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短編集  作者: 近藤匠
17/60

告白2

「ねえ、ミホって高橋君と付き合ってるの?」

そう友人のユイが訊いてきた。

「付き合ってねーよ。ただの幼馴染だよ」

「でもミホは高橋君のこと好きでしょ?」

「馬鹿、そんなんじゃねーよ。ガキの頃からの付き合いってだけだ」

「じゃあさ、私、高橋君に告白してもいい?」

とユイが言った。

「本気で言ってんの?」

「うん。」

「もし本気なら、私に許可取る必要ねーだろ」

「ううん。私本当に高橋君が好きだけど、ミホは大事な友達だもん」

「なんだよそれ」

「私が男だったらミホに告白するくらいは好きだよ。それくらい好き。だからミホに嫌われたくないから。でもミホがいいって言うんなら、告白してみるね」

「それは、私が決める問題じゃねえからな。ユイとケンジの問題だ」

「そうだよね。じゃあ私今日告白してみるね」

そう言ってユイは去っていった。


私は本当に馬鹿だ。

そう思いながら、一人で帰宅した。

第3部分の2人の話です。

単発の予定でしたが、なんか話が膨らんだのでもう少し続きます。

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