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ファーストクリスタル  作者: 音坂波
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組織の力

俺たちに遅れて7人が集まった。一体のマリオネットに対し、9人で挑む。少し卑怯な気もするが、それほど強いのだろう。だが、流石に9人の相手ができるわけもなく、炎で焼かれるわ、刀で斬られるわ…袋叩きになっていた。

「マリオネットが可哀想だぜ。」

アクセルは言った。

「マリオネットって感情あるの?」

「いや、無いよ。」

ちょっとした疑問だ。マリオネットの動力源は何なのだろう。もし、心臓的なものがあるなら、感情もあると思った。


「流石に警戒しすぎたな。」

ボスは言った。おそらく全員が同じことを思った。だが、安全に倒せたのは良いことだと思う。

「しばらくはするのこともないから、ゆっくり休んでくれ。」

そう言ってボスは出て行った。

(今回俺、何もしてないけど…)

休めと言われたので俺は休む。元々フリーターで、休みばっかだった毎日。仕事は飽きやすいのに、休むことは飽きなかったな。などと思いながら、アクセルと共に、部屋へ向かった。




俺は目を閉じ、自身に問いかけた。

「なぁ、緑色。」

「何だ?」

「軽間たちはどうなった?」

「さぁな。俺は知らない。響が知ってるんじゃないか。」

「分かった。ありがとう。」

目を閉じて、精神を集中させると、緑色と会話ができる俺の知らないことがたくさんあるので、便利なのだが、何だか夢にまで出てきそうでちょっと嫌だな…と思う俺だった。

次回「巨人」

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