俺が行く
「さてと、どうなるか見ものだな。」
すると、前から何かが飛んできた。
「ぐっ、」
「!!」
それは俺の部下、軽間だった。軽間は行く時とは異なり、身体中に弾丸を受けている。早く治さないと命に関わる。そこにちょうど良く、3人の部下が現着した。
「おい、お前ら、こいつ頼む。」
「で、ですが、敵は…」
「安心しろ、俺が倒してくる。」
多分大丈夫だろう。俺は最強の能力「絶対回避」を持っているんだから。
「さっきの奴は確かこの辺に……!!」
そこには三人の男が立っていた。いや、飛んでいた。男たちは軽間にトドメを刺しに来たのだろうか。
まぁ、何にせよ軽間を痛めつけたのはこいつらだ。やることは変わらない。俺は存在感を完全に消し(あんま消えていなかった。)、背後から近寄った。
「!!」
「だ、誰だ貴様!」
(あっ、バレた。)
フツーにバレたが、作戦通りだと言わんばかりに話を進める。
「やっと気づいたのか。あくびが出るぜ。」
「な、何だと…まさか、貴様は…緑色の悪魔か!」
(ん?何それ。まぁ、いいか。)
「あぁ、そうだ。命が惜しければ今なら逃してやる。さぁ、どうする?」
「は、優しいな。どうせ逃してくれるわけがない。」
(う、緑色の悪魔、何者なんだ。くそ、名乗るんじゃなかった…)
「みんな、最後は一緒だ!死ぬ気で行くぞ!」
「「おお!」」
(くっ…)
撤退させるつもりが、逆に敵を活性化させてしまった。一体どうしたものか。
バン!
「うわっ!」
相手が容赦なく打ってきた。が、俺は絶対回避で避けていた。
(ったく、あぶねーな。)
俺は考えた。どうしたら奴らに勝てるだろうか。しかし、何も思いつかなかった。
(俺は基本、相手の攻撃を避け続けられる。時間稼ぎぐらいはできるだろうか。)
そんなことを考えていた俺の前に、部下の一人が降り立った。
次回「早雷」




