表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
周回  作者: Mirya
2/8

さぁ話の続きを再開しよう


私は偶然だとは思わない


彼らが一般人にはありえないような能力を持っているのには理由がある


簡単に、分かりやすく、さらっと説明すると


彼らは周回プレイ者だからだ


(今後必要な知識かは分からないが私たちはお互いに「ホルダー」と呼んでいる)


つまり彼らは似たような人生を何度も繰り返し


そして知識を蓄えている


何のためかは・・・まぁ個人の勝手、ということにしておこう


君たちにも分かる日が来るだろう


分かった時には手遅れということもあるだろうが


そのときは一度全クリしてから彼らのように周回プレイに興じればよい


どう頑張っても1周目では手に入れられないアイテムや武器があるのと同じだ


1周目と2周目の違いは大きい


女性が水着で泳いでいるか


それとも下着で泳いでいるのか


また会社の上司の髪の毛が自毛なのか


それともヅラなのか


それくらい違いは大きい


さて、ここで私は誰なのか気になった人がいるのではないだろうか


ふむ


私はこのシステムの発見者であり開発者


17周クリアして今18周目に興じている


だんだん飽きてきて周回プレイを止めようかななんて思っている


だけど最近見た子の中に面白そうな子がいてね


その子がどうなるのか少し気になってしまったんだよ


だからもう少しだけ、プレイしようかな


あぁそうそう


普通のゲームだとそのシステムがあれば自動的にデータを読み込んで


周回プレイ用のシステム、特典とかがつくよね?


ま、それがデフォなんだから当然のことだ


だけど人生ってのはデフォルトは1週で終りなんだよ


いや、終わりというと語弊があるかもしれない


輪廻転生って言うんだっけ?


何度もこの世で生まれ変わるって考え方だよね


それを考えると終わりではないんだが


人間として転生できるかが分からないだけでね


そこで私は今世の記憶を保持したまま来世に転生したいと考えた


発想も発見も遅かったせいで自分が被検体第一号になってしまったけどね


それも成功したからよしとしよう


とまぁそれからの人生は転生方法の改善に努めた


その甲斐あって現代の地球にはそこそこホルダーがいる


しかし一度転生出来たからといって二度目も出来るとは限らないんだ


何も知らない一般人に比べたら倍は生きられるんだから


その辺は少し調整しないといけないから彼らには少し課題を設けるんだ


その中からいくつかクリアしてもらえれば次の周にいける、と


1週目の人でも私の課題をクリアしてくれれば2週目にいける


なんとかそれ気味の話を戻せたようだ


少し話が長くなってしまったようだ


一度この辺で終わっておこうか

誤字脱字っぽいの発見したら教えてもらえると嬉しいm(_ _)m

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ