカルに向かうナギたち。
旅の途中で彼らが出会った『魔王軍』とは?
その人物が身にまとう、悪役幹部のような服の秘密とは……?
「なろう版」からルート分岐した「チート嫁」を、ぜひ、読んでみてください!
さらに「チート嫁」audible版3巻の3月20日に発売になります。
約8時間の大ボリュームで、3巻の内容を楽しめます。
通勤・通学のおともに、こちらも聞いてみてください。
さらにさらに、ただいま「チート嫁」コミック版の第1話が、youtubeでボイスコミックとして公開されてます。声優さまの音声つきで、コミック第1話が無料で読めます。
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